7月30日、松江市内のホテルで島根大学(服部泰直学長)材料エネルギー学部(三原毅学部長)の開設記念式典が開催され、大学関係者や県内自治体および産業界の代表など150人が出席しました。島根大学は、教育学部、法文学部、人間工学部、総合理工学部および医学部の5つの学部で構成されていましたが、2018年11月、島根県が申請した内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」に「先端金属素材グローバル拠点の創出」が採択されたことを機に、学内に「次世代たたら協創センター(NEXTA)」が設置され、センター長に英国・オックスフォード大学のロジャー・リード教授を招聘するなど、産官学の連携によって金属材料のエキスパート人材を輩出するとした定員80人の材料エネルギー学部の新設が文部科学省から認可され、本年4月1日からスタートしました。服部学長は「島根大学にとって初めてとなる工学系学部の創設が、島根県内の産業界に新しいイノベーションをもたらすことを念願している」と式辞を述べ、坂根正弘小松製作所顧問のメッセージが紹介されました。学部紹介で三原毅学科長は、「日本の材料・素材の分野は、Liイオン電池や永久磁石、LEDなど世界のトップレベルを維持しており、「材料を制する者が世界を制す」との意気込みで人材および技術の開発に貢献したい」と述べました。
7月24日、東京都内で原子力発電関係道県議会議長協議会(会長;園山繁県議会議長、13道県)の定時総会が開催され、原子力発電所の立地道県関係者が出席しました。会合は、資源エネルギー庁から「エネルギー情勢」、原子力規制庁から「原発の新規制基準適合性審査の情勢」の説明を受けた後の議事で、令和4年度の事業及び決算報告と令和5年度の事業計画及び予算を承認し、経済産業省や原子力規制庁に提出する原子力発電の安全確保等に関する要請について「東京電力福島第1原子力発電所事故の対策」「安全確保対策」「防災対策」「原子力政策」「電源地域振興対策」の5項目とすることを決定しました。総会終了後には、自民党本部に政務調査会長および自民党エネルギー関係調査会役員、経済産業省に政務3役、原子力規制庁に片山啓長官を訪ねて意見交換しました。7月25日の午前は、離島振興対策都道府県議会協議会(会長;松里鹿児島県議会議長、27都道県)の定時総会および有人国境離島法に関する分科会(会長;徳永長崎県議会議長)が開催され、令和4年度の事業及び決算報告と令和5年度の事業計画及び予算、役員改選(島根県議会議長は理事および分科会副会長)および内閣官房や国土交通省に提出する要請事項を決定しました。午後は、地滑り対策推進都道府県議会協議会(会長;楡井新潟県議会議長、46都道府県)の定時総会が開催され、令和4年度の事業及び決算報告と令和5年度の事業計画及び予算、役員改選(島根県議会議長は理事)および国土交通省、農林水産省および林野庁に提出する要請事項を決定し、役員が分担して要請活動を行うことを申し合わせました。
7月21日、広島市のホテルグランヴィア広島で在広島根県人会(城納一昭会長)の設立70周年記念総会兼ねて第103回島根県経済交流懇談会が開催され、島根県出身の広島県在住者や島根県と関わりの深い政経人など約280名が参加しました。昭和28年7月に会員相互の親睦と郷土島根県への貢献を目的に関係者約100名で設立された県人会の会員は現在700名余とのことであり、総会では、城納会長が「広島と島根は隣組というよりも親族という意識が強い」と挨拶し、広報誌の発行や隠岐の島への訪問、都道府県男子駅伝の応援、ふるさとフェア2024の協力などの事業計画が承認されました。丸山島根県知事は、「南北の交流軸である松江道、浜田道を生かし、隣県の結びつきを活発化させることが島根県振興の要諦」、湯崎英彦広島県知事は「G7サミットを機に広島はゲートウエイとなりうることを示したが、2025関西万博に向けたインバウンドの効果拡散の発現を目指す」と挨拶しました。園山繁県議会議長の乾杯で始まった総会後の交流懇親会では、東海島根県人会の原誠治副会長や近畿島家経済倶楽部の齋藤昌宏副会長、九州・山口島根経済クラブの吉本満廣会長など全国各地に設立されている島根県人会や経済クラブの代表や次回の開催地である出雲市の槇野安浩平田商工会議所副会頭がスピーチし、安来節保存会のアトラクションや島根和牛などの特産品の抽選会が行われるなど、楽しい雰囲気で終始しました。