*****2歳馬*****

【メールデゾレの23】

社台ファームで育成中。引き続き週5日馬場入りを目標に、うち4日坂路入りし2回は2本登坂。登坂時計は3ハロン48~45秒。周回コースでは最大4500m(通常時は3000m)のキャンターで調整中。

担当者の話では「馬っ気はありますが、何かアクションを起こすほどでもない様子です。現状では問題ありませんが注意しながら進めています。フィジカル面や集中していれば前進気勢も十分で着実に成長しています」とのこと。馬体重は496キロ。

 

【ジュリエットベールの23】

社台ファームで育成中。引き続き週2回F16秒程度で坂路2本を登坂するメニュー。その他の日は周回3000mハッキングやトレッドミルでの調整を行っている。

担当者の話では「坂路2本のメニューを継続し、筋肉の反応速度や力強さを鍛え体幹と四肢の連動性の向上を図っております。坂路で落ち着いて走れるようになってきましたが、普段のテンションが高くもう少し落ち着きを見せて欲しいところです。飼い葉は時間はかかりますが完食しています。馬体は全体的にパンプアップされたように感じられ、坂路で終いにかけての動きにいい伸びが出てきました」とのこと。現在の馬体重は496キロ。

 

*****3歳馬*****

【ルージュラティーナ】

本日はCウッドコースで追い切りました。

池江泰寿調教師「今週末のレースに向けて、今朝(水)はCウッドコースで追い切りを消化しました。荻野極騎手が騎乗し、4ハロンから単走でサッとやっています。いいバランスで体を大きく使って走っていましたし、軽く合図を送っただけ反応して脚を伸ばしていました。今は心身の状態がうまく噛み合っている感じ。ジョッキーも『前走時はまだ頼りなさがあったのですが、一度使ってしっかりしたように感じます。動きも素軽くなっていますね』と話していたことからも、我々が感じている通りにジョッキーも良化を感じ取ってくれたようです。今回は前回と同条件。出っぱがいい馬でレースセンスもいいので、メンバー次第ではチャンスだとみています」

※2月16日(日)小倉1R・3歳未勝利(牝馬・ダ1700m)を荻野極騎手で予定。想定から除外はありません。

 

【レイナデアルシーラ】

ノーザンファームしがらきで調整中。
2月12日、西園調教師からは「牧場で順調に乗り込まれ、帰厩の態勢は整っているようです。今週金曜日に帰厩させて阪神2週目に向けて調整します」との連絡が入った。
14日に帰厩し、3月8日(土)阪神・3歳1勝クラス(ダ1,800m)に向かう予定。

 

【バティストゥータ】

チャンピオンヒルズで調整されています。12日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと坂路をハロン18~20秒程度のペースで乗られ、週2日は併せ馬で坂路1本を15-15で乗られ、日によっては13-13の時計も出し始めています。清水久詞調教師は「だいぶ身体が締まってきたと思いますが、追い切りの内容的には、まだ物足りなさを感じます。もう少しですが、終いが13-13を切れるようになってこないと思います」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

6日にKSトレーニングセンター内K2ステーブルへ放牧に出ました。先週いっぱいは楽をさせて、今週からは、ハロン20秒程度のキャンターを3000m乗られています。菅野代表は「腰周りは少し寂しくなった印象で、全体的に硬さが見られます。念のため血液検査を行った結果、筋疲労が測定不能と出てしまいました。全身に筋肉痛があるようです。これが表に出るとスクミになるのですが、歩様には見せていません。ただ目に見えないところで疲労が溜まっているようなので、治療を行って、暫くは軽めに乗りながら様子を見ていきます」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。12日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター2000mと、坂路1本をハロン20秒程度で進めています。田辺厩舎長は「調教自体はこなしていますし、飼葉食いも良いのですが、調教後に軽くスクんだり、両前脚がややソエ気味になったりと、まだまだ馬が幼いのかもしれません。そのため、確認しながら進めていますが、馬は元気そうなので、今週末から徐々にペースは上げていく予定です」とのことでした。

 

【リビングストン】

チャンピオンヒルズで調整されています。予定通り、先週末に改めてレントゲン検査を行い、骨折した箇所の状態を確認しました。結果、骨折線は綺麗に消えているのが確認されました。12日現在、トレッドミル運動を続けています。吉岡辰弥調教師は「レントゲン検査の結果自体は問題なかったですが、触診をすると少し嫌がるので、もう1週間はトレッドミルで様子を見ることにしました。ただ順調に回復しているので、近いうちに乗り出しを開始出来ると思います」とのことでした。

