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自分を取り戻すためのファスティングという選択

ファスティング指導歴14年。食・体・心を切り離さず整える視点で、無理なく健やかに生きるヒントを発信。100歳まで動ける身体づくりと心の整え方もお伝えしています。




ふと考えることがあります。


これから先、

自分は、どんな人と出会っていきたいんだろう。


どんな人の役に立てたら、

嬉しいんだろう。


 


昔の自分みたいに、


体の調子がずっと良くなくて、

「このままでいいのかな」と

どこかで感じている人。


 


忙しさの中で、

自分のことを後回しにしてきて、


気がついたら、


・疲れが抜けない

・なんとなく元気が出ない

・昔のように動けない


そんなふうに感じている人。


 


でも本当は、


もっと元気に動ける体でいたい。

もっと軽やかに生きていきたい。


そう思っている人。


 


もし、そんな人がいたら。


自分の経験が、

少しでも役に立つなら。


あのときの自分がそうだったように、

「大丈夫だよ」と伝えられる存在に、

なれたらいいなと思っています。


 


特別なことじゃなくていい。


ただ、

自分の体を大切にすること。

自分の人生を、もう一度整えること。


そのきっかけを、

そっと手渡せる人でありたい。


 


これから先、

そんな人たちと、出会っていけたら。


それが、

自分にとっての幸せなんだろうなと、

最近は思っています。




ファスティングを始めて、

体の変化を感じるようになってから、


一番大きく変わったのは、

もしかしたら体重や体調ではなく、

毎日の過ごし方だったのかもしれません。




以前の自分は、


なんとなく体が重くて、

気持ちもどこか沈んでいて、


「今日も一日が始まるのか…」と

ため息のような朝を迎えることもありました。


でも、体が軽くなってくると、

不思議と気持ちも変わってきました。




朝、目が覚めたときの感覚が違う。

外の空気を吸いたくなる。

少し歩いてみようかな、と思える。


そんな小さな変化が、

少しずつ日常に増えていきました。




食事に対する向き合い方も、

自然と変わっていきました。


「とりあえずお腹を満たすもの」ではなく、

「体が喜ぶものを選びたい」と思うようになったんです。


そうやって選んだ食事は、

どこか心まで満たしてくれる感覚がありました。




体が整ってくると、

不思議と人にも優しくなれるものですね。


以前よりも、

人の話を落ち着いて聞けるようになったり、

自然の中で過ごす時間を大切にしたくなったり。


特別なことをしているわけではないのに、

毎日が少しずつ心地よくなっていきました。




振り返ってみると、


ファスティングは、

ただ体を軽くするものではなく、


日常そのものを変えていくきっかけだったのだと思います。




あの頃の自分は、


こんなふうに穏やかな気持ちで

毎日を過ごせるようになるなんて、


正直、想像もしていませんでした。


でも、

体が変わると、

暮らしも変わる。


それは、

ゆっくりだけれど、確かな変化でした。




最近、これからの人生で

何を大切にしていきたいのかを

静かに考える時間がありました。


思い浮かんできたのは、

とてもシンプルなことばかりでした。


ひとつは、

自分が本当に好きな時間。


南の島、石垣島でのダイビング。

あの海の中にいると、

体も心も、本来の自分に戻っていく感覚があります。


ああいう時間を、

これからも大切にしていきたいと思っています。


もうひとつは、

家族との何気ない時間です。


車で出かけて、

川へ、山へ。

河原や森で、ただお茶を飲むだけの時間。


特別な場所じゃなくても、

そういう時間が、

本当は一番豊かだったんだと、

今になって気づきました。


父は、今はもう寝たきりになり、

その時間は簡単には戻りません。


当たり前だと思っていた時間は、

当たり前じゃなかったんだと、

現実が教えてくれました。


だからこそ、

これからは、残された時間を

もっと大切にしていきたいと思っています。


そしてもうひとつは、

自分の体験から得た、この想いです。


体を治すのは、

薬だけではない。


習慣を変えれば、

体は変わっていく。


というより、

本来の自分の体に

戻っていくことができる。


本当に治す力を持っているのは、

実は自分自身なんだということを、

これからも伝えていきたいと思っています。


派手な夢ではありませんが、

こういうシンプルなことを大切にしながら、

これからの人生を歩んでいけたらと思っています。