10月22日は天皇が国の内外に即位を宣明する「即位礼正殿の儀」が行われ、この日は、法律で休日と(何故か『祝日』ではありません)されました。皇居の正殿松の間で執り行われた即位礼で、天皇陛下は「憲法および皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承し、即位を内外に宣明する。上皇が常に国民の幸せと世界の平和を願い、国民と苦楽を共にされた姿に深く思いを致し、国民の幸せと世界の平和を願い、国民に寄り添いながら、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たす。」とおことばを述べられ、2000人の参席者を代表して安倍首相が「即位の宣明を心からお慶び申し上げ、国民一同は、天皇陛下を日本国及び日本国民統合の象徴と仰ぎ、平和で、希望と誇りある日本の未来を創り上げていくため、最善の努力を尽くします。」と寿詞を奉呈し、万歳三唱を行いました。夜には各国の王族や大統領などを皇居・宮殿に招いて「饗宴の儀」が催され、天皇、皇后両陛下や皇族方と懇談されました。一連の行事をTV中継でご覧になった方も多いと思いますが、即位の礼の主な関連儀式は、10月23日「安倍首相夫妻主催晩餐会」、10月25,29日,31日「饗宴の儀」、11月10日「祝賀御列の儀(パレード)」、11月14,15日に「大嘗祭」、来年4月19日の「立皇嗣の礼」まで続くとのことです。