ばおばぶのチャイを飲みながら・・・
7月20日、ドイツのドキュメンタリー映画
「シェーナウの想い~自然エネルギーを子どもたちに~」を観た。
ドイツに興味ありの娘が見たいというので、
友達さそって、無料上映会に行きました。
場所はカフェばおばぶ。
ちょっと隠れ家的空間ながら、知る人ぞ知るカフェ。
何か急に寒いし、雨がザーザー降って来て、
もし娘が行かないと一言でも口にすれば、はいはいと止めにしそうだったけど、
そうでもなかったので、傘をさして歩いて行った。
ま、徒歩10分くらいのとこなので。
行ってよかった。観てよかった。
近頃、ちまたには原発反対ものが溢れてきて、
アレルギーになっている人も実はいるんじゃなかろうか。
ちょうど、戦争反対、平和絶対といいすぎて、
「またか」とある種の拒絶反応を起こしたみたいに。
でも、この60分の映画は大丈夫。
反対と言うだけでなく、その先どうすればいいかの
ヒントを私たちに与えてくれる。
チェルノブイリの事故後、原発イヤだと思ったドイツの小さな
街の人たちの、10年かけて行動した記録です。
本当に大事なことを実現すべく、
普通の人たちが大企業と戦い、たくさんの資金を集め、
自分たちの電力会社を作ってしまいました。
あきらめたらダメだなぁ・・・
と強く思うとともに、
感情的になりすぎてはうまくいかないこと、
やっぱり真摯に人と繋がっていくことが、
大切だと思い知らされます。
この映画、
原発に関してこれからどうしたらいいんだろう・・・
と逡巡してる人はもちろん、
自分の生き方に対して、どうしたらいいんだろう・・・
と一歩を踏み出せないでいる人にもおすすめ。
ちなみに娘の感想は・・・
「ドイツの町並みキレイだった」
そういう見方もあるみたいです。
映画詳細 → http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/
カフェギャラリー&窯 ばおばぶ → http://www.cafegallerybaobab.com/index.html
畳の間での上映会

