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All Things are in Flux

時々、何か書きます。
変わることを楽しみながら。

東日本大震災以降、 

国内での自衛隊についての認識が新たになってきた気がする。


中にいては見えなかった事や思いもしなかった事が、

外側からの目で見た意見を知って、新しい視点を得る場合もある。


ある動画を見た海外の人達からのコメントは、なかなか興味深かった。


世界に国はいっぱいあって、そのひとつひとつに沢山の人がいる。

様々な考え方があって当たり前だ。


でも、日本人として胸が熱くなるような意見も多くあった事が

素直に嬉しかった。


この自衛隊PVと、PVに対する、海外からの反応の全文は

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

http://saryuju-saryuju.blogspot.jp/2012/04/pv.html)


(以下、抜粋)

marianelsinnovio (ベネズエラ)
すげー!天皇陛下 banzai! banzai!
日本は最強の国だ

loren185 (ポーランド)
大きな国家は大きな軍隊を持つべきだ・・・
憲法変えたほうがいいよ

BlloodRayyven (カナダ)

日本人の兵士はとても勇敢だ 

tkfenix(アメリカ)
俺は陸上自衛隊で訓練したことあるけど、

かなり防御戦術に優れていたな。
彼らは素晴らしい同盟国だ。
 

ntabonkerleo (中国)
俺は中国人だけど、この動画好きだぜ!


cladam81 (オーストラリア)
俺は日本に行った事あるけど、かなり良かったなー
日本の人たちは自衛隊をより大きくして、再軍備し軍を復活させるべき


ommmmmmar01(サウジアラビア)
日本は世界で最も偉大な国家だ


DarthRaidius (スウェーデン)
いいなこれ!栄光の日本!太陽の帝国よ、再び昇るんだ!   

 

DX777100 (インドネシア)
日本はアジアの中で最高の国だ・・・愛してるよ日本
 

larcm3 (カナダ)
日本は素晴らしい科学技術を持っているから、

最高の軍隊を作れる能力がある。
親愛なる日本へ、カナダより

guropl 6(ポーランド)
世界で最も勇敢な国の一つだ。
親愛なる日本の兵士たちへ、ポーランドより

KidFrom106(イギリス)
日本の軍隊は間違いなく、どこかにメタルギアを隠してるだろ。 

Erakz100(ロシア)
90式戦車は素晴らしい

tibici87(ハンガリー)
本当に敬意を表する
ハンガリーより 

purbanegoro(インドネシア)

インドネシア人は解放者である日本の英雄を忘れないだろう。


bnsfmodeler343 (アメリカ)
日本は立派な海軍を持っているけど、まだアメリカ海軍には匹敵しない。
心配すんな。 アメリカと日本は同盟国だ。

 
Sneaker1993 (トルコ)
日本とトルコの友情は永遠だ!
日本人はこの地球上で最も尊敬すべき人々


1bigbuttlover (ブラジル)
俺は日本がいつの日か、ロシアからサハリンと千島列島を取り返してほしい
それは当たり前の事だから。それにしても、素晴らしい軍隊だな
ブラジルより 


normannodelsud (イタリア)
ドイツとイタリアは民主主義のためにアフガニスタンで戦っています
日本の兄弟が、俺らの手伝いに来るのを待ってるぜ


JohnnyLuuVietnam(アメリカ)
アメリカ軍のほうが凄い
 
SolidSolaris (ドイツ)
俺たちは永遠に同盟国だぞ!
ドイツより


***********************


日本の常識と世界の常識に乖離があるとしたら、

その違いはどこから来たのだろう?誰がつくったのだろう?

3月28日に仕込んだ塩麹と醤油麹、2週間過ぎました。
さて、どうなったでしょうか?

