近年、気候変動等の影響によって熱中症による死亡者数や緊急搬送者数が著しく増加しています。従来は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に気象庁の「高温注意情報」や環境省の「暑さ指数」(WBGT)で注意喚起が行われてきましたが、より効果的な情報提供が必要として、令和3年4月に環境省と気象庁から「熱中症警戒アラート」が発令されるようになりました。

 「熱中症警戒アラート」は、高温・多湿などの気象条件と熱中症リスクの相関を示す「暑さ指数の値が33以上」と予測された場合、気象庁の府県予報区等を単位として発表され、発表内容には、暑さ指数の予測値や予想最高気温の値だけでなく、「不要不急の外出は避け、昼夜を問わずエアコン等を使用する」「高齢者、子ども、障害者等に対して周囲の方々から声かけをする」「身の回りの暑さ指数(WBGT)を確認し、行動の目安にする」「エアコン等が設置されていない屋内外での運動は、原則中止または延期する」「のどが渇く前にこまめに水分補給するなど、普段以上の熱中症予防を実践する」など、具体的に取るべき熱中症の予防の対策をとるよう呼びかけられます。

 今年は平年に比べて梅雨入りが遅く、「カラ梅雨」模様の水不足が懸念され、さらに、このところ、各地で35℃超えの『6月の最高気温の記録更新』が伝えられているところですが、ついに、本日、鳥取県に熱中症警戒アラートが発令されました。適度な水分補給とエアコンの使用、牛乳や瓜類などの摂取を心がけて、厳しい暑さを乗り切りたいものです。

 6月21日、島根県議会5月定例会は本会議(最終日)が行われ、知事提出議案の「令和4年度島根県一般会計補正予算(第2号)」など10件と議員提出議案の「農業の生産資材等高騰に対する意見書」など3件および「地方財政の充実・強化を求める請願」など請願3件を議了したほか、石田健二氏の任期満了に伴う公安委員の後任に藤田和雄氏(江津市社会福祉協議会会長)の任命に同意して閉会しました。今期定例会では、島根原子力発電所2号機再稼働の事前了解が表明されたほか、原油高騰やロシアのウクライナ侵略に端を発する穀物価格の急騰などに対する緊急経済対策予算が追加上程されました。丸山知事は閉会にあたり「コロナの感染に注視しつつ、落ち込んだ経済需要の回復を図るとともに物価高騰に対しては迅速に適切な対応を執る」と述べ、調整費を財源として総額177,055千円の畜産用輸入粗飼料の支援を追加する意向が示されました。ところで、6月21日は二十四節気の夏至。『暦便覧』には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」とあり、一年で最も日が長い時期となりました。6月22日からは第26回参議院通常選挙が始まりますが、今年は梅雨入りが遅く、水不足が心配されるがごとく、暑さが強いように感じますので、なおさらヒートアップを心配します。

 6月17日から広島県福山市のエフピコアリーナふくやま(福山市総合体育館)で開催されていた第68回 中国高等学校剣道選手権大会で島根県立大社高等学校(大社高校)が男子団体の決勝で岡山県立玉島高等学校を下し連覇を果たしました。大社高校は、新型コロナウイルス感染症の流行により中止となった第66回大会の前の第65回大会(令和元年鳥取県立武道館)と第67回大会(令和3年維新大晃アリーナ)を勝ち上がっており、事実上は3連覇の快挙達成で、女子団体でも3位に入っており、8月5日から高知県立春野総合公園体育館で開催されるインターハイでの活躍が楽しみです。また、女子個人では決勝で大社高校の加藤千恵選手が福島紫奈乃選手との同門対決を制し、男子個人で出雲西高等学校の渡邊陸斗選手が3位に入るなど、島根県勢は立派な成績を収めました。6月20日付の山陰中央新報には高校総体の出場権をかけた陸上とホッケー競技の中国選手権大会での島根県と鳥取県の選手の活躍ぶりを伝える記事があり胸躍る思いですが、同日開催の卓球やサッカー、テニス、バスケットなどの競技の記載はなく少し寂しい気がします。写真入りではなくとも、せめて結果の速報だけでも掲載されれば、部活動に打ち込む選手たちのモチベーションが上がるのにと残念に思う次第です。