数直線や線分図で考える整数問題(その1) | 受験算数はきょうもおもしろい

整数問題(整数の性質を利用した問題)は計算により求めることが多いですが、数直線や線分図を使って考えることにより、意外と簡単に解けてしまうことがあります。

たとえば次のような問題です。

 

星「4つの異なる数字1、3、□、9から3つの異なる数字を取り出して並べてできる3けたの整数は24個あり、その平均は555である。」(灘中・2006年)
 

右矢印平均555ということは、数直線上に12組の数字のペアが555を中心として左右対称に並んでいるということ。たとえば、そのうちの一つである931に注目すると、555をはさんだ反対側の同じ位置には179があるはず。よって□は7。

 

      

 

 

 

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