12月7日は二十四節気の大雪。『暦便覧』には「雪いよいよ降り重ねる折からなればなり」とあり、雪が降り始める頃となりました。松江では一昨日に25℃超の「夏日」が観測されるなど、今年は12月に入っても気温が高い日が続いており、エルニーニョ現象などによる暖冬かと思っていましたが、松江気象台の天気予報では、この週末は日本海側地域に大陸からの寒気が流れ込み、強い北西の季節風によって海上は大しけ、北海道から山陰の山間部では積雪となるとのことで、いよいよ、本格的な冬の到来となりそうです。昨日、小生は車のタイヤを冬用に交換しましたが、花屋の店頭に並んだシクラメンや新聞のクリスマス商戦の折り込みチラシに歳末近しを感じます。ところで、11月定例県議会本会議には、人事委員会勧告に基づく給与改定などの追加議案16件が追加提案され、教員、警察官を含む島根県職員の期末・勤勉手当の支給月数を年4.05月から4.1月に引き上げる条例と補正予算を即決しました。

 

 12月4日、島根県議会11月定例会本会議は一問一答質問(2日目)が行われ、高橋雅彦議員(自民党議員連盟)、角智子議員、山本誉議員(民主県民クラブ)、吉野和彦議員(公明党)、成相安信議員(無会派)の5」人が質疑を行いました。高橋議員は「災害時の電力確保」「木次線の維持存続」について、角議員は「休眠預金の活用」「小学校英語教育」「幼児教育の無償化」などについて、山本議員は「三江線廃止後の対策」「水道法の改正」などについて、吉野議員は「学校の安全対策」「病児・病後児対策」「高齢者の就労支援」などについて、成相議員は「建設発生残土の不適切処理問題」「障がい者のスポーツ振興」「水田農業」などについて、知事、関係部、教育長および警察本部長の見解を質しました。溝口知事は、木次線について「沿線には素晴らしい景観や食材があり、良さを強みとして発信し、利用者が増加するような広報をする必要がある」と述べ、穐葉地域振興部長は「年間14,000人程度の利用者があるトロッコ列車『奥出雲おろち号』は、2020年の車両検査を機に改修の必要があり、関係市町の意向を踏まえた対応をしたい」とし、山口防災部長は避難所の電力確保について「市町村の指定避難所の公立学校で発電機の設置は325校中14校(公民館等は293施設中115施設)で、当面は県が所有している小型発電機を市町村に貸与を検討する」と述べました。松本環境生活部長は休眠預金活用法による資金について「子どもや困難を有する者または地域を支援する民間団体に配分される」とし、リサイクル事業者の不適切な産業廃棄物の保管について「事業者に対し、早期の適正処分を求めるとともに、法令に則り厳しい行政処分を行い、チェック体制を強化したい」と答弁しました。 

 12月3日、島根県議会11月定例会本会議は一問一答質問(1日目)が行われ、池田一議員、加藤勇議員、田中明美(自民党議員連盟)、須山隆議員(公明党)、尾村利成議員(共産党)、吉田雅紀議員(無会派)の6人が質疑を行いました。池田議員は「財源の確保」について、加藤議員は「スポーツの振興」「障がい者雇用」などについて、田中議員は「地方大学・地域産業創生交付金事業」「介護現場の人材確保」などについて、須山議員は「県立高校魅力化ビジョン」「教職員の働き方改革」などについて、尾村議員は「教育問題」「島根原発周辺の災害対策」「松江北道路の建設」などについて、吉田議員は「福祉政策」「ブランディング戦略」などについて、知事、関係部長および教育長の見解を質しました。溝口知事は、島根大学を核とする金属産業の取り組みについて「島根の『たたら』など、長い期間で培った金属産業の技術の蓄積を生かした新しい取り組みが、次世代を切り拓く先端産業として昇華するよう、しっかりと支援する」と述べ、新田教育長は中、高校の部活を支援する外部指導者について「中学校57校107人、高校31校107人で、競技としてはバレー、バスケット、テニス、卓球、剣道が多い」と述べました。犬丸総務部長は島根県の障がい者雇用について「雇用総数は193人で、雇用率は知事部局1.45、病院0.98、教育委員会2.28と法定雇用率を満たしておらず、31年度の採用で6人を確保した」と述べ、吉川健康福祉部長はアドバンス・ケア・プランニングについて「自らの終焉の状況をどうするのかを家族や関係者で話し合いをして共通理解を持つことは大きな意味がある」と答弁しました。