(まずは、作り方の復習から)

◆塩麹(塩糀)の作り方 
(↑クリックすると、麹の池田屋醸造さんのHPへ)

生米麹:1kg、お塩:390g
これをタッパーに入れて、ひたひたになるまでお水を入れて、
うにゃうにゃ混ぜ混ぜして1日目は終了。

◎翌日、お水を吸ってもわっとなったのを混ぜ混ぜして、
またひたひたまでお水を入れる( ※お水を入れるのはここまで)。

◎後は、毎日、1~2回お水と麹が分離してたら混ぜ混ぜするだけ。

◆醤油麹の作り方◆ 
※以下は、あくまでも今回私が仕込んだテキトーな分量。
 をご参照の上、200・200でお試しください。

米麹:1000g、醤油:麹が丁度浸るくらいでほぼ同量。
米麹をボウルに入れて手でほぐし、麹がしっとりとして 
にぎるとかたまりになるようになったら、しょうゆを加え混ぜ合わせる。

◎20分程度たってとろみが出てきたら、タッパーに移し、
常温で冬は10日~2週間、夏は1週間ほど発酵させる。

◎常温発酵をさせている間は1日1回タッパーを開けて、
スプーンなどで麹全体が空気にふれるように混ぜ合わせる。

◎発酵が進み甘酒のようなとろみがでてきたら冷蔵庫に保存。
3ヶ月ほどで使い切る。

毎日かき混ぜる時に、
美味しそうで美味しそうで
ついつい、かき混ぜるスプーンに
わざと多めにつけ残して…ご飯に混ぜ混ぜして食べる…
お~い~し~い~!!!

この美味しさに目がくらんだ私は、
2週間を待たずに…使ってしまったぁ~

・キャベツと卵しか冷蔵庫になかった時に、
 残りご飯の炒飯に大さじ1杯。
・塩麹のかわりに鶏の唐揚げの漬けこみに、
 ニンニクとショウガと一緒に。
・ほっかほかの炊きたて玄米ご飯に
 生卵のっけてそこにお醤油代わりに少々。
・沖縄産のインゲンが安くて3袋買ってしまって、炒めた時に。
・お豆腐サラダのドレッシングに、マスタードとマヨネーズと合わせて。
・蒸し野菜にちょこっとつけて。
・手打ちのおうどんのつけダレのお出汁にちょいと足す。
・納豆3Pに醤油麹大さじ1、刻みネギ、玉子の黄身1個。
 混ぜてお豆腐にかける。
(カラシはお好みで)

…減ったわ、減ってしまったわ(遠い目)
醤油麹は、塩麹と同じように使える万能調味料ですが、
香りが塩麹よりも良い分、
食欲をそそりまくるという特徴がございます。

ご注意くださいませっ!
誘惑に負けると、私のように出来あがり量が激減します。
出来あがってもバンバン使ってると、
塩麹と同様、あっという間になくなります(笑)

追記:
4月25日現在、
醤油麹はさらにゆるやかになめらかに仕上がっています。
昨日も、キャベツとオクラの炒め物に
調味料として少し使いましたが
それ以外はなにも使ってないのに、
爽やかなのに奥行きのある味になりました。
甘味・塩見・うま味、3拍子揃ったニクイヤツです醤油麹。

追記:
本日、NHKの『ゆうどきネットワーク』という番組の
「ゆうどきチェック」のコーナーで醤油麹が取り上げられていました。


クリックで、番組のサイトへとびます

◆塩麹・醤油麹の部屋◆

クリックすると、私のへっぽこな塩麹&醤油麹体験のお部屋へ

塩麹・醤油麹のレシピがいっぱい!
http://saryuju-saryuju.blogspot.jp/2012/04/2.html

首都圏の隅っこと、本州の端っこを
あたふたと行き来するしかない状況の中。

まあ、どこにいても、生きるって事は、
食事と睡眠の間に何か活動するって事なので
とんでもなく大きな違いはございません。

ただし、『端っこ』にいる間は、
もれなく24時間体制で認知症の親の介護ができます。
有難いです。生きててくれるだけで嬉しい。

そのかわり(?)と言っては何ですが、
『隅っこ』にいる時には、
『端っこ』にはない作業がございます。
お掃除と食材探しと洗浄、これの念の入れ方が多少違うのですね。

この首都圏の『隅っこ』にも、
目に見えない、でも、決して愛や優しさではないものが、
風に乗って雨に乗って食べ物に身を隠して頻繁にやってきます。
多分…。
見えないから分かんないけどw

