10月1日、出雲市平田町で「病後児保育施設・放課後児童クラブ」の起工式・安全祈願祭が執り行われました。子どもが成長する過程で急な発熱や感染症の罹患は避けて通れませんが、就労中の保護者に代わって病気の子を一時預かりしてくれるのが「病児保育」あるいは「病後児保育」と言われる施設です。子どもが急な発熱で保育所から就労場所に『お迎え』の連絡があった時、両親がともに会議や打ち合わせ、現場の作業などがあった場合には実家の両親や親せき、友人、知人の助けを借りることは珍しいことではありません。厚生労働省は働き方改革の一環として「乳幼児健康支援一時預かり事業」として市町村に対し、病後児保育施設の設置を奨励しており、出雲市は社会福祉法人平田保育会に令和元年9月定例市議会で施設整備の支援を提案し、議決されました。今回、計画の施設は、出雲市平田町にある平田保育所の南側の敷地約400㎡に療養中の乳幼児に対応できる一時預かり施設の「病後児保育所(9人)」と、小学校や幼稚園に通う児童の放課後や休業中の一時預かりを行う施設の「放課後児童クラブ(40人)」を合築するもので、令和2年4月1日の開設が予定されています。