8月20日、島根県議会の中山間地域・離島振興特別委員会(園山繁委員長)は、中山間地域の産業振興や地域活動に取り組む法人や団体の代表者を参考人として招致し、意見聴取を行いました。この日の委員会には、雲南市で水稲や有機野菜の栽培に取り組む「農事組合法人すがや(錦織満代表理事組合長)」、川本町で島根林業魅力プログラムに参画する「邑智郡森林組合(大石良典代表理事組合長)」、江津市で定置漁業に取り組む「真和漁業生産組合(福島清喜組合長理事)」、雲南市で特産品の開発や水道、バス事業に取り組む「㈱吉田ふるさと村(高岡裕司代表取締役)」、秀逸な雇用環境が評価されている雲南市の金属加工業の「協栄金属工業㈱(小山久紀代表取締役)」、飯南町で買い物支援や見守り活動に取り組む「わっしょい!志々会(山下潔会長)」、美郷町で有償移送サービスに取り組む「此之宮連合自治会(上田賢逸会長」の7団体の代表が出席し、取り組みの状況や実績、課題などについて意見陳述しました。意見交換では、すがやの錦織組合長はOEMによる商品開発が収益向上に寄与したことや協栄金属工業の小山社長からは障がい者雇用が社風を一変させ、離職者ゼロの高収益企業となったことなどが詳しく述べられました。