4月17日、出雲市平田学習館で一般社団法人平田青年会議所(平田JC;吉岡拓也理事長)の「平田未来ビジョンタウンミーティング」が開催され、約40人が参加しました。3月6日に続いて2回目となる会合は、前回に提起された『増やしたいもの』『減らしたいもの』『変えたくないもの』のデータ(約600)を6つの課題にまとめ、グループごとにループ図を作成する方法で議論が進められました。第1グループでは「ボランティア人口が少ない」「松江・大社を訪れる観光客の取り込みができていない」「地域外にお金が流失している」「耕作放棄地が増大している」「キャンプやレクレーションの場を地域外で実施している」「売れ残りの商品廃棄が多い」の6つの課題に対する解決策が話し合われ、例えば、「ボランティアが少ない」との課題に対して『ボランティアに参加する意思を持った人は少なくない』『参加者は負担(精神的・身体的・金銭的)を強制を嫌うが消防や自治委員などのボランティアは押し付け(強制)だ』『どんな分野のどんなボランティアがどこで必要になっているかが広報されていない』『参加の意思がある人をコーディネートする組織や人が準備されていない』『一定のルールを設けて募集・参加・派遣などができる組織をつくる必要があるのでは』などの意見があり、『出雲市のライン情報に消防や自治会、子育てなど地域が必要とするボランティアの募集情報を掲示するコーナーを設けて、コーディネートすることはできないか』『必ずしも行政である必要はなく、NPOでも可能では』などの意見がありました。第3回目となる次回は6月12日に開催される予定です。
4月25日、松江市秋鹿町の出雲杜氏会館で出雲杜氏組合(森井康隆組合長)の第71回出雲杜氏自醸清酒品評会褒章授与式が開催され、酒造関係者など約30名が出席しました。今年は島根、鳥取の10醸造場から大吟醸酒47点が出品され、3月16日に田畑光正島根県産業技術センター食品技術科長を審査長に7名の審査員で厳正に行われ、最優秀賞に隠岐酒造㈱の「隠岐誉ニ号(小島修一杜氏)」、優秀賞に吉田酒造㈱の月山ロ号(足立孝一朗杜氏)など4点、優等賞に千代むすび酒造㈱の千代むすびホ号(坪井真一杜氏)など5点が選ばれました。田畑 審査長は「今年の酒造年度は、酒米となる山田錦がやや軟質で高い醸造技術を要するところだったが、年明けから適度な冷気が続いたことも幸いし、程よい酸味とうま味が感じられる口当たりの良い酒に仕上がっている」と講評を述べ、松江税務署の鎌田建夫署長から隠岐酒造㈱に優勝旗が、小島修一杜氏に島根県知事賞とJAしまね組合長賞が贈られました。島根県産業振興課によるとコロナ禍により県内多くの酒造場で仕込みの量が減少しているとのことですが、杜氏組合を主宰する森井組合長は「おいしく仕上がったお酒をたくさんの方々に味わっていただきたい」と述べていました。
4月13日、県議会の島根原子力発電所対策特別委員会(中村芳信委員長)が開催され、島根原子力発電所2号機の再稼働を賛成多数で了承しました。この日の委員会では、防災部から4月6日に島根県知事と出雲市長、雲南市長、安来市長との会議で3市ともに島根原子力発電所2号機の再稼働を了とする意向が示されたとの報告がありました。中村委員長は島根原子力発電所2号機の再稼働について「立地自治体の松江市をはじめ鳥取県や米子市、境港市、出雲市、雲南市、安来市の意向が出揃い、県議会としても結論を出すべき時期」として、委員の賛否を求めたいとしましたが、「県民の意見が十分に聴取されたとは言えない」「安全審査は終わったとは言え工事計画や保安規定の審査は未了で、採決は時期尚早」「国の安全審査やエネルギー政策、避難計画および事業者の安全対策や施設整備の状況など、委員会としての調査手順は尽くされており、再稼働の可否判断は当然」などの意見があり、可否を判断することが採決されました。討論では「エネルギー自給率11.8%という現状からすれば電力の安定供給、再エネの不確実性、電力料金の低廉化などの観点から原発再稼働は必要」「ロシアのウクライナ侵攻は食料やエネルギーの自給という観点がいかに大切かを示しており、安全性を確保した上で原発再稼働を容認せざるを得ない」「カーボンニュートラルやSDGsの上からも原子力発電所の活用は容認されるべき」などの意見や「放射性廃棄物の処理ができていない状況で再稼働すべきでない」「いったん事故が起こった場合の環境負荷は地球規模で原発の稼働は断じて許容できない」「避難計画の実効性には疑問があり、現段階での再稼働容認は反対」などの意見があり、採決の結果、賛成が26,反対が5で島根原子力発電所2号機の再稼働を了承すべきとして、国に対しては安全性確保に対する厳しい監視、中国電力に対しては適切な運転管理の徹底などを求める意見を付し、5月定例会初日の本会議に委員長報告され、最終決定されることが決まりました。