11月20日、出雲市斐川町の斐川文化会館で、ミュージカル「あいと地球と競売人」が上演され、小学生から大人まで100名を超える出演者が客席を埋めた満員の観客のカーテンコールに応えました。このミュージカルは、1991年に当時、小学校6年生だった坪田愛華さんが書き上げた漫画「地球のひみつ」が原作で、本の好きな女の子が、地球の誕生や生命の進化、食物連鎖、水質や大気の汚染、気候変動などの問題を取り上げ、みんなで協力して地球の環境破壊に立ち向かおうとするメッセージを発信するストーリーで、出演者は、1994年の初演から毎回、オーデションで選ばれた県内に住む多くの小、中、高校生で構成されるのが特徴で、今までに60回を超える公演実績があります。原作者の愛華さんは、漫画を描き上げた直後に亡くなりましたが、翌年の1992年、ブラジルで開催された地球環境サミットに出席した澄田信義島根県知事(当時)がこの漫画を紹介したことを契機に、英語や中国語など多くの外国語に翻訳されています。30年前の少女のメッセージが、カーボンニュートラルや資源保護など、現代社会で提唱されているSDGsの取り組みとなって、まさに、いま世界中で取り組まれていることには驚きさえ感じます。島根県の丸山達也知事は、9月定例会で「漫画『地球のひみつ』やミュージカル『あいと地球と競売人』については『島根県が取り組むSDGsのバイブルとして広報したい』と述べており、『あいと地球と競売人』が市民参加のいわば市民ミュージカルとして永く続いていくことを願っています。