6月21日、島根県議会5月定例会は本会議(最終日)が行われ、知事提出議案の「令和4年度島根県一般会計補正予算(第2号)」など10件と議員提出議案の「農業の生産資材等高騰に対する意見書」など3件および「地方財政の充実・強化を求める請願」など請願3件を議了したほか、石田健二氏の任期満了に伴う公安委員の後任に藤田和雄氏(江津市社会福祉協議会会長)の任命に同意して閉会しました。今期定例会では、島根原子力発電所2号機再稼働の事前了解が表明されたほか、原油高騰やロシアのウクライナ侵略に端を発する穀物価格の急騰などに対する緊急経済対策予算が追加上程されました。丸山知事は閉会にあたり「コロナの感染に注視しつつ、落ち込んだ経済需要の回復を図るとともに物価高騰に対しては迅速に適切な対応を執る」と述べ、調整費を財源として総額177,055千円の畜産用輸入粗飼料の支援を追加する意向が示されました。ところで、6月21日は二十四節気の夏至。『暦便覧』には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」とあり、一年で最も日が長い時期となりました。6月22日からは第26回参議院通常選挙が始まりますが、今年は梅雨入りが遅く、水不足が心配されるがごとく、暑さが強いように感じますので、なおさらヒートアップを心配します。