そう、
見えないから、分からないのです。 
分からない時には、
「危険!」の可能性を基準にするのがサバイバルの鉄則。

で、毎朝の一番最初の日課は、
大気拡散予報と気流予測を確認する事。

れによって、お洗濯物の干し場所や
外出時間が変わります。

室内に干すのは好きではないのですが、
ま、仕方ありません。
時折、乾燥用送風機と扇風機を
わんわん回しながらブンブン干します。


各部屋をクルクル回って、とある液体をシュッシュとスプレーします。
空気中のほこりがちょっとでも下に落ちるように祈りつつ。

次にあちこちの上にたまったホコリだか何だかを
お掃除モップの取り替えペーパーにとある液体をスプレーして
拭き拭きしたあと、ポイっと捨てます。

そして、その後はサイクロン掃除機で、
何かのカタキ討ちのように、
一気呵成の勢いで家中をガーガー吸いまくります。
思うさま吸いまくったら、即刻ゴミを捨て、
フィルターを外して水洗いして、完了。

玄関もスプレーシュッシュ&拭き拭き、そしてポイ。

ベランダも、『見えないもの』があると想定して
見える土ぼこりと共に水でジャ~~っと流します。

カーテンもできる限り頻繁に洗うようにしています。
ミラーレースも遮光カーテンも、思い切りよく洗ってスッキリです。

効くのか効かないのか分からないままに、空気清浄機もたまにつけます。

お掃除を気持ちよくやる為には、要らないものは極力減らす。
生活もできるだけシンプルに、物は増やすより減らして大事に使う。

お米(玄米)は鹿児島の農家からダイレクトに買う。
食材の産地は、可能な範囲で色々考えて…選ぶ。

産地偽装は、素人には分からないので信じるしかないですね。
でも、洗浄だけはシッカリがっつりやっています。

熊本県の麹屋さんから、材料となるお米の産地が分かる麹を購入、
味噌・塩麹・醤油麹・酒粕を自分で作ります(酒粕は副産物w)。

お風呂で使うせっけんは、大好きな友達が手作りしてくれたもの♪
余計な物は入ってないし、シンプルで使い心地が良くて、スッキリ爽快!

家の中でできる筋力アップの動作を、家事用にアレンジして
キッチンで洗い物しながら、大腿筋と大臀筋を鍛え
掃除機をかけながら、背筋と僧帽筋と上腕筋を鍛え、
洗濯物をたたみながら腹筋と背筋とひらめ筋を鍛えるw

お気に入りの癒しの音楽を流しながら、最後はストレッチ。

朝は6時前に起き、夜は22時~午前2時の間はキッチリ眠る
…ように心がけてとw

免疫力upを目指して、自分に出来る範囲で淡々と生活しています。

起こってしまった事は無かった事には出来ないし、
もう取り戻せない。

だから、
これからできる事を、前向きに、そして具体的に考えて、
無理なく継続的にやっていくのが正解なのかなと。

空も海も大地も、
みんな元気で美しいところで、思い切り深呼吸したいです。

でも、それまでは、首都圏の隅っこで、淡々と生きる… 

http://saryuju-saryuju.blogspot.jp/2012/04/blog-post_10.html
昨日に引き続き、理論物理学者、井口和基博士のブログより
 (2012年4月2日の記事より 抜粋転載)

**********************
(以下、抜粋転載)

かつての広島・長崎の原爆被災者といっしょで、
放射性物質を体内に多量に取り込んだせいで白血病になった人を
助ける手だてはない。ただ神に祈るほかはないのである。

なぜなら、普通の遺伝性の白血病やウィルス性の白血病であれば、
その根本原因を取り除けばなんとかなるかもしれないが、
内部被爆の場合には、放射性ストロンチウム(Sr90, Sr89)が
骨に固定しているために、造血細胞がやられてしまうからである。

放射性物質は、歴然たる物質である。
アスベストを肺に吸い込めば、アスベストが無慈悲に我々に
中皮腫という肺癌を発病させるように、
プルトニウムを吸い込めば肺癌、ストロンチウムは白血病、
セシウムは生殖異常、ヨウ素が甲状腺癌を発病させるものなのである。

放射性物質は、これら4種類が有名だが、
これらが放射線を放出する度に
それがまた別の放射性物質の原子種に変換するのである。

だから、芋ずる式にどんどん未知の放射性物質が、
元の放射性物質の半減期の中で誕生するのである。

セシウム137とストロンチウム90:核図表の読み方とは? 
(※注 ↑クリックで関連記事へとびます)
 

はたしてそういう放射性物質をわずかでも含んでいる
「放射性瓦礫」や「地震被災瓦礫」が安全といえるだろうか?

