1月22日、出雲市で計画されている宍道湖西岸地区の国営緊急農地整備事業にかかる区割設計説明会が開催され、事業区域内の農家代表や島根県、出雲市、JAなどの担当者が出席しました。宍道湖西岸地区の土地改良事業は、平成30年度に国の事業として採択・着手され、この日は、平成31年度に予定される換地計画の立案と農地集積の方向について農林水産省中国四国農政局宍道湖西岸農地整備事業所から説明を受けるもので、井事業所長からは、CG画面などを使って事業全体のスケジュールや区割設計の基本方針、地元要望への対応、優良事例地区の紹介などが示され、のち、意見交換しました。参加者からは、事業区域外からの雨水処理や圃場の管理農道整備、AIやIotを活用したスマート農業の実践などについて意見があり、今後は、1月27日から2月24日まで11回の集落説明会を経て、土地改良事業の要諦となる換地計画の策定に着手されるとのことです。

  1月20日は二十四節気の「大寒」。『暦便覧』に「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」とあり、1年で最も寒い頃とされています。この頃は寒く、なかなか鶏が卵を産まないため、卵は貴重でかつ栄養価が高いとされ、風邪の予防や金運、健康運に良いと言われていますから、卵料理をおすすめします。前日の19日は山内道雄前海士町長の叙勲祝賀会で隠岐に滞在しましたが、気温は10℃を超え、今年の大寒は春を思わせる陽気でした。広島市のグリーンアリーナ周辺で開催される『島根ふるさとフェア』も天候に恵まれてたくさんの人出があったと聞いていますが、平和記念公園前をスタート・ゴールとする第24回全国都道府県対抗男子駅伝は、福島県が2時間19分43秒で東北勢として初めて優勝しました。2位は群馬県で、島根県は2時間25分48秒の40位、中国地方は広島が4位、岡山20位、山口24位、鳥取38位でした。先週の女子駅伝では最下位に沈んだことを思えば良しとしたいところですが、「走り」はスポーツの原点とも言える分野であり、代表選手の区間記録を区間賞タイムと比べると、各区間で1分から2分の遅れがありますから、ジュニアからシニアまで、全体的な底上げが必要だと感じました。  

 

 

 阪神・淡路大震災が発生したのは平成7年の1月17日の早朝で、今年は25回忌にあたります。兵庫県淡路島北部を震源とするマグニチュード7.3(震度7)の都市直下型地震は、兵庫県を中心に大阪、京都の近畿圏一帯で、死者6,434人、行方不明者3人、負傷者43,792人、住宅の損壊約64万棟のほか道路の不通7,245箇所や鉄道、電気、水道、ガス、電話など、ライフラインを含む被害総額が約10兆円超の甚大な災害となりました。日本では大正12年9月1日の関東大震災による火災で約10万人が死傷したことを機に都市計画や建築にかかわる法令の整備が本格化し、昭和56年には宮城県沖地震の被害を踏まえて建築基準法が大幅改正され、ビルやマンションなどの耐震基準が強化され、のち、木造建築にも適用されました。阪神・淡路大震災ではライフラインが寸断されて機能不全となり、社会インフラの災害や事故の復旧が都市災害の現実的課題となったことが浮き彫りになりました。また、全国から多くの人たちが避難所や仮設住宅で生活する被災者の支援に訪れたことが(小生も平田水産の買請人グループで、何度か神戸市に出かけ、焼サバやおでんなどを提供するテント村を開設しました)ボランティア活動を支援するNPO法の制定につながったと思います。自然災害から逃れることはできませんが、被災を最小限にとどめるための『備え』が防災で、震災の日を「『公』『共』『私』の役割分担による危機管理に思いをいたす日」にしたいものです。