とりあえずテキトーにおいてみる(その7) | 受験算数はきょうもおもしろい

前回からの続きになります。

 

 

図形問題でもテキトーに数字をおいてみることで正解にたどり着くことがあります。

たとえば次の問題はこれできれいに解けます。

 

 

正解は18㎠

①AOに補助線を引き、三角形AOGを考える。これをテキトーに7㎠とおく。

   

 

②このときGはABを二等分する点なので、三角形BOGも7㎠となる。

  

 

③残りの部分も同じくOとの間に補助線を引いて三角形を作ると、それぞれ次の面積となることがわかり、求める面積は9+9=18㎠!

 

 

ちなみに、①でテキトーに7㎠とおきましたが、これを8㎠とおいても9㎠とおいても、求める部分の面積はやはり18㎠となります。

少し不思議ですが、お時間のある方はぜひやってみてください。