1月15日、松江市内で島根県中小企業団体中央会(杉谷雅祥会長)の平成31年新年賀会が開催され、県内の商工事業団体の代表が参加しました。杉谷会長は「米中の経済摩擦や深刻な人手不足など必ずしも先行きが明るいとは言えない状況下だが、働き方改革に対応するAIIotなどを活用した取り組みによって、県内企業がたくましく事業活動を継続できるよう力を尽くす」と挨拶し、溝口知事が「県としては業界の皆さんの意見を良く聞いて、適切な支援を講じていく」と述べ、日本銀行松江支店の花尻哲郎支店長は「日本経済は緩やかな回復基調にあるものの、少子高齢化が進行する島根県の事業者にとっては『省力化』に結びつくイノベーションへの取り組みが必要と考えている」などと挨拶しました。ところで、大相撲田子ノ浦部屋の横綱稀勢の里の引退が必至の情勢になりました。稀勢の里は2年前の初場所で初優勝を果たして場所後に横綱に昇進し、横綱として初めて臨んだ、翌大阪場所では、13日目の横綱日馬富士との取り組みで負傷しましたが、大関照ノ富士を本割り、優勝決定戦、ともに下して新横綱として史上8人目となる優勝を決めました。しかし、上腕筋断裂という大けがをおして本場所に臨んだツケは大きく、かつての横綱貴ノ花がそうであったように、関取生命が尽きてしまったことは残念でなりません。