もちろん、答えはノーである。

福島第一から海への「核廃液で汚染された瓦礫」、
「放射性物質で被爆した瓦礫」、
それ以外にも「地震災害による瓦礫」などさまざまである。
まあ、大方3種類だろうが、これらの混じり合ったものが一般的だろう。

核汚染物質による瓦礫には、原理的に2種類あり得る。

まず、
福島第一原発の内部にあった、ウラニウムやプルトニウムなどの
原子炉活動のための燃料とその灰として生まれる物質がある。
これらが、原子炉が崩壊して外に出たというものが1つ。
大方、我々が気にしているのはこのタイプである。

しかしながら、
これらは、放射性物質が半減期を経るうちに

別の放射性物質へとどんどんと核変換(原子が変わる)して
いくのである。
安定な鉛のような物質になるまで、どんどん名前が変わるのである。
だから、すべての放射性物質を検知する装置など存在し得ない。

もう1つは、放射性物質が飛び散った場合、
その物質に接触した、もともと原子炉の外部にあった物質が、
放射線を浴びて、それが自分の原子の中にある原子核にぶつかり、 
自分自身が核変換し、放射性物質となるということである。
これを「放射化」という。

要するに、一旦α線を浴びた原子核が核変換し、
その後それが再び安定な原子へと核変換する間、
あるいは、γ線を浴びた原子核がγ線を放射して元に戻る間、
自分自身が一時的に放射性物質になるということなのである。

この放射化の怖さは、今のところ、まったく問題にされていないが、
ちょっとでも被爆した日本人が海外へ行けば、
海外の人が5m以内に近づけないほど、
海外の人は悪影響を受けるというほどなのである。
5m以内に近づくと、
気分が悪くなったり頭痛を感じるというのである。

私自身も最近スーパーやコンビニに行くと、
なにやら気分が悪くなったり頭痛を感じることがあるから、
最近のスーパーやコンビニの製品も
かなり放射化しているのではないかと疑っているところなのである。

ここまでのことをまとめれば、

放射能の問題には、
原因となる放射性物質による「能動的放射能」の問題と、
そういう放射性物質の出す放射線によって引き起される「受動的放射能」の問題という、2つが同時に出て来るということなのである。

生物にとって、どちらも同じくらいに危険なのだということである。

その昔、水爆を受けたビキニ諸島のトカゲが、
被爆して放射化した結果、
「ゴジラ」が誕生したという物語になっているということが、
この被爆による放射能化、放射化という問題なのである。

さて、最後の3つ目。
これは普通の瓦礫、放射性物質のない瓦礫の問題だが、
ちょっと前まで「アスベスト被害」というものを
あれだけ叫んでいたにもかかわらず、
この東日本の瓦礫問題では 一度も聞いたことがない。

しかしながら、築30年以上前の鉄筋コンクリートの家屋などは、
アスベストを非常に一般的に使用していたのである。

だから、
建築瓦礫などの中には多量のアスベストやホルムアルデヒドなどの、

有害な化学物質が満載だろうということをお忘れではないのか?
ということなのである。

アスベストによる肺癌、中皮腫もまた放射能被爆と同様に、
発病するにはかなりのタイムラグがある。
おそらく10数年はあるだろう。
だからいますぐに発病するのではないにちがいない。
しかし、吸い込んだアスベストはなかなか取り除くことは難しい。

こういうわけで、
かつてチェルノブイリを処理した旧ソ連アカデミーの
要人たちのとった手法、
「瓦礫はコンクリートづめして処理する」というのが、
もっとも安全で理に適った方法であるということになるわけである。

それにしても
つい最近まで「核拡散防止策」とか言っていたにもかかわらず、
「放射性瓦礫を拡散処理する」というのは、
それに反するということが分からないのだろうか? 

