6月13日、島根県議会は総務、文教厚生、農林水産商工、建設環境の4つの常任委員会が開催され、付託議案と陳情、請願の審査および所管事項調査が行われました。農林水産商工委員会(田中明美委員長)では、令和4年度島根県一般会計補正予算(第2号)など3件について原案の通り可決し、「農業の生産資材等高騰に対する意見書」を最終日の本会議に提案することを決定しました。所管事項の調査では、商工労働部からは「新型コロナウイルス感染症、原油・資材高騰の状況及び対応」「飲食店等に対する時短協力金の再申請受付」「令和3年の観光動態」「脱酸素化への対応」「島根大学の定員増を伴う新学部の設置」などについて説明を受け、『ご縁』『美肌』をキャッチフレーズにした観光誘客の取り組みやGo-To Eatの効果などについて質疑があり、Go-Toj事業は令和2年11月から令和4年1月までの累計で110億9,240万円余の販売実績で、未換金で生じた4,094万円余の余剰金については令和4年度で実施する事業の特典として還元するとの報告がありました。農林水産部からは「美味しまね認証の取得状況」「果樹および花き振興計画の策定概要」「野生イノシシの豚熱発生と対応」「密漁事案に対するJFしまねへの指導」などについて説明があり、美味しまね認証ゴールドの販売戦略への活用方策やコロナ禍での花需要の停滞などについて質疑がありました。