6月16日、島根県議会は中山間地域・離島振興特別委員会(園山繁委員長)が開催され、所管事項調査が行われました。地域振興部では「中山間地域の人口等の現状」「『小さな拠点づくり』の進捗状況」「令和4年度中山間地域の住民実態調査」「島根県過疎地域発展計画のKPIの状況」「離島振興法の見通し」などについて報告があり、県内の中山間地域指定251地区の人口ピラミッドが示されました。質疑では、令和4年度から新たに指定地域になった7地区に対する広報や『小さな拠点』事業に関わる財政支援、住民アンケートの回収率向上の取り組み、高齢化・過疎化が進行する地域住民への生活支援などについてあり、農林水産部では「鳥獣被害の取り組み状況」「中山間直接支払制度と多面的機能支払制度の状況」「担い手不在集落の解消」などについての報告に対し、ニホンザルザルの被害実態や退職世代による帰農の可能性、中山間研究センターの知見集積の活用などについて質疑がありました。委員間協議では、5月の調査に引き続き7月14,15日の2日間、隠岐地域での実地調査を行うことを決定しました。

 

一般社団法人平田青年会議所(平田JC;吉岡拓也理事長)の創立55周年事業の一環として取り組まれている「平田タウンミーティング」の3月6日、4月17日に続く3回目の集まりが、6月12日、出雲市平田学習館で開催され、「好循環でつながる未来」を『若者・子ども』『医療・福祉』『歴史・伝統・文化』『経済・観光・産業』『自然・資源』の5分野で、「どんな未来にしたいのか」を言葉でイメージするグループディスカッションが行われました。3時間を超える熱いトークのまとめでは、「出会いのきっかけがある居心地の良いまち」「地域の人たちのつながりと気遣いがあるまち」「歴史や文化を誇りにするまち」「『ちょうどいい』として選ばれるまち」「地域の価値に気づいた人が輝くまち」の5つのキーワードが示されました。その上で、住んでいる人たちが「まちの未来ビジョン」を共有してもらうために、平田青年会議所をはじめタウンミーティングに参加した街並み保存に取り組む木綿街道振興会や賑わい創出に取り組む本町商店街振興組合、空き家の利活用に取り組むNPO法人ひらた空き家再生舎などの団体や子ども食堂やサードプレイスの創設、ヨガの普及などに取り組む個人の皆さんから「これから何を始めるか」の発表があり、まちの未来ビジョンを語り合うトークを終えました。小生としては、住む人がイメージするまちの未来を創るための取り組みをしっかりと応援したいと思います。

 6月13日、島根県議会は総務、文教厚生、農林水産商工、建設環境の4つの常任委員会が開催され、付託議案と陳情、請願の審査および所管事項調査が行われました。農林水産商工委員会(田中明美委員長)では、令和4年度島根県一般会計補正予算(第2号)など3件について原案の通り可決し、「農業の生産資材等高騰に対する意見書」を最終日の本会議に提案することを決定しました。所管事項の調査では、商工労働部からは「新型コロナウイルス感染症、原油・資材高騰の状況及び対応」「飲食店等に対する時短協力金の再申請受付」「令和3年の観光動態」「脱酸素化への対応」「島根大学の定員増を伴う新学部の設置」などについて説明を受け、『ご縁』『美肌』をキャッチフレーズにした観光誘客の取り組みやGo-To Eatの効果などについて質疑があり、Go-Toj事業は令和2年11月から令和4年1月までの累計で110億9,240万円余の販売実績で、未換金で生じた4,094万円余の余剰金については令和4年度で実施する事業の特典として還元するとの報告がありました。農林水産部からは「美味しまね認証の取得状況」「果樹および花き振興計画の策定概要」「野生イノシシの豚熱発生と対応」「密漁事案に対するJFしまねへの指導」などについて説明があり、美味しまね認証ゴールドの販売戦略への活用方策やコロナ禍での花需要の停滞などについて質疑がありました。