10月1日、出雲市平田町で「病後児保育施設・放課後児童クラブ」の起工式・安全祈願祭が執り行われました。子どもが成長する過程で急な発熱や感染症の罹患は避けて通れませんが、就労中の保護者に代わって病気の子を一時預かりしてくれるのが「病児保育」あるいは「病後児保育」と言われる施設です。子どもが急な発熱で保育所から就労場所に『お迎え』の連絡があった時、両親がともに会議や打ち合わせ、現場の作業などがあった場合には実家の両親や親せき、友人、知人の助けを借りることは珍しいことではありません。厚生労働省は働き方改革の一環として「乳幼児健康支援一時預かり事業」として市町村に対し、病後児保育施設の設置を奨励しており、出雲市は社会福祉法人平田保育会に令和元年9月定例市議会で施設整備の支援を提案し、議決されました。今回、計画の施設は、出雲市平田町にある平田保育所の南側の敷地約400㎡に療養中の乳幼児に対応できる一時預かり施設の「病後児保育所(9人)」と、小学校や幼稚園に通う児童の放課後や休業中の一時預かりを行う施設の「放課後児童クラブ(40人)」を合築するもので、令和2年4月1日の開設が予定されています。
9月30日、島根県議会9月定例会は決算特別委員会の分科会が開催され常任委員会の所管事項別に設置された4つの分科会で平成30年度の決算審査が行われました。第3分科会(主査;田中明美議員)では、病院局、健康福祉部、教育委員会の一般会計と特別会計の関係分について平成30年度の主要な施策の実施説明書と政策評価調書に基づいて詳しい説明を受け、質疑を行いました。主たる質疑では、病院局で「収支改善の方策と手法」「診療科別の収支状況」「がんの患者登録」「診療制限による遺失利益」「院内保育所の損失補填」などについてあり、平成25年度から6年連続となる資金収支の赤字を計上した中央病院の経営状況に対して厳しい指摘がありました。健康福祉部では「健康寿命延伸の取り組み」「子どもの貧困の支援」「『まめネット』の稼働状況」「予防接種(定期接種)の状況」「がん拠点病院の5年生存率の状況」などについて、教育委員会で「学校図書館の活用状況」「少人数学級や教職員の加配効果」「学力定着の取り組み効果」「教育魅力化やふるさと学習の実践状況」などについてあり、多くの事項について次回審査(10月28日)までに詳しい資料の提出が求められました。
日本各地で開催中のラグビーのW杯は9月28日に静岡で行われた1次リーグA組で、日本が優勝候補のアイルランドを19-12で下しました。4年前の英国大会で南アフリカを撃破して世界中に衝撃を与えたサクラジャパンは、今回、北半球最強のアイルランドを倒し、9月29日の新聞の1面はすべて「大金星」「番狂わせ」「衝撃」の文字で埋まりました。過去、10戦10敗で、英国のブックメーカーの掛率10倍とされた対戦は「誰も接戦になるとは思っていないし、日本が勝つと思っていない。でも、俺たちはこの試合に勝つために十分な準備をして来たんだ!」というフィフティーンの強い思いが伝わるものでした。ノーサイドの直後、実況アナは「もう番狂わせとは言わせない」と叫びましたが、その翌日、カタールのドーハで開催されている陸上競技の世界選手権男子50キロ競歩で鈴木雄介選手が金メダルを獲得する嬉しい映像を目にしました。日中の気温は42、3度で、夜でも30度を超え、湿度は90%が達する状況は「サウナの中でのレースのよう」と形容される過酷な条件下でも世界記録保持者としての実力を発揮したのは立派です。鈴木選手は故障や強化費の不正申請で資格停止処分を受けるなど選手生命の危機を乗り越えて掴んだ栄光で、バドミントンの桃田選手同様、地獄から這い上がった強さを来年の東京でもう一度見せていただきたいものです。