*****2歳馬*****

【ロゼア】

坂東牧場で調整されています。25日現在、屋根付き1000mダート周回コースでハロン18~20秒ペースのキャンター3500mを乗られており、週に2日は屋内ダート周回コースと連結している屋内840mダート坂路ではハロン17秒ペース上限で1本乗られています。荒木マネージャーは「疲れにくい体質を目指して、坂路と周回ダートコースを使い乗り込みを進めています。本馬だけではなくて、当場の育成方針として春になって暖かくなってから15-15を開始するというスタンスで全馬進めていますので、現状、坂路は週に2日、1日2本乗って、1本目はハロン20秒ペースで、2本目は18-17で進めていますが、純粋な体力面だけで言えば15-15を出せる水準にはあると思います。暖かくなるまでは、引き続き、現在のペースで進めていきます」とのことでした。25日現在の体高153cm、胸囲179cm、管囲19.5cm、馬体重は404キロ。

 

【リボンインザスカイ】

吉澤ステーブルで調整されています。25日現在、2歳馬の集団調教にて、場内の屋根付きウッドチップ馬場でダクとハッキングで準備運動を行ったあと、BTCの屋内600mダートコースと屋内1000mウッドチップ坂路を日替わりで使って乗り込まれています。足立氏は「中間は坂路で15-14位の速いところも交えて、順調に乗り込みを進められています。ただ、調教が進んできたこともあると思いますが、調教中は特に問題ないものの、手入れの際に脚を触られたりすると、だいぶ気の強さを覗かせるようになってきているので、そういう時に思わぬ怪我をさせたりしないように注意して管理しています。日によって調教内容に強弱をつけて、上手く息抜きが出来るようにしながら進めていきます」とのことでした。25日現在の馬体重は485キロ。

 

【ライトフライヤー】

12日に滋賀県のチャンピオンヒルズへ到着しました。到着後も体調面に変わりはなく、すぐに乗り出しを開始しており、25日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター3000mを乗られ、週2日は坂路1本をハロン20秒程度のペースで乗り込まれています。小泉厩舎長は「以前こちらでお預かりした兄のコンクイスタと比べると、見た目が全然違うという印象を、まず受けました。輸送で体重は減っていますが、見た目は、身体がそこまで細くなった感じはなく、乗り出しもすぐに開始出来ました。精神的にも今のところどっしりとしています。ただ馬っ気が強いので、そういった意味では、もうちょっと前向きさは欲しいですね」とのことでした。25日現在の馬体重は500キロ。

 

【マルベック】

チャンピオンヒルズで調整されています。中間は乗り運動を開始しており、25日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター3000mと、週に2日は坂路1本をハロン20秒程度のキャンターで乗られています。小泉厩舎長は「まだ冬毛も伸びていますし、体重はありますが、全体的に身体つきが寂しく映ります。血統的にもやはりダート馬だと思いますので、もっと全体的に筋肉が付いてくるように進めていこうと思います。21日には初めて坂路に入って、何とか上がりきれましたが、流石に最後はフラフラでしたね。まずは今のペースを維持しながら体力強化を図ります」とのことでした。25日現在の馬体重は465キロ。

 

*****3歳馬*****

【レッドアトラーニ】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

国枝栄調教師「今日はウッドで3頭併せを消化しました。アトラーニが先頭に立つ形でしたが、右回りでも右側に張る感じはそれほどなかったですし、乗り手もコントロールしづらいような感じはありませんでした。手前をしっかり替えて、終いもナイスアクションでしっかり動けていたと思います。息遣いも着実に良化していて、状態面は確実に上向きですね。再来週のレースに向けて、引き続き入念に乗り進めていきます」

 

【ブラゾンロワイヤル】

この中間も順調。3月8日(土)阪神・3歳未勝利(芝2,400m)に向けて調整中。

2月26日、石坂調教師からは「本日は初めてブリンカーを着けて調教を行いました。先週併せた相手の外で先行し、6ハロン85秒2、ラスト12秒4を計時しています。追い切りではブリンカーを着けて大きく変わったところは無かったものの、常歩の時にはピリッとした様子でプラスの効果も感じられ、着けてマイナスは無さそうですのでレースもブリンカー着用で臨む予定です。体調面や仕上がりは問題無く、ブリンカーと距離延長で前進を見せて欲しいと思います」との連絡が入っている。

 

【レイナデアルシーラ】

帰厩後も順調。

2月26日、西園調教師からは「今週も坂路で追い切りを行いました。4ハロン51秒8、ラスト12秒2の好時計をマークし、同じ時間帯では目を引く数字だったように思います。動きもすごく良かったですし、このまま来週のレースに向けて進めていきます」との連絡が入った。

3月8日(土)阪神・3歳1勝クラス(ダ1,800m)に向かう予定。

 

【バティストゥータ】

チャンピオンヒルズで調整されています。26日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと坂路をハロン18~20秒程度のペースで乗られ、週2日は併せ馬で坂路1本を13-13のメニューを消化しています。岡元厩舎長は「この馬なりによく頑張っていると思いますし、継続的に時計を出しながら崩れずにこれているのは評価して良いと思います。現状は、今の調教メニューで少し壁があるようですが、ここを乗り越えてくれれば入厩が見えてくると思います。引き続き、しっかりと進めていきます」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。26日現在、ハロン20秒程度のキャンター3000mと、坂路とダート馬場で15-15を週に1回ずつ乗られています。菅野代表は「身体の疲れは問題なさそうなので、中間から15-15を始めました。先週末に坂路で15-15、今日はダート馬場で15-15を乗っていますが、特に問題はありません。ただ、見た目には問題ないのですが、少し元気がないような感じがします。恐らく気持ちの問題だと思いますので、あまりやりすぎず、精神面がリフレッシュできるように気を付けて進めていきます」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。26日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター2000mと、坂路1本をハロン18秒程度キャンターで乗られています。騎乗スタッフは「一度レースを経験した馬ですので、もう少しピリっとして来るかなと思いましたが、良い意味でも悪い意味でも変わりはありません。それでも、最近は坂路の動きがだいぶしっかりとしてきたので、そろそろ時計を入れ始められそうです。このまま進めていけると思います」とのことでした。

 

【リビングストン】

チャンピオンヒルズで調整されています。26日現在、トレッドミル運動が行われています。小泉厩舎長は「開業獣医の診断は『先週のレントゲンの画像を見ても異常はなく、乗る分には特に問題ないとは思いますが、触って反応があるうちは、あまり無理をしない方が良いでしょう』とのことで、先週末から今週にかけても触診反応が見られるのは変わりがなかったので、まだ跨らずにトレッドミル運動で様子を見ています。今週もトレッドミルで様子を見ていきます」とのことでした。26日現在の馬体重は548キロ。

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。来週の出走に向けて、2月20日には中越琉世騎手を背にしてブリンカーをつけて中間追い切りが行われて、4F55.9-41.7を馬なりで計時しました。佐藤博紀調教師は「まずは先週木曜日の追い切りでブリンカーを試しました。中越ジョッキーの話では集中して走れていて効果が感じられたとのことなので、この後の本追い切りで最終確認を行いますが、現時点では競馬でもつけるつもりです。体調は悪くないので、何とかこのブリンカー着用で変わってきてほしいところです」とのことです。3月4日、川崎競馬4R、3歳未格付選定馬・ミストラル賞・ダート900mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。中間は次走に向けて調教を開始しており、2月26日現在、競馬場の走路で乗り込まれています。渡邉和雄調教師は「疲れもなく、既に走路で調教を開始しています。調教で疲れが残ってしまうのは駄目ですが、レースを終えて疲れが全く見えないというのは、やはり競馬で走りきっていないからだと思います。来月の開催にエントリーする予定で進めており、間隔は狭いですが、何とかしっかりと走りきれるように、中間の追い切りも手加減せずしっかり攻めて競馬に向かうつもりです」とのことです。今後は3月10日から始まる18回大井開催を目標に進めていきます。

 

*****4歳馬*****

【レッドエヴァンス】

厩舎周りを引き運動。

音無秀孝調教師「改めて土曜日のレースはおめでとうございました。去勢明けのレースでしたが、しっかりと能力を発揮して勝つことができましたね。去勢の効果は今後更に出てくるはずで、本当に良くなるのはこれから。上のステージでも楽しみが増えましたね。レース後のコンディションや歩様に問題はなく、傷んだ箇所もなさそうなので、このまま在厩させて次の厩舎へ移ることになるでしょう。優先出走権があるだけに、続戦可能な状態でお渡ししたいところ。引き続き入念にケアしながら管理していきたいと思います」

