東京オリンピックが開幕しました。7月21日は、全競技の先陣を切ってソフトボールとサッカー女子の予選リーグが行われ、福島あづま球場で行われたソフトボールは、日本がオーストラリアを8-1(5回コールド)で下し、幸先の良いスタートを切りました。無観客のスタジアムですが、球場入りする際の緊張感に満ちた選手の表情がプレーボールを境に嬉々としてグランドを駆け回る息遣いがTV映像から伝わり、「五輪は別物」と感じます。コロナの感染収束が見えない中での大会の開催に難色を示している人たちが少なくない中で、感染防止に関わる様々な制約下での大会は、選手のみならず運営にあたる関係者にも大きな負担がかかると予測しますが、とてつもない努力を積み重ねたアスリートたちの戦いは、きっと世界中の人たちの胸に響くと確信しており、選手の皆さんには、持てる力のすべてを出し切り、悔いなき戦いを繰り広げていただきたいと思います。また、大相撲では第73代横綱照ノ富士が誕生しました。令和になって初めての横綱は、病気とケガで序二段まで番付を落としながら不屈の復活を果たし、伝達式の使者に「不動心を心がけ、横綱の品格、力量の向上に努める」と述べたとあり、心技体の練達者として角界をけん引していただきたいものです。
7月19 日、宍道湖西岸国営緊急農地再編整備事業の進捗と7月7,12日の豪雨災害の早期復旧を関係省庁に要望するため上京した飯塚俊之出雲市長に同行しました。宍道湖西岸468haの農地の圃場大規格化や汎用化、水利施設整備などを主とする国の事業は平成30年度に事業着手され、低湿地帯の農地を多様な水田営農が実現できるように作り変えるためには排水機能を向上させる大型ポンプ場の建設が不可欠で、農林水産省では牧元農村振興局長や安部次長、川合整備部長、青山設計課長、細井防災課長、藤河農村環境課長など、財務省では茶谷主計局長と野村農林水産担当主計官と面談し、所要の事業予算を概算要求に反映させていただくよう要望するとともに7月7日と12日に時間雨量が80mmを超える激しい大雨によって甚大な災害が発生したことから、早期の災害復旧に対する支援をお願いすることができました。TVや新聞では、4度目の緊急事態宣言下の都心の人出が平常時と変わらず、五輪反対の雰囲気があるように報じていますが、国会や官邸、神宮周辺は極めて静穏、ホテルはがら空き、繁華街は閑散で、五輪開催による交通渋滞は朝方に一部地域で生じただけとのことで、羽田から霞が関へのタクシー移動は往きが25分、還りが15分と通常時の半分以下で、2度目、3度目の宣言時よりも感染防止の取り組みが進化(深化)しているように感じました。
7月15日、16日の2日間、島根県議会の農林水産商工委員会(田中明美委員長)は、県内で若年者の就労機会増進に取り組む事業体の実地調査を行いました。視察先は雲南市の共栄金属工業、飯南町の島根農林大学校飯南校(林業科)、江津市の真和漁業生産組合、川本町の㈲Willさんいん川本オフィスの4か所で、共栄金属工業は直近10年で29人の新卒者を雇用し、正社員80人の年齢分布は29才未満34%、30~49才31%、50歳以上35%で、障がい者雇用率も8.76%とするなど、優しく働きやすい環境で、高い技術力を維持・習得し、業績を伸長させています。真和漁業は従事者の8割が40歳以下で、定置網の作業が終了する午後2時以降に素潜りで収穫したサザエやアワビ、夜釣りのイカなど、各自で収穫したもの出荷・販売し、売り上げを「副業収入」として支給するユニークな取り組みがありました。また、、7月15日の午前には議会調査に先立って丸山島根県知事が出雲、松江、雲南の豪雨災害の現場視察を行い、関係地区の市長や県議会議員が同行しました。出雲市では、平田地域の口宇賀町の大谷川、国富町の丹堀川を踏査し、美談町では営農組合の代表から降雨時の状況を聴取しました。