1月15日、松江市内で島根県中小企業団体中央会(杉谷雅祥会長)の平成31年新年賀会が開催され、県内の商工事業団体の代表が参加しました。杉谷会長は「米中の経済摩擦や深刻な人手不足など必ずしも先行きが明るいとは言えない状況下だが、働き方改革に対応するAIIotなどを活用した取り組みによって、県内企業がたくましく事業活動を継続できるよう力を尽くす」と挨拶し、溝口知事が「県としては業界の皆さんの意見を良く聞いて、適切な支援を講じていく」と述べ、日本銀行松江支店の花尻哲郎支店長は「日本経済は緩やかな回復基調にあるものの、少子高齢化が進行する島根県の事業者にとっては『省力化』に結びつくイノベーションへの取り組みが必要と考えている」などと挨拶しました。ところで、大相撲田子ノ浦部屋の横綱稀勢の里の引退が必至の情勢になりました。稀勢の里は2年前の初場所で初優勝を果たして場所後に横綱に昇進し、横綱として初めて臨んだ、翌大阪場所では、13日目の横綱日馬富士との取り組みで負傷しましたが、大関照ノ富士を本割り、優勝決定戦、ともに下して新横綱として史上8人目となる優勝を決めました。しかし、上腕筋断裂という大けがをおして本場所に臨んだツケは大きく、かつての横綱貴ノ花がそうであったように、関取生命が尽きてしまったことは残念でなりません。

 
 1月14日は「成人の日」。祝日法に「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます」とあり、各地域で、かつての小正月の元服式の行事に倣って、成人式が行われます。今年、新成人を迎える人は平成10年(1998)4月2日~平成11年(1999)4月1日生まれの人で、全国では約125万人と推定され、出雲市では1,852人とのことです。出雲市では、1月13日の午前8時30分から出雲ドームでの消防出初式に続いて、午前11時から島根県立浜山公園のカミアリーナで出雲市成人式が行われ、新成人1400名余が出席しました。式典は観覧席から1000人を超す家族や親族などが見守る中で、長岡市長が「、生まれ育った出雲に誇りを持ち、常に社会の一員という意識を忘れずに、希望を持って行動してください」と式辞を述べ、新成人代表の音大でチェロ演奏を学ぶ亀瀧和音さんと消防レスキューとして勤務する嘉藤凌也さんがスピーチを行い、出雲観光大使をつとめるボーカルグループの「えくすと」がミニライブを行いました。新成人の皆さんには1日1日を大切にして、洋々たる人生行路を、悔いなく精一杯生き抜いてほしいと思います。

 上京中の小生は、1月8日午前に隠岐の島町蔵田の海岸に北朝鮮籍と見られる木造漁船が漂着し、乗組員の男性4人が隠岐の島警察署に保護されたことをスマホの配信ニュースで知りました。韓国海軍駆逐艦による日本のEEZ内でレーダー照射や北朝鮮漁船の大和堆での違法操業が伝わる中での事案であるにもかかわらず、全国紙朝刊にはベタ記事の掲載さえもなく、日本海で相次いでいる事案に対する関心の程度を改めて感じ極めて残念に感じました。一方、自民党島根県支部連合会の選挙対策委員会が同日、東京都内のホテルで開催され、立候補に意欲のある丸山達也、大庭誠司、島田二郎の3人の所信を聴取した後、竹下亘会長は今春の県知事選挙の推薦候補者を大庭さんとする方針を示しました。「候補者を国会議員の意向で決めることは絶対にない」としていた会長の言葉に驚くと同時に、結論についての異論に対する竹下会長は、「県連の分裂を回避するためにあらゆる努力を尽くす」とされましたが、前後して、自らの食道がんによる入院治療が公表され、言葉とは裏腹に、組織的な先行きは不透明の状況です。県民の皆さんにとって知事選候補者に関わることはローカルであっても大きな関心事で、県民向けには詳しくマスコミ報道されていますが、島根県にかかわる全国メディアの報道は竹下先生の病気療養で、候補の選考過程の不明朗さは混乱必至で、無責任というほかありません。