「エントロピー増大の法則」ということを知らないのだろうか? 
核物質であろうがなかろうが、
物質は黙っていれば、つまり何もしなければ、
必ずエントロピーが増大する方向へと動く。

だから、エントロピーが増大できないように、
タンクにつめたり、コンクリート詰めするわけである。

(以上、抜粋転載)
**************************

井口博士は、このブログ記事の中で

遠い昔にギリシャのソクラテスが
「無知の知」というものを人々に知らしめたものだが、
自分の無知を知らないということほど恐ろしいものはないのである。

…と書いている。

『無知』に気づくためには、学ばなければならない。
学ぶという事は、自分以外から伝えられたものを受け止める事。
そして、それを自分の頭で考える事。

学ぶために知りたい事は『本当の事』。
本当の事を知りたいと思う人間が沢山いるのに、
それが正しく伝わらないのには、幾つかの原因があると思う。
 
それぞれの立場での思惑によるものはこの際別にして、
しっかりと情報を受け取って自分で考えるという機会を妨げているのは
意外と、伝える時の伝える人間の、
様々な感情による表現のせいかも知れない。

重大な問題であればあるほど、
淡々と事実を述べられただけの方が
まっすぐに受け止めやすい気がする。

誇張しすぎたり、煽ったり、
変に揶揄したりすることなく淡々と告げられた事実は
真剣に対処するべき問題として吟味される可能性が高くなると思う。

この現実の中で、自分に出来る事を考える為に必要なのは
感情的に無駄な遠回りしなくて済むような情報交換ができる事。

大切な事はシンプルに、難しい事は分かり易く。

それには伝える側の人間の、誠意と知恵と技術が必要かも。
相手にまっすぐ伝わるように… 

井口博士のこの記事は、とても大切な内容だと思う。
だから、深刻な問題だけどできるだけ淡々と伝える。

http://saryuju-saryuju.blogspot.jp/2012/04/blog-post_03.html
井口和基さんという理論物理学者の方のブログを時々読んでいる。

先週末は片付けをしていて、ずっと読んでいなかったが、
久しぶりに見て気になった記事があったのでご紹介したい。

2012年3月28日の記事 
『ストロング・ラブ博士の疑問!:「なぜ西日本へ避難しないのか?」』

********************
(以下 抜粋転載)

私はここ徳島県阿南市に引っ越して来て今年が17年目になるが、
この16年間で毎年注目しているのは、徳島県の子供の人口が
どんどん減って来ているということである。
(もちろん、徳島県だけではなく、四国4県みな共通の問題である)
私が来た当初は確か県の人口は80万人を超えていたと思うが、
今では80万人に満たない。

そして、毎年徳島県の地方の山間部では、
歴史ある小中学校が、「最後の一人の卒業式」を経て廃校になっている。
その数、年3~4校である。

今年も地方の有名な小学校が、
最後の1人の卒業式を経てその伝統が消えた。

今年で私が来てから45校は廃校になったのである。
もちろん、幼稚園などもニュースにすらならないが、
県内のあっちこっちに廃校になった建物が使われないまま残っている。

地方、それも四国や西日本の各県では、
少子高齢化の進行は、それほどまでに桁外れなのである。

おそらく、東日本も同じような状況だと思うが、
東日本の人々は、
西日本へ来たことがないだろうから知らないはずである。

問題は、こういう廃校となった学校の校舎がそっくりそのまま残っているぞということなのである。

だから、もし福島県の子供たちが、ここ徳島の廃校にそっくりそのまま
お引っ越しして来ても、もう明日から授業を開始できる。 

そういう状況の学校がそこら中に転がっているのである。
いくらでも逃げる場所、安全な場所で
学校を再開することは可能なのである。

まずは、こういう事実を福島やその近隣の学校関係者は知るべきである。

黙っていて被爆を続けて行くよりは、どこか西日本へ疎開し、
しかるべき時まで待ち、その後地元が元通りに戻れば、人間も戻る。

そういう選択肢もあるということなのである。


このことは、子供に限らない。
大人の場合、一軒の家の場合も同じなのである。

徳島県に限らないが、
山間部や海沿いの町では、空き家の民家などはたくさん存在する。
高齢の人しか住んでいない。
後継者はすべて都市部に行ってしまったというような町や村も
たくさん存在するのである。

