第92回選抜高校野球大会に21世紀枠として選抜される候補校が発表され、帯広農(北海道)、磐城(福島)、宇都宮(栃木)、近大高専(三重)、敦賀(福井)、伊香(滋賀)、城東(徳島)、本部(沖縄)と中国地区から島根県立平田高校が前回に続いて2年連続3回目の候補校となりました。21世紀枠は練習環境などの困難克服や地域貢献など、野球の実力以外の要素を選考条件に加え、甲子園出場を逃している学校に出場機会を広げることを目的に2001年の第73回大会から設けられました。選考は、1月24日に予定されている選抜高校野球選考委員会に先立って開催される「21世紀枠特別選考委員会」で、東日本(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)と西日本(近畿、中国、四国、九州)から1校ずつ、地域を限定せずに選出される1校の3校で、一般選考の29校とともに、3月19日から阪神甲子園球場で開かれる大会に出場することになります。平田高校は過去2回、補欠校となっていますが、同校野球部による野球の普及活動やボランティア活動の評価は高く、今秋の県大会準優勝や中国大会ベスト8の実績から、初出場が『極めて有望』とされており、選考委員会の議論の行方に期待が高まります。
12月13日、島根県議会は中山間地域・離島振興特別委員会(園山繁委員長)の所管事項調査が行われ、「『小さな拠点づくり』モデル地区の選定」「人口急減地域特措法」「過疎対策の成果」「隠岐地域の離島振興事業」「島根創生計画」などについて報告を受け、意見交換を行いました。島根県が進める『小さな拠点づくり』は、概ね2000人を目途とする公民館単位で取り組んでいますが、令和2年度を初年度に始まるモデル事業は人口規模が小さな地域が複数の公民館エリアで取り組む生活機能の維持・活性化を目指した事業で、5年間にソフト(5,000万円)、ハード(1億5,000千万円)の両面から支援が受けられるもので、「安来市比田地区」「江津市桜江地区」「邑南町羽須美地区」の3箇所を採択したとの報告がありました。また、この日の午後に開催された決算特別委員会(大屋俊弘委員長)では、分科会(「第一;総務」「第2;文教厚生」「第3;農水商工」「第4;環境建設」)の主査から審議の経過報告が行われました。採決では、平成30年度島根県一般会計決算など6件について、いずれも「認定すべきもの」とされたものの、病院事業会計については「県立中央経営の経営収支について改善を要する」との指摘事項が付言されました。
12月7日は二十四節気の大雪で、『暦便覧』に「雪いよいよ降り重ねる折からなればなり」とあるように、北西の季節風が吹き荒れ、小雪が舞う冬本番の到来です。『食の文化財』と称される十六島(ウップルイ)海苔の摘み採りや稲はでに吊るされる津田カブや大根、花屋の店頭に並ぶシクラメン、郵便局の年賀状案内は年末の風物詩ですが、今年は全体的に暖かく、松江の初雪は一昨日でした。ところで、臨時国会は本日会期末を迎えました。政府・与党は「提案した法案はあらかた片付いたので延長は不要」としていますが、国民の目には、マスコミを巻き込んだ「桜」一辺倒の論議にしか映らず、日韓の防衛協定や北朝鮮の核ミサイル開発、増税後の経済減速などそっちのけの体たらくにはあきれてしまいます。さて、11月定例県議会は、さきの本会議で人事委員会勧告に基づく給与改定を即決しました。国家公務員の期末勤勉手当(年間ボーナス)は4.5か月ですが、島根県は全国最低水準で、公務員や教員、警察官の受験者数が隣県などに比べて低くなって来ていることが気がかりなことです。