島根を舞台にした「白い船」「うん何」「RAILWAYS」「渾身」「たたら侍」「ぼくに会いたかった」に続く錦織良成監督の新作映画「高津川」の完成試写会が、6月27日、Tジョイ出雲で開催されました。今回の作品は、日本一の清流と言われる高津川流域の益田市や津和野、吉賀両町を舞台に製作されたもので、小学校の閉校を前に過疎に向き合う地場産業や石見神楽などの継承に奔走する人間模様が描かれています。上映後に挨拶した錦織監督は「一級河川としてはダムが一つも無い日本一の清流である高津川流域で生きる人々の日常の営みを描きました。目の前にある自然や日々がどれだけ貴重で価値があるのかを、住んでいる人に感じていただきたいと思っています。」と述べ、㈱Goenの安川プロデューサーは、国際映画祭にエントリーし、秋から冬にかけて全国公開したいとしました。視聴後、とてもさわやかな気持ちになる秀作で、多くの人たちに見ていただきたいものです。
6月25日、島根県議会6月定例会は総務、文教厚生、農水商工、建設環境の4常任委員会が開催されました。文教厚生委員会(田中明美委員長)では、島根県手数料条例の一部を改正する条例と平成30年度島根県一般会計補正予算(第9号)などの専決3件、「LINEによるいじめ相談窓口の開設」と「精神障害者の交通運賃割引」に関わる陳情2件の審査と教育委員会および健康福祉部、病院局に関わる所管事項調査が行われました。教育委員会からは「公立学校の県外入学者の推移」「日本遺産の認定」「特別展『出雲と大和』の開催」「文化財の指定」などの報告があり、本年、東京、大阪、名古屋、福岡で開催する「地域みらい留学説明会」には、県内15校を含む30校が参加し、昨年の1,173人を大幅に上回る2,500人の来場を見込むとのことでした。健康福祉部では「第4次島根県たばこ対策指針」「障がい就労施設からの物品調達」「合計特殊出生率」「小児がんとAYA世代がんの患者、家族の実態調査結果」「ひとり親家庭の実態調査結果」「こどもの生活に関する実態調査」「ひきこもりに関する実態調査」などの報告があり、子どもの貧困とひきこもりについては原因究明と適切な対策立案のために詳細な調査の実施が要望されました。また、今期の文教厚委員会で重点的に取り組む調査テーマを「高齢者が健康で生きがいを持って活動できる島根」とすることが決まりました。
6月24日、島根県議会6月定例会は本会議が開催され、6月6日の本会議で上程された令和元年度島根県一般会計補正予算(第1号)など14議案と6月15日までに受理された陳情、請願5件を所管常任委員会に付託しました。また、丸山知事が掲げる島根創生計画の内容と財政見通しなどについて議論するために地方創生・行財政改革調査特別委員会を、人口減少が著しい中山間地域と離島の振興施策を議論するために中山間地域・離島振興特別委員会の2つの特別委員会の設置が議決されました。本会議後に開催された特別委員会で正副委員長の互選が行われ、地方創生・行財政改革調査特別委員会の委員長に大屋俊弘議員(自民党議員連盟;浜田選挙区・当選6回)、副委員長に山根成二議員 (自民党議員連盟;雲南飯石選挙区・当選3回)と角智子議員(民主県民クラブ;松江選挙区・当選4回)が、中山間地域・離島振興特別委員会は委員長に園山繁議員(自民党議員連盟;出雲選挙区・当選5回)、副委員長に加藤勇議員(自民党議員連盟;松江選挙区・当選3回)と平谷昭議員(民主県民クラブ;益田選挙区・当選3回)が、それぞれ選出されました。