できれば、若い人が住んで欲しい。
若いどころか、
だれか住んで欲しいというような家はたくさん存在するのである。

とにかく人がいない場所というのがたくさんあるのである。

そういうところへ一家で移り住むということも簡単なことなのである。

金銭的な保証は国や県にしてもらえば、
まるで年金生活で東南アジアに住む人がいるが、
そんな形で、
西日本に居住することは原理的に可能なはずなのである。

それほどに人が住まなくなった、非常にすばらしい場所が
ここ徳島県内だけでもたくさん存在するのである。

放射性物質は我々物理学の知る、厳密な自然法則に従って動いている。
物質は人間の思いや感情など何とも思ってはいない。
そういうものなのである。

核爆弾は被災者の感情などおかまいなしに人間を焼きつくし、
被爆させるものなのだ。

だから、
自然現象を正しく認識する以外に、
本当の解決策というものは生まれて来ないものなのである。

(以上 抜粋転載)

************************** 

実際に地元に住む人が、 
「だれか住んで欲しいというような家はたくさん存在する」
と言っている、その事実だけでも伝えたいと思った。

知っている人もいるかもしれないけれど、知らない人がいたら
情報の一つ、選択肢の一つとして考えるきっかけになるかも知れない。

そんな気持ちで書いてみた。 


情報は探せば沢山ある。
でも、選択は自分でする。
何を優先させるか、何が譲れない事なのか・・・

きっとそれぞれの事情の中で色々あると思う。
いずれにしても、
それぞれのしっかりとした覚悟の中で行われていくんだろう。

いろんな人がいろんな形で警鐘を鳴らす。

でも、3.11以降の事を真剣に考えてみた事のない人なんて
実際にはいないと思う。

避難する人も、残って頑張り続ける人も、心配する人も、応援する人も

みんな、幸せに安心して生きたいと思ってる事にかわりはない。

だから、放射脳だとか、宗教みたいだとか、非科学的だとか、
神経質過ぎるとか、鈍感過ぎるとか、騙されてるとか、
宣伝だとか、売名だとか、
バックに何がついてるとか、
誰かの手先だとか・・・
 
そんな風な非難や揶揄は、
(もしかしたら、どこかで誰かの何かの役に立ってるかも知れないけど)
そろそろもう、みんなお腹いっぱいになってると思うし
傷ついて気力をそがれる人の方が多分多いと思うから、
いい加減にした方が良いんじゃないかと思う。 

役に立つ情報を提供したい人はどんどんしていって
それを活用したい人はどんどんしていけばいい。

何か、危険だと思う事があるなら、
強制や攻撃や揶揄などナシに
受け取った人が冷静に判断できるように、
淡々と誰にでも理解できるように伝えればいいと思う。
 
決めるのはあくまでも個人個人。

だから、やっぱり
「そういう選択肢もあるということ」なのだ。


http://saryuju-saryuju.blogspot.jp/2012/04/blog-post_02.html
むかしむかし、アメリカのとある病院での出来事。

結核で、余命あと少しと宣告された患者ばかりが入院している病棟。
当時まだ結核は『不治の病』。

治らない病気、ただ死に向かう病気。
そして、感染するからと、外の世界とは隔絶されていた。

その病室には7人の患者がいて、

細長い病室の中、ベッドは1列に並んでいた。
窓は一番奥にたった一つ。

みんな寝たきりの患者ばかりで、
一番奥の、窓際のベッドのジミーだけが、窓の外の景色を見ることができた。
ジミーは毎日毎日、窓の外の様子を、同じ部屋の人たちに聞かせてあげていた。


「今日はとてもお天気がよくて、チューリップがきれいに咲いてるよ」
 

「あ、子供達が遊んでるよ。手をつないだりして、可愛いなぁ。」
 

苦しい闘病生活の中、同じ病室のほかの患者も、
ジミーの話が唯一の楽しみになっていた。
 

でも、ある日突然ジミーは何も教えてくれなくなった。
病気が進行し、亡くなってしまったから…

同じ病室にトムという患者がいた。

トムは、ジミーばかりが外の風景を独り占めしていることを
前々から面白く思っていなかった。
 

そして、ジミーが亡くなった後、
看護婦にすかさず、自分を窓際のベッドに変えるよう頼んだ。 
看護婦は困った顔をして渋ったが、トムがあまりにしつこく、
怒鳴ったりもするのでとうとう承諾した。
 

