8月25日、島根県立浜山体育館(カミアリーナ)で剣道の第74回国民体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)中国地区ブロック予選が行われ、少年男子、少年女子、成年女子の3パートで、総当たりのリーグ戦の優勝チームに与えられる国体出場権をかけた戦いが繰り広げられました。通常、剣道の団体試合は定められた試合時間で勝敗が決しない場合は引き分けとしますが、国体は制限時間内で勝負がつかない場合は勝負が決するまで時間無制限の延長戦を行うこととされ、チーム戦の駆け引きよりも「個の力」が必要で、白熱した紙一重の勝負は、試合時間が20分を超え、『水入り』となるケースもありました。試合は、成年女子で世界選手権代表選手2人を擁する岡山県、少年女子でも今年の中国高校選手権大会を制した西大寺高校主体の岡山県がともに全勝しました。少年男子は今年の中国高校選手権大会を制した大社高校主体の島根県が大将加藤大征選手の活躍もあって全勝し、9月28日から茨城県で開催される本大会出場を決めました。いきいき茨城ゆめ国体の剣道競技は筑西市の下館総合体育館で9月29日から3日間の予定で、少年男子と各県代表となっている成年男子の2パートに出場する島根県選手団の活躍を期待します。  

8月23日は二十四節気の「処暑」。『暦便覧』に「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」とあるように、朝夕の風は涼しさがあり、田圃の稲穂が色づき始め、夏の終わりとどことなく秋の気配を感じる頃となりました。子どもたちの夏休みが終わり、多くの学校で2学期が始まります。ところで、昨日、韓国政府は「日本が一方的に韓国を輸出優遇国から除外したことは、安保協力の根幹を揺がすものだ」として、日韓の軍事情報包括保護協定「GSOMIA」を破棄すると発表しました。この決定は、北朝鮮の核開発を抑止し、朝鮮半島の非核化を図り、日米韓3カ国の安保協力によって東アジアの安全保障を構築するという防衛戦略に大きな齟齬を生じさせる恐れがあり、「ここまで感情的な判断をするのか」と、驚きを禁じ得ないものです。一昨日、北京で行われた河野外相と康京和外相の会談で、「両外相はGSOMIAの必要性について言及した」との報道がされていただけに、「殿のご乱心を諫める重臣の出現」がなければ、国家の孤立と威信低下が加速し、遠からず政権崩壊と半島情勢の混迷は必至と見えます。

 

 8月20日、島根県議会の中山間地域・離島振興特別委員会(園山繁委員長)は、中山間地域の産業振興や地域活動に取り組む法人や団体の代表者を参考人として招致し、意見聴取を行いました。この日の委員会には、雲南市で水稲や有機野菜の栽培に取り組む「農事組合法人すがや(錦織満代表理事組合長)」、川本町で島根林業魅力プログラムに参画する「邑智郡森林組合(大石良典代表理事組合長)」、江津市で定置漁業に取り組む「真和漁業生産組合(福島清喜組合長理事)」、雲南市で特産品の開発や水道、バス事業に取り組む「㈱吉田ふるさと村(高岡裕司代表取締役)」、秀逸な雇用環境が評価されている雲南市の金属加工業の「協栄金属工業㈱(小山久紀代表取締役)」、飯南町で買い物支援や見守り活動に取り組む「わっしょい!志々会(山下潔会長)」、美郷町で有償移送サービスに取り組む「此之宮連合自治会(上田賢逸会長」の7団体の代表が出席し、取り組みの状況や実績、課題などについて意見陳述しました。意見交換では、すがやの錦織組合長はOEMによる商品開発が収益向上に寄与したことや協栄金属工業の小山社長からは障がい者雇用が社風を一変させ、離職者ゼロの高収益企業となったことなどが詳しく述べられました。