 

【レッドアトレーヴ】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り

手塚貴久調教師「今日は津村騎手が騎乗してウッドで3頭併せを消化しました。アトレーヴが後ろから追い掛ける形だったのですが、下ろしがけから軽快に動けていて抱えるところを作れましたし、終いもスッと反応していい伸びを見せてくれました。最後は楽に再先着を果たしています。上がりもケロッとしていたように息の入り良くなっていて、コンディションも総じて上向きと言えるでしょう。ここまでは至って順調です」

※3月9日(日)中山8R・4歳上2勝クラス(芝1600m)を横山和生騎手で予定。

 

【サミアド】

3月2日(日)阪神・4歳以上2勝クラス(ダ1,200㍍)に☆高杉騎手で出走予定。

26日、竹内調教師から「今朝はウッドコースにて3頭併せを行ない、最後方の追走から馬なりで併入しています。体調面がすこぶる良く、調教でしっかりと負荷を掛けることが出来ています。レースで集中力が持続出来れば、ここでも通用する脚力は備えていると思います」との連絡があった。

 

【ディスペランツァ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。26日現在も変わりなく、ウォーターウォーキングマシン運動で進めています。スタッフは「この中間も穏やかに過ごせています。週明けに定期検査を行うので、その結果次第でとなると思います」とのことでした。

 

*****5歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

角馬場運動後、坂路1本。

尾関知人調教師「今日は角馬場と坂路で軽めの調整です。だいぶトモの可動域が広がってきましたし、歩様の硬さも緩和されてきたと思います。この中間も飼い葉を安定して食べていて、デキ落ちの兆候は見られません。節で使えるかどうかですが、3月15日(土)中山・幕張ステークス(芝1600m)を目標に進めていくことにします」

※3月15日(土)中山10R・幕張S(4歳上3勝クラス・芝1600m)を予定。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。レース後も状態に変わりはなく、中間は次走に向けて調教を開始しており、26日現在、競馬場の走路で乗り込まれています。米田英世調教師は「特にここ2戦、体調の良さが結果に繋がらず不甲斐ない結果だったので、最終追い切りでは、後がないつもりでギリギリのところを攻めて、併せ馬でビシっと仕上げてレースに臨み、それに馬が応えてくれて、よく頑張ってくれました。藤本騎手も、いつもだと向正面や3~4コーナーでモタモタするところを、よく動かしてくれたと思います。脚質的に、どうしても展開に左右されますが、こういう競馬を続けていけば、必ずチャンスはやってくると思います。レース後は大きなダメージが残っているようでもなく、飼葉もしっかり食べて、月曜日から調教を開始しています。このまま問題がなければ、次走は3月10日から始まる18回大井開催を予定しています。概定番組を見ると1600m戦は組まれていないので、初日のB3の1650m(左回り)に向かいます」とのことです。今後は、3月10日大井、B3(二)選抜特別・円通寺坂賞・ダート1650m(左回り)への出走を視野に入れて進めていきます。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。中間も変わりはなく、26日現在、トレッドミル運動が行われています。牧場スタッフは「相変わらず馬は元気ですし、変わりなくリハビリメニューを進める事が出来ています。今のところトレッドミル運動も予定通り行えており、そろそろ騎乗運動の開始時期についても考えられるようになってきました。とは言え、急いでも意味はないので、来週明けの定期検診で獣医の見解を確認しながら、時期は慎重に判断したいと思います」とのことでした。

 

*****6歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

角馬場後、ウッドチップコースで追い切り。

蛯名正義調教師「今日も田辺騎手に乗ってもらって追い切りました。2番手で出て直線は併せましたが、かなり動きは良かったですね。田辺騎手も『先週より集中力があって、動きも軽かったです』ということだったので、いい状態に仕上がったと思います。前走の前あたりと比べると普段からいい意味での気の入り方というか、ピリッとしていながら抜くところもしっかりあってという感じで、すごくいい雰囲気できています。今回は距離短縮になるので、このくらいピリピリしていた方が走りに結びつくのではないでしょうか。久しぶりの中山ということでスタートがどうなるかなど不安がないわけではありませんが、この距離で集中力が続けば本来の力を出してくれると思います。天気も持ちそうなので、いい内容の競馬を期待したいですね」

※3月1日(土)中山11R・オーシャンS(G3・芝1200m)を田辺裕信騎手で予定。

 

【ダイヤモンドフジ】

3月1日(土)小倉・西日本新聞杯(4歳以上2勝クラス・芝1,200m)に国分恭介騎手で出走する。

2月26日、宮本調教師からは「この中間も順調で、本日坂路で時計を出しています。4ハロン54秒6、ラスト13秒0で、この馬なりに動けていましたし、状態もキープ出来ています。昇級戦になりますが、得意としている小倉で頑張って欲しいです」との連絡が入っている。

*****4歳馬*****

【レッドエヴァンス】

2月22日レース後コメント(1着)

荻野極騎手「今週の追い切りに乗せてもらいましたが、背中の感触からもこのクラスでは力上位だと思っていたので、自信を持ってレースに臨みました。外枠でしたがスタートも決まったので、行かせる馬を行かせて何とか前に壁を作って脚を溜めることができました。そこまで力まずにエネルギーを温存できましたし、4コーナーでの手応えは抜群。あとは直線で前を捕まえるだけという感触でした。追い出してからの反応も素晴らしく、最後は楽でしたからね。完勝でしょう。エヴァンスが音無先生の管理馬として出走するのは今日が最後かと思ったので、勝利をプレゼントすることができて本当に嬉しいです。頑張ってくれたエヴァンスには、ただただ感謝ですね。強い競馬を見せられて良かったです。ありがとうございました」

音無秀孝調教師「会員の皆様おめでとうございます。京都競馬場に臨場していたので記念撮影に参加できなくて残念ですし会員さんにも申し訳なかったですが、なかなか鮮やかな勝ちっぷりでしたね。直線での集中した走りからは、去勢の効果を感じることもできました。やりたいレースは事前にジョッキーに伝えていたのですが、イメージ通りの内容で完璧に乗ってくれましたね。このくらいのパフォーマンスは能力からしたら当然とは思いつつも、やはり今日の勝利は嬉しいです。連闘で来週もというプランもあったのですが、いい状態で次の厩舎に渡すことがベストと判断。上がりの状態をしっかりと確認して、無理せず体調管理に努めたいと思います。今日はありがとうございました。頑張ったエヴァンスを褒めてあげてください」

 

【ジャンヌローサ】

★2/23(日)小倉・4歳上1勝クラス(芝1200m・牝)菊沢一樹騎手 結果6着

「ジョッキーは上がってきて、『直線少しスペースは狭くなりましたが、それでも抜け出せそうな手応えは残っていました。ただ、追ってから反抗するというか頭を上げてしまい、最後伸びあぐねている。平坦小回りコースのこの条件自体は合っていると思います』とコメントしていました。近2走はダートによる大敗。新馬勝ちが時計のかかる馬場でしたし、いまの小倉の芝はこの馬にフィットしていた印象を受けます。距離はもう1ハロンあっても良さそうですね」(蛯名正義調教師)

 

*****5歳馬*****

【フェミナフォルテ】

★2/23(日)東京・アメジストステークス(芝2000m・混ハンデ)横山琉人騎手 結果11着
「まずはこのような結果となってしまい申し訳ございません。このレースだけ前に行った馬が潰れてしまったのですが、今日は前残りの傾向でしたし、せっかくこの条件を使わせてもらうので後悔のないレースをしたいと思っていました。ある程度しっかり仕上げたつもりでしたが、いつもの後ろからでは厳しいかなと思っていたところ、琉人も『先生、少し出して行っても良いですか?』と言うので、『任せるよ』と伝えています。結果的に前に行った馬はみんな潰れてしまいましたが、その中でも一番潰れた2頭の内の1頭になってしまったので、少なくとも東京のこの距離だと厳しいなというのがハッキリしましたし、やはり小回りコースや、実績のある北海道で使っていくのが良いかなと思ったところです。また、距離は2200m以上が良さそうで、そういう距離なら今日のように出していく必要はありませんし、フェミナ本来の競馬ができそう。今日は残念な結果に終わりましたが、私はオープンまで行ける馬だと思っていますので、引き続きしっかり考えていきます」(小島茂之調教師)