トムは大喜びした。
 

「でも俺はジミーのように、みんなに外の様子を聞かせることなんかしない。
 思う存分、一人で外の景色を楽しむんだ!」
 

窓際に移ったトムは、期待に胸を膨らませて窓の外を見た。

でも、そこにはきれいなチューリップも、可愛い子供達もいなかった。
何にもなく、見えるのは隣のビルの灰色の壁だけ。
 

トムはすべてを悟った。 
ジミーは、同じ病室のみんなを少しでも喜ばせようと、
見えもしない楽しげな風景を、灰色の壁を見つめながら

一生懸命自分で作って話していたのだと。
 

トムは、初めてジミーのために涙を流した。
そしてそれから後、トムはジミー以上に、
窓の外の『素敵な景色』を、みんなにたくさん話して聞かせてあげた。

これは、むかしむかし、アメリカのとある病院での出来事。

****************************

4月1日はエイプリルフール。
笑い話になるような、他愛もない嘘が許される日。
『嘘』をついてもいい日が、1年365日の中のたった1日だけだなんて
人間って基本的に善き存在なんだろうなと思う。

でも、実際には世の中には『嘘』はいっぱいころがっている。
大胆に言ってしまえば、想像力だって嘘の範疇に入ってしまうかも。

さっきの、むかしむかしのアメリカのお話を読むと、
誰のためなのか、何のためなのかが、
嘘と想像力の境目なんだろうかとも思う。

また、場合によっては、誇大広告も過剰宣伝も、
学者や政治家の、何かの都合のための『配慮』も、
下手すると、とんでもない『嘘』になることがありそう。

嘘が良くないのは、本当の事が分からなくなってしまうから。

事実でないことから始まったものは、
いつか綻びていくのかも知れないけど
それが明らかにされるまでに傷つく人がいる事もあるだろう。

「事実と異なる事」というのが『嘘』の定義だとしたら…
良い嘘・悪い嘘という種類分けの境はどこにあるのだろう?

自分の都合のために、意図的に話を歪めたり捏造したりすると
引っ込みがつかなくなって、そのつじつま合わせのために必死になって
きっとさらに真実が見えなくなる気がする。

だから、そんな『嘘』が良くない嘘なんだと思う。
他人の心を傷つけ、自分の心も縛る嘘。
 
『嘘』って何かにつけてメンドクサイものだ。
だから、嘘はつかない方がいい。

特に、人の命に関わるような間違った判断は、恐ろしい『嘘』になる。
嘘もハッタリも、それが必要な人達が上手に使えばいいんだろうけど
使わないで済むならそれに越した事はないんじゃないかと思う。

力を持った人達は、『嘘』の使い方には十分気をつけて下さい。 
『嘘』を見抜く目を養わなければいけない立場ってのは寂しいものです。
そこに信頼がないから、疑ってかかる必要が出てくるわけだから。

『事実』ってのは、なんだかんだいってやっぱり強いんだな。
無理しなくていいから心地良いし、
何処までいっても変わる事がない。

http://saryuju-saryuju.blogspot.jp/2012/04/blog-post.html
やることがいっぱいあって

大変だけど楽しい

体が自由に動ける事が有難い

過去がどんどん遠ざかり、

今と未来で気持ちがいっぱいになりそう

過去に学ぶ事は大切、

でも、こだわってしまえば足かせになる

その時その時の『今』を頑張っておいたら

それが過去になってしまって放っておいても大丈夫

拘りたい人は、

気が済むまで拘ればいいんだと思う

それもまたその人の自由

できる事はやってきた

今はただ、時が満ちるのを待ちながら、

またできる事をやるだけ

誰のどんな言葉からも、受け取るものは人それぞれ

生まれて、今生きている、

それだけでただ嬉しくありがたい

日本の親は、
「人に迷惑かけちゃダメですよ」と教えるが、

インドでは、
「お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」
と教える。


傷を見せびらかし痛い苦しいと訴えるのは子供でも出来る。

直った傷を見せてその傷をどう治してきたのか伝える、
それが大人がすべき表現だ。


日本人が大好きな
【寝てない自慢】【食べてない自慢】【忙しい自慢】【体調悪い自慢】

海外では全部、自己管理が出来ないという無能さのアピールでしかない。


どれも、ほお~っと思うけど、何とな~~~く、①が好きな私(笑)

