8月25日、島根県立浜山体育館(カミアリーナ)で剣道の第74回国民体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)中国地区ブロック予選が行われ、少年男子、少年女子、成年女子の3パートで、総当たりのリーグ戦の優勝チームに与えられる国体出場権をかけた戦いが繰り広げられました。通常、剣道の団体試合は定められた試合時間で勝敗が決しない場合は引き分けとしますが、国体は制限時間内で勝負がつかない場合は勝負が決するまで時間無制限の延長戦を行うこととされ、チーム戦の駆け引きよりも「個の力」が必要で、白熱した紙一重の勝負は、試合時間が20分を超え、『水入り』となるケースもありました。試合は、成年女子で世界選手権代表選手2人を擁する岡山県、少年女子でも今年の中国高校選手権大会を制した西大寺高校主体の岡山県がともに全勝しました。少年男子は今年の中国高校選手権大会を制した大社高校主体の島根県が大将加藤大征選手の活躍もあって全勝し、9月28日から茨城県で開催される本大会出場を決めました。いきいき茨城ゆめ国体の剣道競技は筑西市の下館総合体育館で9月29日から3日間の予定で、少年男子と各県代表となっている成年男子の2パートに出場する島根県選手団の活躍を期待します。