旧暦の10月10日である11月22日夕刻、出雲市大社町の稲佐の浜で、全国の八百万の神々をお迎えする神迎神事が執り行われ、神々は境内の十九社に27日の神等去出祭まで逗留され、今年の神議が始まりました。出雲地方は「お忌みさん」として歌舞音曲を慎み、静かに過ごすことを心がける日々となりますが、この頃は移動性の高気圧と寒冷前線の作用で天気が急変し、時として北西の季節風が吹き荒れる「お忌みさん荒れ」と称する荒天となることがあり、要注意の時期でもあります。11月23日は神在祭りに併せて秋の収穫に神恩感謝を捧げ、来年の五穀豊穣を祈念する献穀祭が斎行されました。出雲大社の献穀祭は、祈穀祭、大祭礼に並ぶ三大祭式で、コロナ禍が一段落し、小春日和の下で5年ぶりに神在神事と同時斎行となったこともあって、出雲大社周辺は全国各地からご神徳にふれようとする参拝者の波で溢れ、終日、大渋滞の車列が途切れることがありませんでした。小生の近況は、11月20日、上京から帰省後に出雲市地滑り協議会総会、21日、県議会各派代表者会議および議会運営委員会、22日、島根県冷凍空調工業会50周年記念式典、23日、出雲大社献穀祭などに出席、参列しました。

 11月20日、東京大手町の経団連会館にある電気事業連合会(「電事連」会長;池辺和弘九州電力社長)を訪ね、さきに開催された原子力発電関係道府県議会議長協議会(会長;園山繫島根県議会議長)の臨時総会で取りまとめられた原子力発電所の安全確保などを求める要望事項について説明し、意見交換を行いました。電事連からは、佐々木敏春副会長と藤本淳一専務理事、中熊哲弘原子力部長および横川晋太郎立地電源環境部長が出席し、13立地道府県から出された「福島原子力発電所の事故処理に関わる事項」や「ALPS処理水の適切対応」「稼働中または稼働をめざす原子視力発電所の安全確保と情報の徹底開示」「立地自治体に対する支援」および「核燃料サイクルの早期確立」などの要請事項に対し、「ALPS処理水の問題については政府と一体となって対応すること」や「電力(発電)のベストミックスや原子力の安全に関わる広報について国民に分かりやすい広報を心がけること」「核燃料サイクルの確立について全事連の総力をあげて早期確立を目指すこと」などに言及がありました。議長協議会からは、「現代社会における電気は、空気や水と同様に、生存の基本要素であり、電力事業者は『安定かつ安価な供給が社会的使命』との意識で事業にあたってほしい」と強く申し入れを行いました。

 11月13日、東京都内で全国過疎連盟(会長;阿部守一長野県知事)の臨時総会が開催され、令和6年度の政府予算に関わる要望事項について協議が行われ、過疎債の発行総額の確保とソフト事業の適用範囲拡大などを盛り込んだ意見書が採択され、役員(島根県議会議長は副会長)が総務省に鈴木総務大臣や内藤事務次官、濱田官房審議官を訪ねて要請活動を行いました。11月14日は、地滑り対策推進都道府県議会協議会(会長;楡井新潟県議会議長)の臨時総会が開催され、令和6年度の地滑り関連予算確保に関わる要望事項を採択し、役員(島根県議会議長は理事)が分担して国土交通省、農林水産省および林野庁に要請活動を行うことを申し合わせたほか、島根県議会の土地改良推進議員連盟の研修会も開催されました。11月15日は、原子力発電関係道県議会議長協議会(会長;園山繁島根県議会議長)の臨時総会が開催され、資源エネルギー庁および原子力規制庁から現状説明を受けた後に、自民党本部に萩生田政務調査会長および梶山弘志自民党エネルギー関係調査会長を訪ねてALPS処理水問題の早期解決や核燃料サイクルの早期確立、経済産業省で原発政策に関わる諸問題、原子力規制庁の片山長官には安全審査の情報開示などについて意見交換しました。11月16日は、離島振興対策都道府県議会協議会(会長;松里保廣鹿児島県議会議長)の臨時総会が開催され、令和6年度の離島振興に関わる予算確保などの要望事項を採択し、役員(島根県議会議長は理事)が分担して内閣官房や関係各省庁に要請活動を行うことを申し合わせ、引き続いて行われた全国都道府県議会議長会農林水産委員会(島根県議会議長は副委員長)の要望活動では、農林水産省および国会に国の農林水産業および農山漁村の振興に関わる令和6年度の予算確保を要請しました。なお、11月14日には品川区の桐ケ谷斎場で細田博之衆議院議員の通夜、15日には葬儀・告別式が執り行われました。