島根県議会議員の小沢秀多先生には、3月26日午前、脳溢血のため、急逝されました。70才でした。前日に開催された境港管理組合議会にはいつもと変わらずご出席だったと聞いており、奥様をはじめご親族の皆様、支持者の皆様のご心痛はいかばかりかとお察し申し上げます。小沢先生は島根半島の東端の美保関、小生は西端の十六島を抱え、ともに半島地域の漁村という共通の地勢もあって、親しくさせていただきました。正義感が強く、一本気に見える小沢先生ですが、議員の指摘事項や発言内容について議会の図書室で丹念に調査・研究され、ライフワークとされた日本政府の竹島領有の歴史的事実や北朝鮮の拉致問題については、党派を超えて国会議員や各級議員と協調するなど、エネルギッシュに幅広く活動されました。20年を超える県議会議員在任中、2回の病気·療養はありましたが、その都度、復活され、副議長や2度の環境建設委員長など常任委員長3回に加え地方創生·行財政改革特別委員長を務めるなど、県議会史に大きな足跡を残されました。小沢先生の活動を支えられた奥様である小沢佳子様に申し上げます。今日まで、小沢秀多島根県議会議員の県政活動をお支えいただき、まことに有難うございました。小沢先生が最後の1日まで、県議会議員としての職責を全うされたのは、奥様なくしては為し得なかった所作であり、今日までのご尽力をお労い申し上げますとともに小沢先生のご冥福をお祈り申し上げます。合掌
 新型コロナウィルスの感染拡大を防止する観点から、政府は「大規模集会等の自粛」を勧告し、選抜高校野球大会などのスポーツイベントのみならず、学校の卒業式や入学式、企業の入·退社式など年度末、年度始め恒例の行事が軒並み中止または規模縮小、ネット対応となっています。今年はお花見を含めて「春」の風物詩と言える光景に出逢う機会が少なくなりました。社会福祉法人平田保育会は、今年度、平田保育所(266名)、みなみ保育所(168名)、中部保育所(127名)、わにぶち保育所(77名)、北部保育所(17名)の5つの施設で655名の乳幼児の保育を実施していますが、3月24日と25日に各保育所で修了式を行い、4月から小学校に入学する5才児(112名)に修了証書を渡しました。入所時には、一時もじっとして話を聞くことすら出来なかった子ども達が、社会性を身につけ、呼名に大きな声でしっかりとした返事で応える姿を目の当たりにする瞬間こそが、保護者にとって我が子の成長を実感し、感激する場面であり、保護者の喜色満面の表情が保育士には保育の苦労を「やり甲斐」に変える大切な時間です。コロナウィルスの感染拡大を防止することは、国家にとって火急の課題であることは理解しますが、学生数が10000人を越えるマンモス大学と全校児童がわずか2けた、3けたの施設を同列視し、全てを自粛の対象とすることには異議ありで、一生に1回有るか無いかの「がえのない瞬間」を奪いかねない仕儀は再考すべきです。健康チェックの徹底と感染地域からの往来者には一定期間の経過観察を求めるなどの対処で十分コロナウィルス対策になると思うのですが・・・。
 3月24日、出雲市平田町にある宇美神社(河瀬直明宮司)で新型コロナウィルスの退散祈願が執り行われました。平田町では毎年7月21日の平田天満宮祭に「おたび」とする御神幸が行われ、順路となる街角に「一式飾」を飾ります。これは、今からおよそ270年ほど前の宝暦2年に平田地域に疫病が流行した際、「布都御魂神」を主祭神とする宇美神社から天神による御神幸で疫病を退散させたと伝えられ、230年ほど前の寛政5年に桔梗屋十兵衛が地域の安寧を願い、茶器一式で大黒天を奉納し、天神の御神幸を勧進して、以後、恒例行事となったと伝えられています。こうした故事に倣い、今回、平田一式飾保存会(大島治会長)が陶器一式で「事解男神」の一式飾を宇美神社に奉納し、新型コロナウィルスの退散祈願を主齋したものです。この日の神事には、長岡出雲市長や大谷平田商工会議所会頭、今岡出雲市観光協会会長など30名余が参列し、河瀬宮司から手渡された「縁切り札」に「疫病退散」「新型コロナウィルス退散」などの文字を書き、息を吹きかけて木札を割り、願札を宇美神社に奉納しました。いま、新型コロナウィルスの感染が全世界におよび、IOCは東京オリンピック、パラリンピックの延期を決めたと報道されるに至って、地域経済や住民生活を不安に陥れているだけに、1日も早い感染収束が待たれるところです。