私が3歳の時、

1歳半の妹は医療事故で重度の身体障碍者になった


私のまねをして、舌足らずでおしゃべりしてた

柔らかなふわふわの笑顔の妹は


食べる事ができなくなり、

しゃべることができなくなり

生涯オムツの生活となった


日に何度も痙攣性の発作で、

全身をひきつらせて

呼吸もままならない地獄の苦しみを、

涙をぽろぽろこぼしながら

小さな体で懸命に耐えていた


生死の境を何度もさまよい、

入退院を繰り返し

何年も病院で過ごした


全身に注射を打ち、

身体がはれ上がり

しまいには打つ場所がなくなってしまった


痛みと苦しみで、眠る事も出来ず、

ずっと泣いていた


舌が麻痺してしゃべることの出来ない口で

 「あー!あー!」と泣いていた


それでも身体は成長するし、

喜怒哀楽もちゃんとあった

妹の笑顔はまるで天使の様だった


その無垢な魂が、

どんなに家族を癒してくれたことか


妹は懸命に

自分の運命を生きていた


母は、いつも妹と共にあり

自分の命を削るように愛し慈しみ、

死神から妹の命を守っていた


私は小さい頃から母と一緒に遊んだ記憶がほとんどない


でも、私にできる大切な役目は

ちゃんと知っていた


元気でいる事、

心配をかけない事

家の中を明るくしている事


家族みんなで、妹を包むようにして暮らし

その苦しみも悲しみも、

全部家族で分かち合った


やがて、歳の離れた下の妹が生まれ

その子は元気で、いつも穏やかな笑顔で 

一緒に上の妹を愛して守るようになった


1歳半で理不尽に奪われた自由な人生


学校に行く事もない、

友達もできない

愛する事も知らないまま、

叶える未来の夢も見れない


家族だけが、妹の世界のすべて

赤ちゃんの心のまま28歳まで生きた


最後の最後まで、

家族全員に愛されて旅立った


妹は、何も悪い事などしていない


残念だけれど、

世の中に理不尽は存在する


妹は、まるで、

家族が共通して見た夢のような存在


でも、

あの妹の人生を見て、私は育った


私の人生が、

妹が生きていた証となる様な

そんな生き方をしたい


どんな困難も、

妹が生涯受けた苦難に比べたら

笑ってやり過ごせる


命の重さ、

命の儚さ、

命の大切さ


生きる事は奇跡の中にある


妹が叶わなかった自由な人生を

私と、そして下の妹が生き抜く


どんな理不尽にも、

挫けたり、諦めたり、投げ出したりしない


生きたくて生きたくて 

でも生きることが叶わなかった命に対して

恥ずかしい生き方は絶対にしない


いつも前を向いていく


生きている限り、出来る事は沢山ある

希望を見つけて、知恵を絞って生き抜く


「絶望は愚か者の結論」とディズレーリは言った


私は、「絶望は勿体ない」と思う


今、生きているこの毎日は奇跡 

人生は奇跡の積み重ねで出来ている


今の日本が置かれた現実が、

誰のせいの理不尽であっても、

そんなものに負けてなんかいられない


生きて、生きて、生きて、生き抜いてやる!

目を開こう 耳をすまそう
何処へ向かってるか 知りたいなら


信じるって言葉 美しいけど 待ってられない

今までと違う 声に出さなくても みんな知ってる

目を開いて 耳をすまして
何処へ向かっているか 恐れてるなら

悲しみは怒りに 苦しみは絶望に 不安は恐怖に

もう嘘はいらない 本当の事だけ それだけでいい


目を開ける? 耳をすませる?
何が起きてるか ちゃんと知ってる?

海・空・大地 みんな借りもの 命もいつか返すもの

街に人に命に 愛じゃないものが 降り積もる

目を開こう 耳をすまそう
私たち今 何処へ向かってる?

2011/12/19 05:30