12月4日、島根県議会11月定例会本会議は一問一答質問(2日目)が行われ、高橋雅彦議員(自民党議員連盟)、角智子議員、山本誉議員(民主県民クラブ)、吉野和彦議員(公明党)、成相安信議員(無会派)の5」人が質疑を行いました。高橋議員は「災害時の電力確保」「木次線の維持存続」について、角議員は「休眠預金の活用」「小学校英語教育」「幼児教育の無償化」などについて、山本議員は「三江線廃止後の対策」「水道法の改正」などについて、吉野議員は「学校の安全対策」「病児・病後児対策」「高齢者の就労支援」などについて、成相議員は「建設発生残土の不適切処理問題」「障がい者のスポーツ振興」「水田農業」などについて、知事、関係部、教育長および警察本部長の見解を質しました。溝口知事は、木次線について「沿線には素晴らしい景観や食材があり、良さを強みとして発信し、利用者が増加するような広報をする必要がある」と述べ、穐葉地域振興部長は「年間14,000人程度の利用者があるトロッコ列車『奥出雲おろち号』は、2020年の車両検査を機に改修の必要があり、関係市町の意向を踏まえた対応をしたい」とし、山口防災部長は避難所の電力確保について「市町村の指定避難所の公立学校で発電機の設置は325校中14校(公民館等は293施設中115施設)で、当面は県が所有している小型発電機を市町村に貸与を検討する」と述べました。松本環境生活部長は休眠預金活用法による資金について「子どもや困難を有する者または地域を支援する民間団体に配分される」とし、リサイクル事業者の不適切な産業廃棄物の保管について「事業者に対し、早期の適正処分を求めるとともに、法令に則り厳しい行政処分を行い、チェック体制を強化したい」と答弁しました。