【33走目(2911走目)・2025/02/22・小倉9R・レッドエヴァンス・・・優勝!】

【34走目(2912走目)・2025/02/23・東京10R・フェミナフォルテ・・・11着】

【35走目(2913走目)・2025/02/23・小倉12R・ジャンヌローサ・・・6着】

 

***2025年 2-2-0-31***

(内 地方交流 0-0-0-2 地方0-1-0-7 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 310-290-258-2055***

(内 地方交流 9-10-9-38地方94-71-53-200 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****3歳馬*****

【ルージュレアリーズ】

馬体重:436キロ

先週末から騎乗調教を再開。現在はキャンター2500mのメニューでジックリ乗り込んでいます。まだハッキングに毛が生えた程度の軽めのメニューですが、特に気になるところもなく順調に進めることができているのは何より。馬体重が極端に減るようなら加減するつもりですが、ひとまずこのまま乗り込みつつペースアップのタイミングを探っていければと考えています。

 

【レッドエソール】

馬体重:508キロ

先週土曜日に乗り出し、今週月曜日には周回コースでも調整をおこないました。ペースはダクとハッキングまでですが、跨っても歩様に違和感はなかったですし、獣医師を交えた厩舎内での歩様チェックでも異常は確認されませんでした。早ければ今週水曜日から坂路入りする予定だったものの、雪の影響で馬場が閉鎖されたため、角馬場でのフラットワークのみの調整となりました。今朝(金)には周回コースの馬場状態が回復しましたが、硬い馬場は爪への悪影響を及ぼすと判断し、引き続き角馬場でのフラットワークにとどめています。本格的にコースで乗り出すのは週明けになる見通しです。

 

【ルージュラティーナ】

馬体重:486キロ

入場後はウォーキングマシンで1日30分ほどの常歩運動をおこなっています。筋肉に疲労感は確認されていませんし、縫合した患部の状態は悪化せずに落ち着いていますが、来週半ばに予定されている抜糸が完了するまでは軽めの運動にとどめる予定。乗り出すのは早くても再来週からになる見通しです。

 

【プロピエダッド】

21日、牧場担当者から「この中間の調整も順調で、走りに活気が出ています。ペースアップ後も、テンション面の心配もなく、馬体も丸みを帯びてきました。このまま入厩に備えて調整を続けていきます。馬体重は484㌔」との連絡があった。

武藤調教師からは「次走目標は、3月中旬頃の地方交流戦を考えています」との連絡が入っている。

 

【キングズトゥルー】

「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2400m、坂路1本(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に追い切りを消化しており、動きに関しても良化が窺えます。基礎体力が底上げされたことで体重も安定していますし、いつ声がかかっても問題ないでしょう。いいコンディションで送り出せそうですよ」(担当者)

 

【ゴールドエンペラー】

現在はトレッドミルと坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。週1回のトレッドミルを挟みつつ、それ以外の日は休まず乗り込みを進めています。まだ動きが重く、体もしっかり使えてはいませんし、周回コースで躓いたりしても馬が焦ったりしないため、リカバリーが遅くバランスを崩してしまいがち。坂路を上がる分には躓くことなく走れていますが、さらに鍛えていく必要がありそうです。

 

【ルジュウェール】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。入場直後は背腰に若干疲れが感じられましたが、一週間ほどでだいぶ抜けてきました。乗っていても特段問題は見られないので、このまましっかり乗り込んでいければと思います」(担当者)

 

【ライラ】

19日(水)にWコースで6ハロンから0.5秒追走して併せ、84.7-68.8-54.8-40.2-12.6を馬ナリに追い切りました。「追い切りはコース長めから3頭併せで実施。前後に古馬を置く形でプレッシャーをかけましたが、力まず自分のリズムで走れていましたね。なによりリフレッシュさせた効果で雰囲気が落ち着いており、馬体も程よくフックラしていい感じに映ります。着実にパワーアップしているのがうかがえて、馬自身の成長も感じさせる。5月の遅生まれなことを考えても、まだまだ奥があるでしょう。次走に関しては、いまのところ3/15(土)中山・アネモネステークス(芝1600m・牝)を本線に考えています。一週前のフィリーズレビューも魅力的な条件ではあるものの、例年このレースはペースが速くなる傾向で、権利が獲れたとして短期間に阪神までの輸送が続く点も懸念すべきところ。どちらにせよ登録だけはさせていただく予定なので、そこはまだレースまで時間もありますし、相手関係含め慎重に検討していくつもりです」(牧光二調教師)

 

【スピアッジャローザ】

19日(水)に坂路コースで4ハロン56.4-41.3-26.7-12.1を単走で一杯に追い切りました。「やれば動けるは動けるんですよね。ただ、何というかハミに頼りっぱなしな走りというか、どうも体を上手く使えていないように映ります。こんな感じではなかったんだけどなと首を傾げてばかりいても仕方ないので、もう少し時間を掛けながら修正していく考えです。そのため小倉のプランは白紙とさせてください。手元でやりながら改善具合と相談して目標を定めていくつもりです。いずれにしろ今回は芝のレースと考えています」(蛯名利弘調教師)

 

*****4歳馬*****

【サミアド】

21日、竹内調教師から「今朝はウッドコースにて併せ馬を行いました。道中は僚馬を追走し、直線は馬なりのまま馬体を併せて併入しました。前走の疲れもなく元気一杯で、とても良い走りでした。来週の阪神競馬に出走予定です」との連絡があった。

3月2日(日)阪神・2勝クラス(ダ1,200㍍)に出走予定。

 

【スノーディーヴァ】

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。先週よりさらに負荷を強めた追い切りを求めていますが、動きもスムーズでタイムも楽に出してくれました。帰りの馬道はテンションが高くなる傾向にありますが、横に一人スタッフが付いて一緒に歩くことで、落ち着いて洗い場に戻ることができています。ブラッシングで抜ける毛の量も多くなっているように、代謝も上がってきた印象です。

 

【タキザクラ】

「レース後の状態としては大きな変わりは見られません。飼い葉食いも落ちていないですし、脚元だったりに異常はなく、順調に乗り出しを開始できています。前走を踏まえてブリンカー着用についても考えているところで、まずは調教の中で試してからどう作用するか見てから本番での着用を判断するつもりです。次の予定は2/28(金)名古屋・B11組(ダ1500m)となり、結果を求めるのはもちろんのこと、レースぶりでの変化を見せられるよう努めます」(藤ヶ崎一人調教師)

 

*****5歳馬*****

【フェミナフォルテ】

16日(日)にWコースで4ハロン58.7-42.3-11.4を単走でゴール前仕掛けて追われ、19日(水)には坂路コースで4ハロンから0.9秒追走して併せ、53.1-38.4-25.0-12.5を強めに追い切りました。「6ヵ月の休み明けですが、東京・芝2000mという条件を試すにあたって、いい状態に持ってこられたと思います。予定通り先週末は私が乗って馬場で終い重点に乗りました。長めから前半は少し控えて、じっくり待って待ってという感じで、上がりだけスーッと伸ばしています。うちの厩舎は時計だけだとそこまで速いところをやっていないように見えるものの負荷はしっかりと掛ける調教を心掛けていて、この日はスピード勘を取り戻させるためにあえて11秒台の速いところを出しています。普段も速いところをワーッと遮二無二出しているわけでなく、ゆっくりジワーっとギアを上げていっていますし、自分が指示を出すときは10段階くらいにギアを分けて行くようにと言っているんですよね。日曜日の瞬間的な脚は11.4秒どころではなかったと思いますよ。ただ、やっぱりまだ自分からグーンと走っていく気はなく、どちらかというと気持ちが穏やかなままなのですが、”このままだと遅れていっちゃうぞ”という感じで促していって、最後は馬ナリのまま手応え良く楽に併入という形が続いていました。それでも、道中行きなさいという感じで促しても最後は楽な手応えなんですから、やっぱり上のクラスの馬だなという感じ。先週末に負荷を掛けた後もそんなに興奮することもなく安定していて、昨日は本当は琉人に乗ってもらいたかったのですが、ブリンカーを着けてしっかり追ってもらいたい馬がいたので、フェミナにはまた私が乗って坂路で追い切っています。その馬の2馬身くらい後ろの外側につけて、最後は馬と外ラチの間に挟むようにしたところ。本来であれば内に併せていくのですが、フェミナは左の口が若干強くて体が真っすぐにならないところがあり、左から併せに行くと体が”くの字”になったままで走り終えてしまうため、走るスペースを狭くすることで馬自身に自然と真っすぐ走るようにさせています。その分コースを余計に走っていますし、私と琉人では体重が10kg以上違うので、終いは少しモタモタしていました。それでも53.1-12.5で走れていますし、今日の時計だと29番目くらいだったので悪くはないなという印象です。終わっての息の戻りは良かったですし、飼い葉も当然食べてくれていて、先ほど馬房を見に行ったら明るい表情だったので、最初にもお伝えしたように、この条件を使う意味でも納得できる状態ですよ。今年は更なる飛躍の年にしたいと思っているので、いい始動戦にしたいところです」(小島茂之調教師)

