新型コロナウィルスの感染拡大を防止する観点から、政府は「大規模集会等の自粛」を勧告し、選抜高校野球大会などのスポーツイベントのみならず、学校の卒業式や入学式、企業の入·退社式など年度末、年度始め恒例の行事が軒並み中止または規模縮小、ネット対応となっています。今年はお花見を含めて「春」の風物詩と言える光景に出逢う機会が少なくなりました。社会福祉法人平田保育会は、今年度、平田保育所(266名)、みなみ保育所(168名)、中部保育所(127名)、わにぶち保育所(77名)、北部保育所(17名)の5つの施設で655名の乳幼児の保育を実施していますが、3月24日と25日に各保育所で修了式を行い、4月から小学校に入学する5才児(112名)に修了証書を渡しました。入所時には、一時もじっとして話を聞くことすら出来なかった子ども達が、社会性を身につけ、呼名に大きな声でしっかりとした返事で応える姿を目の当たりにする瞬間こそが、保護者にとって我が子の成長を実感し、感激する場面であり、保護者の喜色満面の表情が保育士には保育の苦労を「やり甲斐」に変える大切な時間です。コロナウィルスの感染拡大を防止することは、国家にとって火急の課題であることは理解しますが、学生数が10000人を越えるマンモス大学と全校児童がわずか2けた、3けたの施設を同列視し、全てを自粛の対象とすることには異議ありで、一生に1回有るか無いかの「がえのない瞬間」を奪いかねない仕儀は再考すべきです。健康チェックの徹底と感染地域からの往来者には一定期間の経過観察を求めるなどの対処で十分コロナウィルス対策になると思うのですが・・・。