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10月26日、アートサイト・ニュースレターの取材でいらしたSさんを案内がてら、サンコファのプレイバックシアター公演に行きました。A先生とMさんもいっしょにのんびり歩いて会場へ。プレイルームを開設しているTさんのお宅での公演でしたが、たくさんの人がいらしていました。プレイバックシアターとは人の内面を演じる即興劇。全く予備知識を持たずに行ったので、その形にびっくり。観客などの参加者が自分の話をして、それをアクターが演じてくれるのです。
この日のテーマは「老い」。老いにまつわるお話を、手を上げた観客が自分の立場や介護する立場で語り、HちゃんとAちゃんが即興で演じます。プライベートな悩みや葛藤そして、喜びなどが可視化されると、じんわり涙がにじんでくる。私がうれしかったのは、それぞれの人のお話を聞くときに観客のおばちゃんが、うんうんそうだねと相づちを打ってくれること。誰かに共感してもらうってこんなに嬉しいことなんだと思った。HちゃんとAちゃんの息の合った劇は即興とは思えないハーモニー。生きてる~って実感できる躍動感。そこにはきっと究極の共感が存在するに違いない。みんながほのぼの温かいものに包まれて終わったこの公演、とてもよかったです。街角アートラリーの一環ではないけど、サンコファ次の公演は、12月3日(月)。この感動をぜひ体験してみてね。

静かに目を閉じると・・・ の 「無心」カプリオルの公演の後、
カフェギャラリー&窯 ばおばぶに展示中の陶人形を見に行きました。
辺りは薄暗く、店内も薄暗く
その中できらっと輝く陶器の美しさが心に残りました。

この清楚な少女たちの表情がなんとも素直で、
忙しい日常のうちに忘れかけてたものを
ふと思い出させてくれました。
落語イベントの開始直前だったので、
慌ただしい鑑賞ではありましたが、行ってよかった。
第8回 松﨑紀一陶人形展
11/4までやっています。(水木は休)


10月21日の街角アートラリーは、
アーリーダンスグループ・カプリオルの「求む!船乗り」。
代表の服部さんに誘われて、
何年か前から受付のお手伝いをしているんだけど、
この劇、ホントに面白いです。
中世ヨーロッパのお話、唄、踊りが、
アサバ・アートスクエアの中庭という舞台に
これ以上ないくらいベストマッチ。
衣装や大道具小道具もステキ。
今回のストーリーは、
港を舞台に繰り広げられる海賊や街の人たちのお話で
最後に子どもたちも登場して賑やか。

笑いあり軽い下ネタありで、ウケる場面もたくさんあって
楽しい~!
最後は手をつないで称名寺までファランドール♪
必ず穏やかな秋の日和にあるこのカプリオルの公演。
これを観ないと秋が来た気がしない。
私の中では街角アートラリーの一押しです。
今年見逃しても大丈夫。
また来年あります。

10月18日、Hちゃんが「7 Generations walk」に合流して歩こう
というので、行ってみた。
趣旨はよくわからないままについていったので、
未だによくわかってないけど
何となくタイトルから先住民族的なものかな
ともかくみんなハッピーになるためねと勝手に解釈し
いちいちその意義を左脳で理解せずとも
歩いてみるのもいいかなぁ~と出かけた。
いつもは車でさーっと通り過ぎてしまう道を
10kmくらい歩いたんだけど
おもにKちゃんとのぺちゃくちゃおしゃべりが止まらず、
最近の出来事やいろんな日々の悩みなどいっぱい話しながらのウォークだった。
お洒落なカフェもいいけれど、
こういうひたすら歩きながらのおしゃべりもちょっといいんじゃなーい。

ただ歩くだけなのに、それも天気も怪しかったのに
実は前日からウキウキしてたのは、
何年か前に読んだ『夜のピクニック』の雰囲気を味わえるような気がしたから。
多感な個性的な高校生たちが
学校の恒例行事で一晩中みんなで歩く(走る)んだけど
恋のどさくさがあったり不思議な子が登場したりで、
道中いろんな出来事が展開しながらも、みんな無事ゴールして、
そして、少し大人になる
みたいなお話。
同じ時間と空間を共有しながら、
なが~いながい距離を一緒に歩くっていいよね。
- 夜のピクニック (新潮文庫)/恩田 陸

- ¥704
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10月13日、街角アートラリーのビーチグラス展示会に行きました。
横浜アートサイト2012のニュースレターをまとめているTさんが、
我が金沢文庫芸術祭の取材に来てくれるというので、
案内がてら一緒に出かけました。
財団のAさんと、芸工展のお二人もいらして、
5人の賑やかな一行に。
朝何時からやっているか事前に確認していなかったので、
やってなかったらどうしよーとドキドキしながらカフェプラスに
向かいましたが、
主催者の柚木さんのにこやかな出迎えにほっとしました。
ビーチグラスとは文字通り海辺で拾って来たガラス。
柚木さんの丁寧な説明に、一同感心するやら驚嘆するやら・・・。
海辺で拾えるガラスの色は白(透明?)と茶色が一番多いそうですが、
ブルーや緑などもあってそのまんまの色がとても美しい。
表面がざらざらになっててそれがまたよいんだそう。

これは、ひょうたんに埋め込んだ作品。

これは孟宗竹に。

これはあじさいと題する作品。
これはソーラーパネルを裏につけてあって、
太陽光で光るそう。

周りが暗くなる夜の方がキレイですけどねと柚木さん。
私もビーチグラスを拾って来て、
何か作ってみたいな。
このあと、アサバ・アートスクエアに移動し
みんなで自家製ジンジャーエールをいただきながら、
アートプロジェクトについてなどの話でひとしきり盛り上がりました。
お天気よくてよい日和だったな。
アートサイト・ニュースレター3号楽しみです。
アサバ・アートスクエアの街角アートラリー案内板
街角アートラリーはまだまだ続きます。