 

*****6歳馬*****

【グロリアスヒーロー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。前回在厩時よりも体の増え方が良いので、この中間よりペースアップを図っています。普通ペースを切るくらいのところも乗っていて、順調そのものといった感じ。次の目標が3月の中京開催と聞いているので、このまま態勢を整えていきます」(担当者)

 

*****8歳馬*****

【エクストラノート】

19日(水)にWコースで5ハロンから0.9秒追走して併せ、70.0-54.6-39.6-12.0を強めに追い切りました。「帰厩後はじっくりと乗り込みを重ね、今週水曜日から時計を出しています。1本目ですがまずまず動けていて、いつも通りのエクストラという感じですね。ただ、若干重たい感じもして来週だと少し早いかなとも思ったところ。もう1週あった方がより良い状態になりそうですし、原君に確認したら2週目でも乗れるということだったので、予定を1週スライドすることにしました。中山で走ることは分かっていますし、出来る限りいい状態にして送り出してあげたいと思っていますよ」(加藤和宏調教師)

 

*****11歳馬*****

【アナザートゥルース】

「引き続き坂路2本を主体に16~17秒くらいで乗っており、今週末には15-15程度でサラッと時計を出す予定でいます。次年度の番組が発表された競馬場もあるので、どこへ向かうか検討しながら速めを織り交ぜていくつもり。レース目標が具体的になれば、そこから逆算して仕上げていこうと考えています」(田中淳司調教師)

*****2歳馬*****

【ゼフィランサスの23】

坂東牧場で調整されています。11日現在、屋根付き1000mダート周回コースでハロン18~20秒ペースのキャンター3500mを乗られており、中間は坂路調教も開始しています。荒木マネージャーは「先週からは屋内の840mダート坂路にも入れ始めて、まずはハロン17秒ペースで坂路調教を開始しました。飼葉食いはゆっくり時間をかけてという感じで、まだ食べた分が身になってくるという感じはありませんが、与えられた分は残さずに食べれています。引き続き、日によって内容に強弱を付けながら進めていきます」とのことでした。11日現在の馬体重は400キロ。

 

【ココロノアイの23】

吉澤ステーブルで調整されています。11日現在、2歳馬の集団調教にて、場内の屋根付きウッドチップ馬場でダクとハッキングで準備運動を行ったあと、BTCの屋内600mダートコースと屋内1000mウッドチップ坂路を日替わりで使って乗り込まれており、5日には坂路でグラッド10と併せて、16.3-14.6-14.1を乗りました。鷲尾場長は「この馬なりに良くなってきていますし、着実に成長もしていますが、成長曲線のタイプ的には、あまり早稲なタイプではなさそうで、暖かくなってきてからグッと上がってきそうな雰囲気です。安田調教師からも、馬のコンディションや成長と相談しながらじっくり進めてくださいと指示されているので、引き続き、日毎に調教内容にメリハリをつけて進めていきます」とのことでした。

 

【ドリームオブジェニーの23】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。中間もBTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで乗り込まれて、週2日は坂路でハロン17~18秒のキャンターで1本乗られました。なお、今後はチャンピオンヒルズで調教を進めることになり、10日発の馬運車で北海道を出発しました。スタッフは「馬装中、人間にちょっかいを出してきたり、普段、子供っぽいところがありますが、17-17位のキャンターに行くと、集中していい動きをするようになってきました。ただ、血統的にも、やはりまだまだこれからの馬だと思います。この後もチャンピオンでしっかり頑張ってほしいですね」とのことでした。5日時点の馬体重は512キロ。

 

【ダイワバーガンディの23】

引き続き、ハントバレートレーニングファームで調整されて、坂口智康調教師の指示で今後はチャンピオンヒルズで進めることになり、3日の馬運車で北海道を出発して、経由地で1泊したのち、5日に滋賀県のチャンピオンヒルズへ移動しました。11日現在、トレッドミル運動が行われています。坂口智康調教師は「予定より少し遅れましたが、チャンピオンヒルズへ移動させました。到着後、馬体がそれなりに減ったようですので、長距離輸送の疲れも確認しながら、まずはトレッドミル運動で様子を見ていきます。施設の整ったこちらで乗ることは、最初、馬にとっては大変かもしれませんが、しっかり鍛えて素質を伸ばせるように鍛えてもらうつもりです」とのことでした。5日到着時点の馬体重は478キロ。

 

*****3歳馬*****

【バティストゥータ】

チャンピオンヒルズで調整されています。19日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと坂路をハロン18~20秒程度のペースで乗られ、週2日は併せ馬で坂路1本を13-13で乗り込んでいます。騎乗スタッフは「清水調教師から言われている13-13の時計で、自然と12秒台が出るようにすべく、さらに負荷を掛けて進めています。これだけの大型馬なので、どうしてもこれだけハードに負荷を掛けると脚元への影響が気になる部分は正直ありますが、そこはしっかりとケアをして進めています。脚元に関しては、こちらへ入場した頃と比べても特に変わりはないですし、飼葉食いが落ちた事のない馬ですので、このままハードに進めていく予定です」とのことでした。19日現在の馬体重は569キロ。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。中間も、ハロン20秒程度のキャンターを3000m乗られています。菅野代表は「引き続き、まだ軽めの調整ですが、問題はありません。様子を見てペースアップしていきます」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。19日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター2000mと、坂路1本をハロン18秒程度のペースで乗られています。田辺厩舎長は「両前脚のソエは心配しなくて大丈夫そうです。このまま乗り進めていけると思います。ただ、レースを1度使ってもっと変わってくるかと思いましたが、馬のテンションや身体つきに関しても大きく変わった印象はありません。まだ時計を入れるには早い気がするので、様子を窺いつつ調教のペースを上げていく予定です」とのことでした。

 

【リビングストン】

チャンピオンヒルズで調整されています。先週末に2日程トラックコースで跨りましたが、触診すると嫌がる様子を見せたため、開業獣医の判断で、大事を取って以降はトレッドミル運動に戻しています。小泉厩舎長は「先週中頃にはもう大丈夫そうな感じだったので週末に2日間跨ってみたところ、また気にし出してしまいました。今週の時点ではトレッドミル運動に戻しています。念の為レントゲンを撮りましたが骨に問題はなく、もしかすると、やや痛みに弱い、泣きのタイプなのかもしれません。様子を見ながら進めます」とのことでした。

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。中間も小向TCの走路で調教を重ねており、次走に向けて2月20日に1本目の中間追い切りを行う予定です。佐藤博紀調教師は「中間、まず普段の調教で1度ブリンカーを試してみたところ、集中して気持ちの入った走りを見せてくれて感触は悪くありませんでした。この後の追い切りでもブリンカーを試してみようと思います」とのことです。引き続き、3月3日から始まる川崎開催に向けて進めていきます。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。昨日のレースから1日明けた今朝の時点で大きなダメージは見られません。渡邉和雄調教師は「昨日の競馬は、ポジショニングとしては終始4頭分外を通るロスの大きい位置取りでしたが、それでも止まるのが早すぎました。あれでもっと直線でファイトして最後に止まる位であれば捉え方はまた違いますが、勝負処からギアが上がらず、追っても反応がありませんでした。レース翌日の様子を見ると疲れはなく、それ自体は良いことですが、使ったなりの疲れも見えてこない辺り、走り切れていない印象です。ウチの厩舎の大将格であるセイカメテオポリスの妹だけに背中の感じはやはり良いものがあり、何とか変わってきてほしいところですが、現状は、トモにもっと力がついてくるの待ちという感じです。レース後に話をした吉原騎手も、気持ちの問題で最後踏ん張れないとか、止めてしまっているということではなく、同じ感想でした。今後は3月の開催に向けて進めます。使いながら力がついてくるのを待つというスタンスにはなりますが、休養前よりトモは踏み込めるようになってきましたし、最後にガツンと来るところを目指して、まずは次の3月のレースに向けて頑張りたいと思います」とのことでした。

