6月22日は二十四節気の夏至。『暦便覧』には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」とあり、一年で最も日が長い時期ですが、今年の山陰は雨が少なく、水不足が心配です。出雲市佐田町の八雲風穴では「風穴開き」が行われました。岩肌から冷気噴き出す天然の冷蔵庫は、明治時代から農林産物の貯蔵庫として活用されてきましたが、現在はパワースポットとして年間2万人が訪れる観光地となっており、地元の朝原地区の住民で組織するNPO法人風太郎が一帯を管理しています。生憎の小雨模様ではありましたが、浄土真宗西本願寺派の清涼山福泉坊の藤井哲眞住職が安全祈願を行い、出雲市の藤河副市長などが焼香しました。この日は、野村律夫島根大学名誉教授による記念講演があり、冷風の噴き出す仕組みなどが詳しく解説され、参加者は「風穴のラドン濃度は極めて高く、抗酸化作用によって来た人を元気にする効果があり、地域の宝として、永く後世に伝えてほしい」とする講話を興味深く聴講しました。今年の八雲風穴の一般公開は8月31日まで毎日午前9時から午後5時まで行われます。(入場料は大人200円・小人100円で、軽食や特産品の販売所もあります。)

 

 6月21日、島根県議会6月定例会は本会議が開催され、一問一答質問(3日目)が行われました。この日は加藤勇議員(自民党議員連盟)、角智子議員(県議会自民党)成相安信議員、坪内涼二議員(無会派)の4人が質疑を行いました。加藤議員は「高速道路料金の低廉化と産業振興」について、角議員は「医療勤務環境改善センター」「介護人材の確保」「成年後見人制度」「島根を支える人づくり」などについて、成相議員は「知事の政治姿勢」「農政の方向性」」などについて、坪内議員は「多子世帯への支援」「江の川流域の整備」などについて、知事や関係部局長の見解を質しました。丸山知事は、高速道路料金について「高速道路料金の無償化は整備財源の不足につながる恐れがあり、山陰道整備の進捗を求める本県の現状では関係機関に求める考えはない」と述べ、真田土木部長は江の川の改修について「本川の改良は30年間で堤防改良19箇所、家屋の嵩上げ46箇所が計画されており、昨年の災害復旧は査定を終え、55箇所中46箇所が発注されている」とし、吉川健康福祉部長は市民成年後見人について「本県の市民後見人研修終了者は402人で、196人が候補者に登載され、16人が就任している」と答弁しました。

 

 6月20日、島根県議会6月定例会は本会議が開催され、一問一答質問(2日目)が行われました。この日は池田一議員、福井竜夫議員(自民党議員連盟)、内藤芳秀議員、川上大議員(県議会自民党)の4人が質疑を行いました。池田議員は「基盤整備の重要性」について、福井議員は「道路整備」「信号交差点の標識設置」「医療費の無料化」などについて、内藤議員は「農業次世代人材投資」「ドローンの普及」などについて、川上議員は「教育の充実」「スポーツの振興」などについて、知事や関係部局長、教育長および警察本部長の見解を質しました。丸山知事は、国土強靱化について「国の安全・安心に関わる緊急3カ年事業に呼応して、島根県では山陰道整備や基幹的道路整備に予算を重点配分している」と述べ、犬丸総務部長は、子どもの医療費の無料化について「現行制度の対象を小学校6年生まで延長すると320,000千円、中学3年生までだと430,000千円の財源が必要と見込んでいる」、私学運営費補助については「平成31年度は生徒一人あたり島根県は338,525円、鳥取県は467,879円となっている」、真田土木部長は交差点名の表示について「交通量の多い交差点について、丁寧で分かりやすい標識設置を心がけたい」と答弁しました。