第485回島根県議会臨時会が5月16,17日の2日間の日程で開催され、改選後の新しい県議会の構成が決まりました。16日の正午までに事務局に会派届を提出したのは、自民党議員連盟(五百川純寿会長;15名)、島根県議会自民党ネクスト(嘉本祐一会長;11名)、民主県民クラブ(須山隆会長;5名)、公明党議員団(吉野和彦会長;2名)、共産党議員団(尾村利成会長;2名)、無会派1名で、午後の本会議では、会期を2日間とし、議席の指定が行われました。17日の本会議では正副議長の選挙の結果、ともに33票を得た自民党議員連盟の園山繁議員(出雲市選挙区・6期)が第80代議長に、山根成二議員(雲南・飯石選挙区・4期)が第90代副議長にそれぞれ当選しました。常任委員会では、議会運営委員会の委員長に池田一議員(出雲市・5期)、副委員長に吉田雅紀議員(隠岐・4期)、総務委員会は委員長に福井竜夫議員(邑智・2期)、副委員長に吉野和彦議員(松江・2期)、防災地域建設委員会は委員長に坪内涼二議員(江津市・2期)、副委員長に原拓也議員(出雲市・2期)、農林水産商工委員会は委員長に吉田雅紀議員(隠岐・3期)、副委員長に岩田浩岳議員(松江市・4期)、環境厚生委員会が委員長に須山隆議員(浜田市・5期)、副委員長に久城恵治議員(益田市・1期)の各議員をそれぞれ選出し、監査委員については、高橋雅彦議員(雲南・飯石・3期)、田中明美議員(安来市・3期)の2名の議員が就任しました。園山議長は「『人口減少に打ち勝ち笑顔で暮らせるしまねをつくる』という島根創生を目指し、議会は執行部とともに知恵を出し合い、鞠躬尽瘁すべきである」と述べ、丸山知事は「コロナ禍を乗り越え、『島根創生』のため、議会・執行部一体となって県政運営に邁進したい」と抱負を述べました。

 5月14日、出雲大社の大祭礼が宮内庁からの勅使を迎えて盛大に執り行われました。出雲大社は2月の「祈穀祭」、5月の「大祭礼」、11月の「献穀祭」を「三大祭式」とし、大祭礼は「勅祭」に位置付けられた例大祭で、朝方までの雨は祭典開始時には晴天となり、玉垣内のテントには、ウィズコロナの政府方針をうけ、4年ぶりに丸山島根県知事や神社本庁代表など、各界の代表が参席する中で、出雲國造の千家尊祀宮司によって本殿の御扉が開かれました。神前には、海・川・山・野の産物に加え、菊の御紋の刺繡に包まれた唐櫃で運びこまれた天皇陛下の御幣物が神饌として供えられ、参列者の謝恩詞の唱和、宮司の祝詞奏上、勅使の祭文奏上と続き、巫女の舞、参列者代表の玉串奉奠まで、平年と変わらぬ祭典が復活した観がありました。出雲市観光協会の関係者によると、令和5年の年明けとともに出雲大社の参拝客はコロナ前の水準に戻っており、3,4月の個人や家族、小グループでの人出はそれを上回るとのことであり、神門通りの参道の賑わいは「なるほど」と思わせるに十分でした。

 3年4か月にわたる新型コロナウイルス感染症の法的位置付けが連休明けの5月8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」となり、コロナ感染の対応判断が行政から個人に委ねられることになりましたが、コロナ感染は収束したわけではありませんので、私たちは、引き続き感染リスクを意識しながら、いわゆる『ウィズコロナ』とする社会生活への本格移行を図ることになります。政府は「社会生活を元に戻す」としていますが、感染した場合の対処が自己責任とされるため、検査費用や医療費等については一定の負担が生じますから、感染終息まではマスク、手洗い、3密の回避など、一定の感染対策を講じながら生活する必要があります。島根県では、引き続き各保健所に健康相談コールセンターを設置し、県民のコロナ対応を行うとともに、9月までは重篤な症状がある場合などの入院調整などにあたるとしています。しかしながら、コロナ感染に備えた3年を超える時間は、私たちの生活様式を大きく変質させたことは紛れもない事実であり、隣人同士の付き合いや助け合いなど、島根県の強みである地域コミュニティいわゆる「住民の絆」の綻びを心配しています。