9月30日、東京都墨田区の両国国技館で、本年1月の大相撲初場所で引退した島根県隠岐の島町出身の隠岐の海改め君ケ浜親方(本名;福岡歩)の引退相撲が開催され、正午から始まった断髪式では8,000人の相撲ファンが見守る中、後援者など約300人がはさみを入れ、師匠の八角親方が大銀杏を切り落としました。断髪式に先立って行われた「隠岐の海最後の取組」は、同郷の三段目の隠岐の富士と隠岐の島に伝わる「隠岐古典相撲」の形式で行われ、土俵に大量の塩が投げ入れられる様に館内からは大喝采が上がりました。幕内在位75場所を務めた関取の引退相撲は、十両や幕内力士の取り組みや横綱照ノ富士の綱締めや土俵入り、相撲甚句、櫓太鼓などフルコースの内容でした。打ち出し後のパーティでは、隠岐の島町の池田町長が「15年近くNHK-TVの相撲中継で『隠岐郡隠岐の島町』とのアナウンスをいただいたことは島民の誇りで感謝の言葉しかありません」と挨拶し、調髪、タキシード姿の君ヶ浜親方が「今後は八角部屋の親方(指導者)として精進し、強くて立派な関取を育てたい」と述べ、八角部屋の後援者や隠岐の島町の皆さんと交歓しました。

 9月29日、島根県議会9月定例会は決算特別委員会が開催され、常任委員会の所管別に設置された4つの分科会で令和4年度の決算審査が行われ、各分科会では担当部局から『主要な施策の実施説明書』と『政策評価調書』に基づいて詳しい説明を受けて質疑が行われました。ところで、この日は旧暦の8月15日、いわゆる「中秋の名月」の日ですが、本年は中秋の名月の日と満月(月齢が15.0)が重なる特異日であり、次に一致するのは7年後の2030年9月12日とのことで、昨日から一転、天候にも恵まれ、日の入りとともに澄み渡る秋空の「中秋の名月」を愛でた方も多かったのではないかと思います。出雲市園町の倉留寺で「第九回全国名月サミット」が開催されました。この催しは、後世に残したい名月を「日本百名月」として認定・登録し、名月観光に従事する事業者の連携により新たなる価値の創造を図ることを目的に設立された一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューロー(代表理事;丸々もとお)が主催したもので、午後4時30分から全国各地で名月を観光資源にと活動する自治体や観光、交通関係者など80名が、夜間観光や名月の資源活用に向けた取り組み事例について意見交換し、午後6時過ぎからは宍道湖の東岸から水面に映る明月と郷土料理を堪能しました。

 9月27日、島根県議会は総務委員会、環境厚生委員会、農林水産商工委員会、防災地域建設委員会の4つの常任委員会が開催され、令和5年度島根県一般会計補正予算(第5号)など付託議案と陳情、請願の審査および所管事項調査が行われ、防災地域建設委員会では9月7日に引き続き中国電力の関係者を招聘して島根原子力発電所1号機の廃炉計画の変更にかかわる審査が行なわれました。また、県議会議員の定数や選挙区のあり方に関わる検討会が開催され、人口減少が続く中で、出雲、石見、隠岐の圏域地域人口の格差や離島や中山間地域を抱える島根県の議員の選出をどのように考えるべきかを議論することを確認しました。この日の午前には、島根県警察学校(金築和弘校長)で令和5年4月に大学卒業区分で採用された22名(女性5名)の第178期卒業生に対し、卒業証書と辞令が渡され、中井警察本部長が訓示を行いました。午後には、県立武道館で10月7日から鹿児島県で開催される第78回国民体育大会の結団式が行われ、丸山達也知事から島根県スポーツ協会の田部長右衛門理事長に県旗が渡され、大会での活躍を期して参加者で鬨の声を上げました。