5月24日、出雲市のラピタウェディングパレスで出雲市私立認可保育園(所)理事長会(原成充会長)の令和4年度総会が開催され、市内38法人の保育関係者が参加しました。飯塚俊之出雲市長は来賓挨拶で「出雲市が17万人の人口をキープするためには、働く場の確保と勤労世代の結婚・子育て支援が欠かせない柱であり、コロナ禍で保育にあたる皆さんのご労苦に感謝をする。」と述べ、原会長は「国の子ども政策がコロコロ変わり、保育園の運営者と行政担当者の密接な意思疎通が欠かせない」と挨拶しました。議事では令和3年度の事業報告と決算および令和4年度の事業計画と予算を承認し、小村信弘出雲市こども未来部長が出雲市の子ども政策について行政説明を行いました。小村部長は、「令和3年度の出生数は1,490人(令和2年度1,381人)で、(出雲981人、斐川284人、平田96人、大社85人、多伎18人、湖陵19人、佐田7人)合計特殊出生率は1.72、保育園の入所者は5,959人(6,063)、幼稚園1,000人(1,086)、放課後児童クラブの利用者は2,519人(2,394)」とし、保育士の実態調査では「保育職は子どもの笑顔や成長にやりがいを感じるが、給与改善や休暇の取得、事務負担の軽減が課題となっている」、「新しい出雲市の振興計画の中に『出生率2.1の達成と、健康寿命の1才延伸』を掲げて、所要の政策を推進する」などと述べました。意見交換では、「人口急増地域と減少地域の保育園の運営状況や入所決定に関わる連絡・調整、中、長期的な保育園、幼稚園のありかたなどについて行政と保育の受託、運営者との意思疎通を図るべき」との提案がありました。
5月21日は二十四節気の「小満」。『暦便覧』に「万物盈満すれば草木枝葉繁る」とあるように草木が大きく成長し、一雨ごとに大きく伸びてくる庭や畑の除草に頭を悩ませる時機到来です。島根県にとって現下の明るい話題は、プロスポーツで、大相撲5月場所では、隠岐の海関が勝ち越しを決め、プロバスケットボール(Bリーグ)では島根スサノオマジックがB1チャンピオンシップの準決勝に進出しました。沖縄県の沖縄アリーナで行われた第1戦は琉球ゴールデンキングスに85対94で惜しくも敗れましたが、第2戦に勝利して、ぜひともファイナルステージへの進出を果たしていただきたいものです。ところで、私事で恐縮ですが、8人目 となる孫(身長45.4cm、体重3,020gの女児)が生まれました。コロナの感染はなお続いており、ウクライナ情勢も収拾のメドは立たず、混とんとした社会情勢ではありますが、お爺さんとしては待望の女児誕生で、スクスクと元気に育ってほしいと願っています。
島根県議会中山間地域・離島振興特別委員会(園山繁委員長)は4月28日、5月13日に引き続いて5月16日に邑智郡川本町川平地区と大田市大代町大家地区を訪問し、中山間地域の現地調査を行いました。川本町は県央地域の中心として裁判所や法務局、警察、土木、農林など、国や県の出先機関がおかれた地域でしたが、行革による整理統合などもあって著しい人口減少が進行している地域の1つです。近年、高校再編を機に関係人口の拡大を企図した『まちの位置づけを再構築する取り組み』が進められ ており、手厚いUIターン対策や空き家の改修支援などによって三島地区の西集落では20戸のうち13戸を数えた空き家に7世帯が入居し、9人の子どもが誕生するなど、徐々に政策効果が顕れてきているとのことでした。大田市大代町は130戸に300人ほどが暮らす山村地域で、54haの農地は就業者の高齢化とイノシシやサルの出没などによって1/3が耕作放棄地となっていますが、集落営農組織による中山間地域直接支払制度や多面的機能支払交付金を活用した『地域と農地を守る取り組み』によって地域の環境保全が図られています。しかしながら、地域活動に携わるリーダーの多くが75~80才で、「代わる人が見つからない」とのことであり、「私たちは『家や地域を継ぐのは当たり前』と思って頑張ってきたが、家屋や農地、山林の放置が増大するのを目の当たりにすると、『引き継ぐという意識』が大きく変わってきているのを感じる」との陳述が印象的でした。