 

【エテルノレガーメ】

グリーンウッドTで調整中。

担当者の話では「馬場入りを再開した後も問題無く、先週から坂路入りし、現在馬場コース2000mと坂路1本17-17のメニューを乗り出しています。今のところ脚もとも問題ありませんので、様子を見ながら徐々に進めていこうと思っています」とのこと。現在の馬体重は549キロ。

 

【ブラゾンロワイヤル】

グリーンウッドTで順調に乗り込まれ、阪神開催に向けて2月15日の検疫で帰厩している。

19日、石坂調教師からは「帰厩後も順調で先週の日曜にも坂路入りしていますが、前を走っていた馬にアクシデントがあったために止めざるを得ず、Uターンして戻ったことで時計はエラー表示となりました。馬には問題無く、本日はCWチップコースで併せ馬の追い切りを行っています。大きく変わった感じは無いものの、相変わらず跨がった感触としては良く、1本目としては十分な時計も出せています。コースではしっかり動けていますので、坂路追いも重ねて瞬発力を磨かせたいと思います」との連絡が入っている。

3月8日(土)阪神・3歳未勝利(芝2,400m)に向けて調整を進める。

 

【レッドアトラーニ】

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

国枝栄調教師「今日は坂路で追い切りました。右に張る感じはそれほどなかったですし、時計的には速くないとはいえ、最後までいい動きを見せていたと思います。上がりの息もすぐに戻っており、コンディションは高いレベルにあると言えるでしょう。今日の動きを見てもスッと動けるというよりはパワータイプの印象。走りから一度ダートを使ってみたいと思っていたので、2回中山開催3週目に3鞍組まれているダート1800mのいずれかへの出走に向けてしっかりと乗り込んでいくつもりです。今週の馬体重は495キロでした」

 

角馬場運動後、坂路1本。

国枝栄調教師「昨日(火)帰厩しました。今日は運動初日ということで、角馬場と坂路で軽めの調整です。右に逃げる感じは多少あったものの、ペースもそこまで速くなかったこともあって制御できる範囲でしたし、フットワーク自体は素軽かったですね。明日は追い切りを消化する予定で、稽古の内容をみてから次走を決めていければと思っています」

 

【ルージュラティーナ】

本日(火)グリーンウッドトレーニングへ移動しました。

池江泰寿調教師「レースから上がってきたところで右前脚の球節周辺に出血が見られました。獣医師立会いのもとで確認を進めた結果、裂傷していることがわかったため、競馬場の診療所で縫合処置を施しました。他馬との接触は見られなかったですから、自分の後ろ脚で引っ掛けてしまったのでしょうか。手応えほど動けなかった原因はそこにもあるのかもしれませんね。獣医師によると、輸送については問題ないとの見解だったことから、今日(火)午前、グリーンウッドトレーニングへ移動しました。経過は良好ではあるものの、当面の間は乗らずに治療に専念することになると思います」

 

*****4歳馬*****

【ディスペランツァ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。19日現在、引き続き、ウォーターウォーキングマシン運動が行われています。スタッフは「元々こちらに来た時から患部の変化は分かり難さがありました。現在もその状況に変わりはありません。基本的には熱感がない日が多いですが、たまにやや熱感があったり、運動後は熱があるという状況が続いています。ただ今は我慢の時です。このまま現在のメニューで進めていきながら経過を観察していって、辛抱強く良くなるのと待っていきます」とのことでした。19日現在の馬体重は520キロ。

 

【レッドアトレーヴ】

厩舎周りを引き運動。
手塚貴久調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。運動中の脚取りはスムーズで、変にテンションが上がるようなこともなかったですね。飼い葉も安定して食べていて、コンディションは良さそうです。引き続き入念に乗り込んで態勢を整えていきたいと思います」

 

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

手塚貴久調教師「先週金曜日に帰厩しました。今日はウッドでアトレーヴが前で受ける形で追い切りましたが、我慢は利いていて溜めも作れていましたし、3~4コーナーの反応もスムーズ。直線ではいい伸びをしていましたよ。上がりの息も良化しており、立ち上げ1本目の追い切りとしては好内容だったと思います。この調子で乗り込んでいくつもりです。次走は3月9日(日)中山8レース(芝1600m)に横山和生騎手で向かうことにしました」

※3月9日(日)中山8R・4歳上2勝クラス(芝1600m)を横山和生騎手で予定。

 

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

音無秀孝調教師「今日は坂路で追い切りました。前半が遅く入ってしまったこともありますが、乗り手とのコンタクトは取れていて道中で我慢も利いていましたね。終いもスッと反応し、最後まで楽に動けていたと思います。息遣いも良くなっていて、コンディションは確実に上向きです。予定通り、今週の小倉・秋吉台特別(芝1200m)に荻野極騎手で向かいます」

※2月22日(土)小倉9R・秋吉台特別(4歳上1勝クラス・芝1200m)を荻野極騎手で予定。

 

*****5歳馬*****

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。19日現在、引き続きトレッドミル運動を行っています。牧場スタッフは「トレッドミルは、最初、常歩を5分と速歩を5分のメニューから始めて、現在は速歩を7~8分のところまで進めていますが、今のところ変りはありません。脚元についても、運動後は熱感はなく冷たいままで、良い感じでこれていると思います。最近は馬房から出すと、本当に良く立ち上がって、なかなか苦労する事も増えましたが、馬にとっては良い傾向だと思います」とのことでした。19日現在の馬体重は520キロ。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。14日には、雲取賞に出走する同厩のシビックドリームと併せて最終追い切りが行われて、併せた相手に0.2秒遅れたものの、一杯に追われて65.0-50.8-36.7の好時計をマークして、本日の大井競馬10Rに出走しました。スタート後、暫く進んだ辺りで挟まれて下がり後方からの競馬も、直線で大外からよく追い込んで2着でした。

 

大井10R 日向坂賞(2着)

2月19日、大井競馬10R、B3(二)選抜特別・日向坂賞・ダート1600mに出走しました。馬体重は前走からプラス3キロの463キロ。ゲートをまずまず出て進み、行き脚がつきかけたところで、左右の馬に挟まれて下がってしまい、そこから再度押して勢いをつけ直して、後方からの競馬。13番手で向正面へ出て、道中は外々を通ってじわじわと上がり、3~4コーナーをスムーズにまわって大外に持ち出して直線へ向くと、先に抜け出した勝馬には離されてしまいましたが、ラスト100mから力強く末脚を伸ばして内の先行各馬をゴール前でまとめて交わして、勝馬から0秒7差の2着でした。

藤本現暉騎手 レース後コメント

「馬自体はすごく反応が良かったですが、ちょっと気の小さいところがあります。ゲートはいつも良くないと聞いていましたが、今日は出てくれました。最初挟まれたり、道中もフワフワするところもありましたが、しっかりハミをかけて集中してくれました。それが最後の直線の伸びにつながったかなと思います。すごい脚で一生懸命走ってくれました。どこかでチャンスはあると思います」

米田英世調教師 レース後コメント

「藤本ジョッキーとは、モマれ弱い馬なので、出来ればラチ沿いの、ちょっとバラけた中団の内目辺りで追走できたらいいなとレース前に話していましたが、挟まれて後ろになってしまい、そういう乗り方にはなりませんでした。でも結構、スムーズに追走できて、しっかり伸びてくれました。スタートしてすぐ挟まれてしまったのが勿体なかったですが、今日は勝てなかったまでも、よく頑張ってくれたと思います。藤本騎手も、今回テン乗りでしたが、右手前の動きがあまり良くない馬なので、いつもだと3~4コーナーにかけてモタモタして進みが悪くなるところをしっかりと動かしてくれましたし、向正面も外々を通りながら今日はしっかりと進んでいました。それが直線の伸びにつながったと思います。前回の反省を踏まえて、今回の最終追い切りは併せ馬でビシっと仕上げて今日のレースに臨んで、それに馬が応えてくれました。次走以降に繋がる競馬だったと思います」

