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7月25日、磯子区のあおぞら学童の子どもたちと絵を描きました。
金沢文庫芸術祭、今年の大型絵画ワークショップの始まりです。
長い長ーい1本の布に、子どもたちがお絵描きして、
それをバトンのように次のところに渡すというもので、
昨年「子どもアートリレー」と名付けたこの企画
今年は「お絵描きバトン」と改めました。
前回は室内で行ったのですが、
子どもの人数が増えたため、今回は公園の一角を借りて屋外で。
暑かった~。
これぞ夏という感じだったなぁ。テーマも「夏」。

子どもたち40人ほどが、最初は遠慮がちに
そしてだんだん大胆に体中で描きました。
実は私、子どもと戯れるのは好きだけど、誘導するのは苦手です。
あっちでもこっちでも管理されている子どもたちに、せめて
好きなよーになんの制約もなく描いてほしいと思う。
できた作品よりもその過程が大事だと思うんだなぁ。
もともとこれを企画したのは、友達から大きな巻きの布をもらったから。
→ http://ameblo.jp/julian-rd/entry-10948068141.html
今年もあと4ヵ所は、開催が決定しています。
ホントは東北遠征も企画していたんだけど、残念ながら中止。
でも、またいつか、
始まりの地である陸前高田市の気仙小学校に行きたい。
全壊した気仙小学校は、
間借りしていた長部小学校と、来年合併するけどね。
若い女子スタッフがいっぱい来てくれて
これからが楽しみです。


7月22日、「創造と森の声」のワークショップに参加しました。
正確には、作業をしたのは、一緒に行った子どもたちで、
私はまぁ、見てただけ。
横浜アートサイトのニュースレターの取材も兼ねてなんだけど、
そこにいるだけで、森はいいですね。
森で切った杉の木(66歳?!)の皮をむき、

色を塗り、いろいろ付け足して・・・

地面の穴に埋めました。
このトーテムポール、これから100年はここに立っているはず!?
切った木にも手を加えて、そうやって生き続けさせてあげることが、
人間が自然にできる恩返しなのかな。
子どもたちは体中に森の匂いをまとい、
大人たちはビールの酔いをまとい、
JR中山駅から電車に乗って帰りました。
ここのワークショップ、スタッフの大人の手の出し方が、
絶妙だなと感じます。
見守りつつも、こっそり誘導。そして、自分も楽しむ。
見習いたいです。
それにしても、
ホントは21日開催のところ、雨で順延。
参加者側としては、なんということもない順延。
行けない、やーめた、もあり。
でも、主催者側としては、
この決断にものすごい気力と体力を有しただろうなぁと思う。
「創造と森の声」
夏中いろいろやっています。
横浜にもこんな森があるんだと驚きながら、
アートで遊んでみよ。
創造と森の声 → http://www.morinokoe.jp/



ばおばぶのチャイを飲みながら・・・
7月20日、ドイツのドキュメンタリー映画
「シェーナウの想い~自然エネルギーを子どもたちに~」を観た。
ドイツに興味ありの娘が見たいというので、
友達さそって、無料上映会に行きました。
場所はカフェばおばぶ。
ちょっと隠れ家的空間ながら、知る人ぞ知るカフェ。
何か急に寒いし、雨がザーザー降って来て、
もし娘が行かないと一言でも口にすれば、はいはいと止めにしそうだったけど、
そうでもなかったので、傘をさして歩いて行った。
ま、徒歩10分くらいのとこなので。
行ってよかった。観てよかった。
近頃、ちまたには原発反対ものが溢れてきて、
アレルギーになっている人も実はいるんじゃなかろうか。
ちょうど、戦争反対、平和絶対といいすぎて、
「またか」とある種の拒絶反応を起こしたみたいに。
でも、この60分の映画は大丈夫。
反対と言うだけでなく、その先どうすればいいかの
ヒントを私たちに与えてくれる。
チェルノブイリの事故後、原発イヤだと思ったドイツの小さな
街の人たちの、10年かけて行動した記録です。
本当に大事なことを実現すべく、
普通の人たちが大企業と戦い、たくさんの資金を集め、
自分たちの電力会社を作ってしまいました。
あきらめたらダメだなぁ・・・
と強く思うとともに、
感情的になりすぎてはうまくいかないこと、
やっぱり真摯に人と繋がっていくことが、
大切だと思い知らされます。
この映画、
原発に関してこれからどうしたらいいんだろう・・・
と逡巡してる人はもちろん、
自分の生き方に対して、どうしたらいいんだろう・・・
と一歩を踏み出せないでいる人にもおすすめ。
ちなみに娘の感想は・・・
「ドイツの町並みキレイだった」
そういう見方もあるみたいです。
映画詳細 →
http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/カフェギャラリー&窯 ばおばぶ →
http://www.cafegallerybaobab.com/index.html
畳の間での上映会
今年の本屋大賞1位。
そして、どこの本屋にも「私はここよ」
と盛大に自己主張しているこの『舟を編む』。
ネット上にも書評はあふれているはずなので、内容は省くが、
自分もがんばろと思える1冊なのは確約。
入院していた父が退院して、
面白かったと私にくれたのが読むきっかけでした。
うん。面白かった。
時間をかけて、仕事も人との付き合いも丁寧にやることの意義を
高揚感をもって実感できます。
個人的には個性的な中心人物の一人である、まじめ(馬締)くんが、
最近私から距離を置きたいと宣言してしまった男性に
何となく雰囲気似ていて心を波立たせる。
そして、装幀に注目!
辞書を模したような落ち着いたカバーだけど、
カバーを取ると表紙は漫画。
それはさておき、作中編まれる辞書「大渡海」の装幀を
『舟を編む』は呈している。
カバ―:夜の海のような濃い藍色
帯と見返し:月光のごとき淡いクリーム色
花布:夜空に輝く月の銀色
銀色の題名、波のうねり、古代の帆船、三日月・・・
これ、紙の本だからこその芸術。
「大渡海」のモデルは、きっと明治の読める辞書『言海』ですよね。
すっかり忘れてたこの復刻版、読んでみようかなぁ~。
- 舟を編む/三浦 しをん

- ¥1,575
- Amazon.co.jp
言海 (ちくま学芸文庫)/大槻 文彦

- ¥2,310
- Amazon.co.jp

お鍋でちょこっとスモークで、
それなりにおいしいベーコンができました。
塩漬けしたり、乾燥させたり、日にちはかかるけど簡単!
<材料>
豚バラ肉かたまり 400g
塩 16g
ローリエ 1枚
クローブ 1粒
粗挽きブラックペッパー 適宜
乾燥タイム 適宜
(ジュニパーベリー 10粒)
<作り方>
1、豚バラ肉に塩・ハーブ・スパイスなど材料を全てまぶし、
ビニール袋に入れ3日間くらいねかせる。
2、肉を水洗いし、水気を拭いて、冷蔵庫で3日間くらい乾燥させる。
3、鍋にスモークチップを入れ火をつけ、肉を金網の上にのせてふたをし、温燻する。
ジュニパーベリーはウチになかったので、なしで作りました。
ハーブやスパイスはお好みでという感じかな。
できたベーコンは1回ずつの分量に切り分けて冷凍します。

冷蔵庫で乾燥中

