6月21日、島根県議会6月定例会は本会議が開催され、一問一答質問(3日目)が行われました。この日は加藤勇議員(自民党議員連盟)、角智子議員(県議会自民党)成相安信議員、坪内涼二議員(無会派)の4人が質疑を行いました。加藤議員は「高速道路料金の低廉化と産業振興」について、角議員は「医療勤務環境改善センター」「介護人材の確保」「成年後見人制度」「島根を支える人づくり」などについて、成相議員は「知事の政治姿勢」「農政の方向性」」などについて、坪内議員は「多子世帯への支援」「江の川流域の整備」などについて、知事や関係部局長の見解を質しました。丸山知事は、高速道路料金について「高速道路料金の無償化は整備財源の不足につながる恐れがあり、山陰道整備の進捗を求める本県の現状では関係機関に求める考えはない」と述べ、真田土木部長は江の川の改修について「本川の改良は30年間で堤防改良19箇所、家屋の嵩上げ46箇所が計画されており、昨年の災害復旧は査定を終え、55箇所中46箇所が発注されている」とし、吉川健康福祉部長は市民成年後見人について「本県の市民後見人研修終了者は402人で、196人が候補者に登載され、16人が就任している」と答弁しました。