 

【スマラグドス】

グリーンウッドTで調整中。

担当者の話では「左膝の外傷は良くなりましたので、先週から乗り運動を再開し、現在は馬場コース2000mと坂路1本17-17中心の調整を行っています。様子を見ながらペースを上げていきます」とのこと。現在の馬体重は512キロ。

 

【レッドシュヴェルト】

角馬場で運動。

尾関知人調教師「今日は角馬場で歩様を確認する程度に乗っています。トモの踏み込みが浅く、レースでの疲れが多少あるように感じましたが、歩様に硬さはなかったですし、覇気も十分。今日乗った限りだと大きなダメージまでは感じられず、順調に回復していると言えるのではないでしょうか。今のところこのまま在厩させて、2~3回中山開催の芝のレースを視野に入れるつもり。コンディションをしっかり管理していきます」

 

厩舎周りを引き運動。

助手「レース後ということで、ここまでは引き運動での調整です。使ったなりのダメージはあるものの、ガクッときている感じではありませんし、与えた飼い葉も食べていますね。この後の予定はまだ決まっていませんが、ひとまず明日(木)跨ってみて歩様やコンディションなどを確認するつもりです」

 

*****6歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

この中間も順調。3月1日(土)小倉・西日本新聞杯(4歳以上2勝クラス・芝1,200m)に向かう予定。

2月19日、宮本調教師からは「中2週の出走になりますので、今週は普通キャンター調整を行っており、状態にも変わりはありません。週末に15-15を乗り、当該週にサッと追い切って予定のレースに向かいます」との連絡が入っている。

 

【レッドモンレーヴ】

角馬場で軽め。

助手「昨日追い切ったので、軽く乗って状態を確かめています。攻めてきていますが、メンタル面が嫌な方へ向かっている感じもなく雰囲気はいいですよ。以前ほど我を出すところがなくなり、落ち着いてきたように思います。モンレーヴの場合、落ち着き過ぎるのもどうかというところですが、走り出せばきちんと走ってくれているだけに、オンオフがつくようになってきたのでしょう。どうも気持ちの面で力を出し切れていないので、距離短縮がいい刺激になるようしっかり仕上げていきます」

 

角馬場後、ウッドチップコースで追い切り。

蛯名正義調教師「今日はレースで騎乗する田辺騎手に乗ってもらって追い切りました。今日は何せ風が強くて、モンレーヴの気性からして走りに後ろ向きになる可能性があったので、騎手にはその点に注意して乗ってもらいました。特に直線で向かい風がひどかったので時計はそこまで出ていませんが、うまく気持ちを尊重しながらコントロールしてくれたので動きは良かったですね。乗り役に話を聞くと、『聞いていたほどの難しさは感じなかったですし、息や動きも問題なかったと思います』とのことでした。最近は調教で収まりが良くなっているので順調に追い切りを重ねられていますが、あとはやはり競馬に行ってどこまで気持ちが続くかというところでしょう。スタートも以前よりは出るようになっているので、集中力という意味で今回の距離でどのような競馬ができるかですね」

※3月1日(土)中山11R・オーシャンS(G3・芝1200m)を田辺裕信騎手で予定。

【31走目(2909走目)・2025/02/18・大井5R・サンタマルティナ・・・11着】

【32走目(2910走目)・2025/02/19・大井10R・パレルモ・・・2着】

 

***2025年 1-2-0-29***

(内 地方交流 0-0-0-2 地方0-1-0-7 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 309-290-258-2053***

(内 地方交流 9-10-9-38地方94-71-53-200 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****3歳馬*****

【ルージュラティーナ】

2月16日レース後コメント(4着)

荻野極騎手「すみませんでした。道中で2着馬に外からプレッシャーを掛けられてはいたのですが、自分のリズムを守って走ることができていたので、あまり気になりませんでした。いい形で運べたと思います。ただ、勝負所でゴーサインを出してから思いのほかギアが上がらず、終いも伸び切れませんでした。返し馬で具合の良さを感じたのですが、ゲートへ向かう時に苦しがるような素振りを見せていただけに、目に見えない疲れがあったのかもしれません。1番人気に応えることができず申し訳ないです」

池江泰寿調教師「追い切りの動きが良かったですし、前走の内容からも当然、期待して送り出したのですが…。大変申し訳ありません。道中は外から終始2着馬に来られていたとはいえ、乗り役によるとあまり気にならなかったとのことで、形としては完全に勝ちパターンでしたけれどね。中2週で再度の長距離輸送でしたから、目に見えない部分に疲れがあったかもしれません。上位の2頭は小倉に滞在している馬で、そのあたりの差が余計に出てしまったのでしょう。僅差の惜敗だった前走が悔やまれますね。4コーナーでぶつけられる不利がなければという内容でしたから…。小倉へ二度使いに行ったので、この後は放牧に出してリフレッシュを図ろうと考えています。一連の内容からもチャンスは十分あるはず。仕切り直してまた頑張ります」

 

*****5歳馬*****

【マランジュ】

移動後はウォーキングマシン運動を続けていましたが歩様も問題ないことから、きょう17日(月)よりゆっくりと騎乗調教を再開しています。馬体重は438kgとまだ回復途上の印象ですので、回復を促しつつ馬に合わせて立ち上げていきます。

【28走目(2906走目)・2025/02/14・名古屋9R・タキザクラ・・・5着】

【29走目(2907走目)・2025/02/15・東京10R・レッドシュヴェルト・・・10着】

【30走目(2908走目)・2025/02/16・小倉1R・ルージュラティーナ・・・4着】

 

***2025年 1-1-0-28***

(内 地方交流 0-0-0-2 地方0-0-0-7 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 309-289-258-2052***

(内 地方交流 9-10-9-38地方94-70-53-200 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****2歳馬*****

【レッドラージャ】

馬体重:490キロ

3頭併せの坂路調教で、3ハロン43秒の時計を出すところまで進め、短めのリフレッシュ期間を設けました。そのときの走りは普段よりも鋭さがあり、3頭のなかでも、いちばん楽な手応えで駆け上がっていました。すでに騎乗運動を再開。休養の効果もあり、心身ともにリラックスした状態で、トレーニングに取り組んでいます。落ち着きが増すなど、気性面も順調な成長振りを示しています。

 

【レッドアヴィオン】

馬体重:457キロ

坂路を15-16のペースで駆け上がってから周回コースに移り、2700mのキャンターをおこなうメニューなどを、意欲的にこなしています。折り合い面に課題は残していますが、前進気勢の強い、スピード感に優れた走りがセールスポイント。馬場入りすると闘志が湧いてくる、競走馬らしい気性の持ち主です。心身ともに、まだまだ成長の余地があり、春以降の進化にも、大きな期待を懸けています。

 

【レッドパラジウム】

馬体重:466キロ

BTCの屋内施設を使い、ハロン16~17秒ペースの坂路調教、周回ダートコースにおける3000mのキャンターといったメニューを積み重ねています。相変わらず、ストライドの大きい、伸びやかな走りを披露していて、芝中長距離適性の高さを伺わせています。まだ、馬体は薄めですが、体高があり胴も長い、キタサンブラック産駒らしい身体付きをしています。気性が素直で、とても扱いやすい若駒です。

 

【ルージュプルーヴ】

馬体重:463ロ

牧場内で厩舎を移動し、より密度の濃いトレーニングを課しています。現在は2本登坂する日、上がり2ハロンを15秒台で駆け上がってくる日も設けた、週4回の坂路調教をおこなっていますが、行く気に充ち溢れた、力強い走りを披露しています。もう少し、いい意味での“余裕”を持てるようになれば、さらにレベルの高い動きとなってくるはず。焦ることはせず、じっくりと成長を促していきます。

 

【ルージュサウダージ】

馬体重:458キロ

引き続き、ハロン15秒ペースをベースとした坂路調教、周回コースにおけるキャンターといったメニューを、意欲的に消化しています。走りには、いい意味での“余裕”が出てきて、最後まで力強く駆け抜けることが出来ています。松永幹夫調教師も視察にみえましたが、順調な成長振りに手応えを感じている様子でした。早い時期の本州移動も視野に入れながら、徐々にペースアップを図っていきます。

 

