韓国の文喜相国会議長は慰安婦問題で天皇陛下の謝罪を求め、元朝鮮女子勤労挺身隊員や元徴用工が戦中の補償を求めた訴訟の判決を受けて、日本企業の資産が次々に差し押さえされています。日本政府は1965年の日韓請求権協定で韓国統治時の賠償に関する問題は「完全かつ最終的に解決した」としていますが、韓国の文在寅大統領は「日本政府は謙虚な立場を持たねばならない」と主張するなど、収まる兆しはありません。韓国では慰安婦や徴用工を支援する団体が国際社会に様々なアピールを始めており、日本政府が「韓国の条約違反は明らかで、国際社会の常識に照らしても理解されるはずがない」との認識でタカをくくっていると、「嘘も百回」の諺の通り、抜き差しならぬ事態になることは、慰安婦や南京虐殺の事例に明らかです。日本政府の対応は、その都度、「相手国に対する抗議」に終始していますが、日本国籍を有する私人、法人が、韓国の国際違法行為によって損害を被っている事実を、きちんと国際社会に分かる形で示し、国際法上の権限である外交的保護権を行使すべきです。竹島をめぐる政府の姿勢に至っては、「コメントする気にもなりません」が、明らかな条約違反に対し、国際法で認められている対抗措置すら執る気配も感じられない政府、与党の外交姿勢にはあきれるばかりです。
3月24日、大相撲春場所の千秋楽は横綱白鵬が42回目の優勝を果たし、島根県出身力士の隠岐の海も勝ち越しました。白鵬の優勝はすべて平成の御代でのもので、全勝15回と合わせ「不滅の大記録」ですが、鶴竜との一番で右上腕の筋肉を負傷し、貴乃花や稀勢の里の例もあり、今後の土俵人生が心配です。春場所では、関脇貴景勝が2桁勝利を挙げて大関昇進を確実にし、新しい御代での若手の躍進を予感させています。千秋楽の大関栃ノ心との取り組みでは、周囲の心配をものともせず、頭で当たって鋭い突き押しで土俵下へ大関をはね飛ばしました。上背がなく、必ずしも恵まれた体型でない分を豊富な稽古量で克服したと言われており、大関の地位に満足することなく、横綱を目指して頑張ってほしいものです。
3月23日、出雲市立塩津小学校(井上睦子校長)の閉校式が執り行われ、出雲市の教育行政関係者や学校とかかわりの深い地域住民の代表など110余名が出席しました。出雲市立塩津小学校は明治8年3月に設立され、昭和29年に北浜村立塩津小学校として独立校となり、昭和37年には在校児童が127名を記録しましたが漸減し、昭和59年に50名を割り、平成10年以降は10人台で推移しましたが、30年度末の在籍児童が3名となるに及んで、隣接する出雲市立北浜小学校への統合が選択されました。真っ青な日本海が一望でき、晴れた日には隠岐諸島を目の当たりにできる小高い丘の上に建つ校舎は、映画「白い船」の舞台となり、地域住民とともに取り組む「神楽」の伝承など、地域密着の小規模校ならではの教育実践は県内外で高い評価を受けてきました。閉校式で挨拶した出雲市の長岡市長は「144年の歴史を刻み、1200人を超える卒業生を輩出した学校の閉校は残念だ。」と述べ、井上校長は「閉校が決まってからの1年は『ありがとう塩津小学校』との意識で、地域の皆さんとの実践活動に取り組んだ。」とし、卒業生3名を含む在籍児童6名が「この1年は、何気なく過ごしている日常が普通ではないことを知る機会となった。大人になった時に、塩津小での日々を、自分の子どもに伝えて行きたい。」と結びました。式典終了後の記念行事では、144年の歩みがスライドで紹介され、神楽の上演が行われたほか、「さよならパーティ」とする交歓会も開催されました。