島根県議会議員の小沢秀多先生には、3月26日午前、脳溢血のため、急逝されました。70才でした。前日に開催された境港管理組合議会にはいつもと変わらずご出席だったと聞いており、奥様をはじめご親族の皆様、支持者の皆様のご心痛はいかばかりかとお察し申し上げます。小沢先生は島根半島の東端の美保関、小生は西端の十六島を抱え、ともに半島地域の漁村という共通の地勢もあって、親しくさせていただきました。正義感が強く、一本気に見える小沢先生ですが、議員の指摘事項や発言内容について議会の図書室で丹念に調査・研究され、ライフワークとされた日本政府の竹島領有の歴史的事実や北朝鮮の拉致問題については、党派を超えて国会議員や各級議員と協調するなど、エネルギッシュに幅広く活動されました。20年を超える県議会議員在任中、2回の病気·療養はありましたが、その都度、復活され、副議長や2度の環境建設委員長など常任委員長3回に加え地方創生·行財政改革特別委員長を務めるなど、県議会史に大きな足跡を残されました。小沢先生の活動を支えられた奥様である小沢佳子様に申し上げます。今日まで、小沢秀多島根県議会議員の県政活動をお支えいただき、まことに有難うございました。小沢先生が最後の1日まで、県議会議員としての職責を全うされたのは、奥様なくしては為し得なかった所作であり、今日までのご尽力をお労い申し上げますとともに小沢先生のご冥福をお祈り申し上げます。合掌