*****3歳馬*****

【レッドアトラーニ】

担当スタッフ「先週末は坂路で3ハロン40.8-13.4のタイムで1本。ほぼ予定通りの時計で、トモの感じも良くなってきましたよ。少しモタれ気味なところはありましたけど、手応えには余裕がありましたし、最後まで集中もできていました。火曜日は15-15での調整、来週に予定されているトレセン帰厩に向けて、今週末も40秒くらいのところを予定しています。馬体重は492キロ。調整ピッチを上げてきての馬体増ですから具合はいいのでしょう。中山3、4週目の芝中距離戦が目標になるかと思いますが、今度はいい形でエンジンに点火できるように、引き続きフォームを確認しながら進めていきます」

 

【ルージュレアリーズ】

馬体重:437キロ

この中間もトレッドミルでの調整。ダクのみのメニューとキャンターまで進めるメニューとの日替わりに変わりはありませんが、キャンターの日は距離を延ばしてジンワリと負荷を掛けています。ここまでトレッドミルでしっかり動かしてきたこともあり、入場当初に見られた硬さが徐々に解消してきました。馬体重は停滞しているものの、時季的なものもあると思うので、これから暖かくなってくれば自ずと増えてくるのではないでしょうか。今のところ来週あたりから騎乗調教を開始する予定。引き続きしっかり動かしながら乗り出しに備えるつもりです。

 

【レッドエソール】

馬体重:504キロ

先週土曜日の調教後に歩様に乱れが生じました。獣医師らに診てもらったところ、左前脚の蹄全体に痛みがあることがわかったため、日曜日はウォーキングマシンのみにとどめましたが、痛みを強く感じている素振りを見せたことから月火水と舎飼いにとどめて回復を待ちました。木曜日に改めてチェックしてもらった際には痛みは解消し、引き運動でも歩様について指摘はされず。それを受けて今朝(金)には再度マシンでの運動を始めましたが、歩様は正常で触診でも異常が確認されなかったため、明日(土)から騎乗調教を再開することとなりました。

 

【キングズトゥルー】

「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2400m、坂路1本(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。ここへ来て身が入ってきたようで、調教ペースを上げてもそこまで疲れが見られません。この中間から15-15も開始しましたが、いい動きで走れていますし、馬体減りがないのも好印象ですね。近いうちに戻す予定と聞いているので、この感じをキープしつつ更にコンディションを高めていければと思います」(担当者)

 

【ゴールドエンペラー】

現在はトレッドミルと坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。木曜日にトレッドミルを挟む形は継続していて、それ以外の日は坂路で乗り込みを進めています。全休日明けの月曜日は元気もあり、坂路のスタートから勢いよく出ていこうとする面もありますが、まだ体を上手に使いきれてはいません。翌日以降はだんだんと動きが重くなってくる感触ですし、まだ体つきもモッサリしているので、引き続きしっかりと鍛えていきます。

 

【ルジュウェール】

この後はトレセン近郊の須藤ステーブルで調整することになり、本日14日(金)に移動しました。

「レースを重ねながら徐々にではありますが良くなってきていますし、適さない条件の中でも最後まで一生懸命諦めないで走ってきたことは収穫だったと思います。まだ緩さが目立つため少しでも多くレースを経験させたかった中で、ここしか出走させる番組がありませんでしたからね。1000mは短すぎたと思いますが、コーナー4つの1700mを走り切れるかと言ったら難しかったでしょうし、現状は1200~1400mくらいの距離で使っていくのが良いかなとみています。レース後も脚元を含めて大きな問題はなく、12日(水)の朝にトレセンに戻りました。さすがに輸送の疲れは感じられるものの、それ以外のダメージはないところ。ここで一旦放牧に出しますが、状態などを見て次の目標を考えさせてください。力のいる地方の馬場は合うと思いますし、帰厩後はまた交流競走へ申し込んでいくつもりです」(小手川準調教師)

 

【ライラ】

チェスナットファーム阿見TCで調整され、11日(火)に帰厩しました。

「レースに向けて今回は少し時間をかけて仕上げていく考えから、このタイミングでの帰厩とさせていただきました。前走後はさすがに疲労から少し皮膚病など出ましたが、冬毛を刈らせてもらい、状態面はだいぶ上向いてきたところ。この時期に2勝しているので、ゆとりを持たせたローテーションが組めますし、TRから桜花賞を狙うのが既定路線でしょう。長距離輸送が続く懸念もありますし、初勝利を挙げたパフォーマンスからも、いまのところ3/15(土)中山・アネモネステークス(芝1600m・牝)を本線に考えています」(牧光二調教師)

 

【スピアッジャローザ】

「何だかどうも体の硬さが気になるんですよね。加えて少し反抗的な面を見せるようになってきました。以前は本当に手が掛からないタイプだったんですけどね。ただ、それよりも気になるのは馬体の面で、今回は速いところをやるまでじっくり時間をかけた方が良さそうな印象です。今週末は土台作りとしてサラッとやって、それから来週は時計消化という流れで今は考えています。間に合えば小倉のプランもまだ残していますが、あくまで進み具合と相談して判断させてください」(蛯名利弘調教師)

 

*****4歳馬*****

【タキザクラ】

★2/14(金)名古屋・B11組(ダ1500m)岡部誠騎手 結果5着

「稽古の感じは良かったのですが、結果としては申し訳ありません。ジョッキーからはブリンカーを提案されました。『三番手ぐらいにつけられそうなのに遊んでいるのか何なのか。どうも思うように進んで行けていないので、ブリンカーをつけてみてもいいかもしれませんね』と伝えられています。次に向けて取り入れてみるつもりです」(藤ヶ崎一人調教師)

 

【レッドアトレーヴ】

馬体重:492キロ

今週も坂路で14-13のペースで乗っています。以前よりもだいぶ上体を起こして走れるようになっていますし、行きっぷりも良いですね。息遣いも着実に良化してくれており、好調キープでメニューを進めることができています。本日(金)の検疫で美浦・手塚貴久厩舎に帰厩しましたが、好状態で送り出すことができたかと思います。

 

【ジャンヌローサ】

9日(日)に坂路コースで4ハロン57.6-42.0-27.3-13.2を単走で馬ナリに追われ、12日(水)にはWコースで6ハロンから1.4秒先行して併せ、86.5-69.7-54.1-38.7-12.0を馬ナリに追い切りました。「当初はレース一週前に小倉へ運ぶ予定にしていましたが、直前まで美浦で作り込んでレースに臨むプランに切り替えました。追い切りではよく動けているように調整自体は順調。意識的にビシビシやってきましたが、負荷を掛けた調整を行う中でも体が減りませんし、メンタル面の成長も感じます。心身ともに良好な状態なので、輸送に関しても問題なくクリアしてくれるはず。動きの良さがなかなか結果に結び付かないレースが続いていますが、ここでなんとかキッカケを掴んでほしいところです」(蛯名正義調教師)

 

【スノーディーヴァ】

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は14~15秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調に乗り込むことができており、次走目標の2回中京開催(3/15~)での出走に向けて、今週末からはさらに追い切りの負荷を強める予定です。テンションもこの馬なりに維持していることから、終いを13秒あたりまで伸ばしながら帰厩態勢を整えていきます。

 

*****5歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

2月15日レース後コメント(10着)

横山武史騎手「ゲートはこの馬なりに出てくれていると思います。初ダートでも砂を被って嫌気を差して…といったところはなかったですし、勝負どころでも反応はちゃんとありましたよ。ただ、前で競馬をした馬同士の決着だったように、どうしても芝でもダートでも脚質的に展開待ちというところのあるタイプですから。砂自体は掴んで走ってくれていたので、ダートが合わない訳ではありません。ハマり待ちという感じがします」

尾関知人調教師「すみませんでした。直線ではもう少し沈むフォームで走ってくれればというところはありましたが、ダートでの走りはまったくダメというものではなかったですから、このあたりは初めてのダート戦ということも影響しているのだと思います。まずは上がりの状態を確認してからにはなりますが、ダートの可能性は残しつつ次に向けた準備をしていきます。芝に戻す場合には中山マイルあたりも視野に入れてという考えですが、春の東京開催はシュヴェルトの得意な時期でもありますので、色々と考えながら今後の予定を立てさせてもらいます」

 

