10月22日は天皇が国の内外に即位を宣明する「即位礼正殿の儀」が行われ、この日は、法律で休日と(何故か『祝日』ではありません)されました。皇居の正殿松の間で執り行われた即位礼で、天皇陛下は「憲法および皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承し、即位を内外に宣明する。上皇が常に国民の幸せと世界の平和を願い、国民と苦楽を共にされた姿に深く思いを致し、国民の幸せと世界の平和を願い、国民に寄り添いながら、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たす。」とおことばを述べられ、2000人の参席者を代表して安倍首相が「即位の宣明を心からお慶び申し上げ、国民一同は、天皇陛下を日本国及び日本国民統合の象徴と仰ぎ、平和で、希望と誇りある日本の未来を創り上げていくため、最善の努力を尽くします。」と寿詞を奉呈し、万歳三唱を行いました。夜には各国の王族や大統領などを皇居・宮殿に招いて「饗宴の儀」が催され、天皇、皇后両陛下や皇族方と懇談されました。一連の行事をTV中継でご覧になった方も多いと思いますが、即位の礼の主な関連儀式は、10月23日「安倍首相夫妻主催晩餐会」、10月25,29日,31日「饗宴の儀」、11月10日「祝賀御列の儀(パレード)」、11月14,15日に「大嘗祭」、来年4月19日の「立皇嗣の礼」まで続くとのことです。

 

 朝方に強い雨が降ったものの、10月20日は久しぶりに晴れ間の多い日曜日で、出雲市の平田市街地では各種イベントが開催され、多くの老若男女が「まち歩き」を楽しむ姿がありました。江戸末期から明治初期にかけて「平田木綿」の集散地として栄え、「平田造」と言われる土蔵造りの商家が軒を連ねており、木綿街道と名付けられた通りでは「木綿街道醸造まつり」が開催されました。登録文化財に指定された商家の無料公開や「コットンピクニック」と称される屋台が並ぶ通りは、5000人を超える人波に埋まり、一畑電車の雲州ひらた駅構内では昨年86年ぶりに新造された電車4両の揃い踏み、本町通りでは恒例の「まち遊び人生ゲーム」、駅前通りの路上では「2019いすⅠグランプリ」、スポーツ公園では第15回雲州ひらた体育祭などが開催されました。出雲の里山は収穫期を迎えた柿が黄色に色づき、まもなく出雲大社では神迎神事が始まります。一畑薬師や鰐淵寺の紅葉が朱に染まる錦秋も間近で、酒造蔵を改修した和風宿やレストランのグランドオープンも予定されています。

 

 10月17日、東京・永田町の参議院議員会館109会議室で島根県認可保育園(所)理事長会(園山繁会長)の子ども子育て対策に関する研修会(東京研修)が開催され、島根県内の認可保育園の理事者や施設長など49名が参加しました。東京研修は保育施策に関わる要望をかねて毎年秋に実施されており、この日は、厚生労働者子ども家庭局保育課の岡本裕太保育士対策係長に「保育施策をめぐる諸情勢」、内閣府子ども・子育て本部の中西琢也給付第1係長から「保育士等の処遇改善」について説明を受け、意見交換しました。また、全世代型社会保障改革担当の西村康稔内閣府特命担当大臣が「子ども子育て支援策について」、萩生田光一文部科学大臣が「子育てと家庭の役割について」とする講演を行いました。西村大臣は「日本の人口減少は晩婚化に大きな原因があるが、女性の社会進出が進むと出生率が上昇する傾向があり、子育てに対する支援の充実が急務」と述べ、萩生田大臣は「女性が自らのスキルや経済的な基盤を失うことなしに、安心して子供を産み・育てられる仕組みは日本社会が伝えてきた多世代同居の家庭にヒントがある」とし、「男女や家庭、地域社会がお互いに助け合って子育てをすることが日本社会が直面する問題の解決に有効ではないか」と述べました。