【フェミナフォルテ】

8日(土)にWコースで6ハロン86.9-71.1-55.8-41.0-13.0を単走で馬ナリに追われ、12日(水)には坂路コースで4ハロンから1.4秒追走して併せ、53.4-39.3-25.9-13.0を馬ナリに追い切りました。「今週の追い切りは自分で跨っておこなっています。いい意味で変わりなくといったところですよ。私はほぼ坂路でしか乗っていないので、今週末はウッドコースで乗ろうと思っているところ。角馬場の感じでは頭の譲りとか、背中の動きは少しずつ良くなっているので、馬場で現状どれだけの動きが出来るか確かめるつもりです。今日は琉人に乗ってもらったのですが『変わりないですし、大丈夫な感じですよ』と言っていたのでそこは心配なさそう。1回疲れっぽいところが来たは来て、飼い葉食いも落ちたというほどではないのですが、いつもはカスみたいなものも食べてしまうのに一時期は残したりしていました。ただ、それも乗り越え、今朝なんかはペロッと完食していましたし、そういう意味ではいい方に向かっていますよ。せっかく東京の芝2000mという真の実力が問われる条件を使うので、出来る限りいい状態にして戦わせたいなと思っています。休み明けですが、それなりに次に繋げられる走りはさせられるよう、あと1週間頑張っていきます」(小島茂之調教師)

 

*****6歳馬*****

【グロリアスヒーロー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。体をしっかり膨らませて送り出したのですが、もしかしたら少し太かったのかなとも思っているところ。戻ってきてからもフックラ見せていますからね。気ムラな馬ということも影響していそう。体は一回使ったことで良くなりましたし、昨日から馬場での乗り込みもおこなっていますよ。短期での滞在となりそうなので、いつ声が掛かっても良いようにしておきます」(担当者)

 

*****8歳馬*****

【エクストラノート】

ケイツーステーブルで調整され、昨日13日(木)に帰厩しました。

「中山開催での出走を目指して昨日トレセンに戻しています。前走後は少し疲れが感じられたため、予定を少しスライドして得意の中山まで待ったところ。早速今日から坂路期入りしていますが、休養期間を長く取った甲斐あって、いいフットワークでしたよ。体調面も良さそうですし、このまま仕上げていこうと思っています。3/01(土)中山・4歳上2勝クラス(ダ1800m・混)を原君で予定していますが、3/06(木)川崎・ブルートシュタインチャレンジ(ダ1500m)に申し込みを入れることも検討しています」(加藤和宏調教師)

 

*****11歳馬*****

【アナザートゥルース】

「この中間も順調に乗り込めていますが、馬体、動きともに良化がゆっくりのようなので、3/12(水)船橋・ダイオライト記念(Jpn2・ダ2400m)には向かわず、昨年と違うレースから始動することにしました。4月以降の出走を目標に調整を進める予定で、他場へ遠征させるか自場の門別で使うかは、次年度の地方競馬の番組、追い切り開始後の状態などを見ながら検討していきます」(田中淳司調教師)

*****2歳馬*****

【アンデスクイーンの23】

2月3日~の週にウォーキングマシン中心のリフレッシュ調整を挟んだ。現在は週に3~4回坂路入りし、坂路2本の日は1本目16秒+2本目15秒、その他の日は坂路1本+周回キャンターや、周回コースのみのメニューを交えた調整。

担当者の話では「1月下旬に1ハロン15秒のメニューを消化してリフレッシュ調整を挟みました。10日~の週には坂路2本目に15秒ペースを消化させており、ここから15-15メインへと移行し乗り進めていくことになると思います」とのこと。5~6月頃の移動を目指して調整を進めていく。現在の馬体重は502キロ。

 

【シングシングシングの23】

パッショーネで育成中。現在はダート周回コース6000mのハッキングに加え、屋内ウッド坂路コースにてハロン15秒ペースで調整中。

担当者の話では「坂路では週3日15秒を切るペースで調整しています。以前より胸前が逞しくなった印象で緩さもどんどん解消されており、馬体重も457キロに増加しています。メンタル面も以前より大人になり、キャンター中のハミ受けも安定してきました。先日佐藤調教師が来場され、順調な生育状況から早期移動の話しも出ていましたので、近々蹄鉄を装着し、移動に向けた調整へのステップアップも検討していきます」とのこと。

佐藤悠太調教師からは「2月上旬に牧場で確認しました。馬体重も10キロ程増えており、坂路での15-15が刺激になったことで馬体に芯も入ってきた様です。以前より集中力も増し、単走でも問題無く走れるようになってきているので、これなら早めの移動も検討していきたいと思っています」との連絡が入っている。

 

【ジュリエットベールの23】

社台ファームで育成中。引き続き週2回F16秒程度で坂路2本を登坂するメニュー。その他の日は周回3000mハッキングやトレッドミルでの調整を行っている。

担当者の話では「坂路2本のメニューを継続し、筋肉の反応速度や力強さを鍛え体幹と四肢の連動性の向上を図っております。坂路で落ち着いて走れるようになってきましたが、普段のテンションが高くもう少し落ち着きを見せて欲しいところです。飼い葉は時間はかかりますが完食しています。馬体は全体的にパンプアップされたように感じられ、坂路で終いにかけての動きにいい伸びが出てきました」とのこと。現在の馬体重は496キロ。

武藤調教師からは「先日牧場で状態を確認しました。馬体重が490㌔を越える大型馬ですが、それでいてキビキビとした歩様が好印象を受けました。5月と遅生まれではあるものの、このまま順調に乗り込んでいけば早い時期のデビューも視野に入れていけそうです」との連絡が入っている。

 

【ジーナスイートの23】

2月3日~の週にウォーキングマシンとトレッドミルによるリフレッシュ調整を挟んだ。現在は坂路2本と周回コースを併用し順調に調整中。

担当者の話では「リフレッシュを挟んで順調に乗り進めており、今週は坂路2本(17秒)を乗る日と、周回キャンターのみの日を1日置きに設けて、メリハリを付けた調整を行っています。まだ幼さが残る印象ですので、同様のメニューで成長を促しながらじっくり乗り込みます」とのこと。現在の馬体重は427キロ。

 

【アースグリーンの23】

武田ステーブルで育成中。1月末にBTC近郊の厩舎へ移動し、周回ダートや坂路コースで調整中。

担当者からは「移動後も順調に調整を進めています。まだペースはそこまで上げていませんが、周回コースでは2700~3000mの軽めキャンターと、坂路は週3~4日のうち1日は3ハロン16秒ペースで登坂しています。馬体はもっと増えて来て欲しいところですが、飼い食いや脚もとの状態も問題無く、ここからじわじわと強度を上げていければと考えています」との連絡が入っている。

 

*****3歳馬*****

【ルージュラティーナ】

本日は引き運動をおこないました。

助手「追い切り後も飼い葉はしっかり食べています。馬体重も494キロとキープしていますし、脚元や背腰に疲労感も確認されていません。コンディションは変わらず良さそうですよ。レースは日曜日なので、トレセンを出発するのは前日の土曜日。明日(金)は坂路で普通のところを乗って微調整するつもりです」

※2月16日(日)小倉1R・3歳未勝利(牝馬・ダ1700m)に荻野極騎手で出走します。

 

*****4歳馬*****

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

音無秀孝調教師「今日は坂路にて併せ馬で追い切りました。テンからスピードの乗りが良かったですし、抱えるところも作れていて序盤はスムーズでしたね。1週前追い切りになるので終いはしっかり動かしましたが、加速はスムーズで余力も十分。上がりの息も良化しており、それに伴いコンディションも上向きです。ここまではスムーズに乗り込めていますね。週末、来週と追い切って、出走態勢を整えていくつもりです」

 

*****5歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

厩舎周りを引き運動。

尾関知人調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。運動中の脚運びはスムーズで、気持ちの面もしっかりしていますね。飼い葉食いも安定しており、馬体や脚元にも異常はありません。いい状態で送り出せそうです。初ダートで新味が出ることを期待したいと思います。今回の鞍上は横山武史騎手に依頼しました」

※2月15日(土)東京10R・銀蹄S(4歳上3勝クラス・ダ1400m)に横山武史騎手で出走します。

 

*****6歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

角馬場で軽め。

助手「昨日追い切ったので、今日は角馬場で軽めの調整です。気持ちの浮き沈みは見せていませんし、軽快なフットワークで動けていたと思います。飼い葉食いも良好で、体調面には問題ありませんね。予定のレースに向けて、引き続き入念に乗り込んでいくつもりです」