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。6日のレース後は数日厩舎周りの曳き運動で様子を見た後、目立ったダメージや疲労も見られないため、12日現在、走路で次走へ向けて調教を開始しています。佐藤博紀調教師は「中間、調教時間やハミを替えたり、攻め馬の乗り役も変更して、何とか馬に刺激を与えて走る気持ちをひっぱり出したいと試していますが、少しずつは良くなってきている気配はあるものの、ガラッと変わってきたというところまでは感じられません。競馬の内容も、ここ2走と比べると、最後、競馬を止めるというところはなかったですが、3コーナーからの雰囲気は悪くないものの、追い切りと同じく、直線で伸びあぐねてしまっています。競馬の後もすぐに息が入ってケロッとしていて、飼葉食いも全く落ちるところがなくいつも通りで、その辺に影響が出るところ迄、本気で走れていないのだと思います。次はもう1回900mを、今度はブリンカーを使って出走させたいと思います。何とか、これで変わってきてほしいところです。ただ、馬によっては馬具が合わず逆効果になる場合もあるので、まず中間の調教で感触を一回試してみて、それで大丈夫そうであれば本追い切りでつけてみます」とのことでした。今後は3月3日から始まる川崎開催に向けて進めていきます。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。来週の出走に向けて、9日には中間追い切りが行われて、56.8-40.8を馬なりで計時しました。渡邉和雄調教師は「これまでの競馬を見ると周りを気にするところがあるようなので、次はチークピーシーズをつけようと思います。まずは調教で感触を試して問題なければ、本追い切りでつけてみます。能力は感じるのですが、現状、それがどうも上手く噛み合っていません。そろそろ変わってきてくれたらと思います。なお、次走の鞍上については、お兄さんの主戦でもある吉原騎手にお願いしました」とのことです。18日大井、3歳(八、九)・ダート1400mに吉原寛人騎手で登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

*****4歳馬*****

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路1本。

音無秀孝調教師「追い切りは明日(木)消化する予定で、今日は角馬場と坂路で軽めに乗って調整しました。行きっぷりが良く、それでいてコントロールは利いていますし、最後までスピード感のある動きを見せてくれましたね。脚元や馬体についても問題なく、ここまでは至って順調といったところです」

※2月22日(土)小倉9R・秋吉台特別(4歳上1勝クラス・芝1200m)を荻野極騎手で予定。

 

【アンデスビエント】

2月10日・京都・アルデバランS(4歳上OP・ダ1,900m)に出走し16着。

12日、西園正都調教師からは「レース後も脚もと等に問題は見られません。レース直後もすぐに息が入った感じで、気持ちの面から全力で走り切れていない印象を受けました。放牧に出してリフレッシュさせ、じっくり調整した上でブリンカーを試してみたいと思います」との連絡が入っている。14日にノーザンファームしがらきへ移動予定。

 

【サミアド】

12日、竹内調教師から「レース後の脚もとや馬体に気になる箇所はなく、続戦可能な状態です。1回阪神1週目にダ1,200㍍戦(オールダート)の番組がありますので、そこを目標に厩舎で調整を進めていきます」との連絡があった。

 

【ディスペランツァ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。12日現在、ウォーターウォーキングマシン運動を行っています。スタッフは「人には従順ですし、扱い易くて、とても助かっています。飼葉も食べてくれて体調にあまり上下がないタイプのようです。引き続き、メニューは変えず、このままリハビリを続けていきます」とのことでした。

 

*****5歳馬*****

【マランジュ】

島上牧場ではリフレッシュできたことから、騎乗調教に備えて本日12日(水)にグリーンウッドTへ移動しています。

 

前走後はトレセンに戻っていますが、輸送競馬の影響もあって馬体は少し細く映ります。そのため、昨日10日(月)に島上牧場へ放牧に出ました。まずはこちらで心身のリフレッシュを図ります。

 

【レッドシュヴェルト】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

尾関知人調教師「今日はウッドでシュヴェルトが先行して追い切りました。下ろしがけからリズム良く走っていましたし、道中も折り合い面もスムーズ。終いの反応も良く、最後まで動きに安定感がありましたね。息の入りも良化しており、いい状態に仕上がったと思います。予定通り、今週の東京・銀蹄ステークス(ダ1400m)に向かいます。ジョッキーについては、想定を確認したうえで決めるつもりです」

※2月15日(土)東京10R・銀蹄S(4歳上3勝クラス・ダ1400m)を予定。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。12日現在、トレッドミル運動を行っています。牧場スタッフは「引き続きトレッドミル運動を続けていますが、脚元は変わりなくきている事が何よりです。最近は良く立ち上がったりと気持ちも出すようになってきました。以前は、大人しくて扱い易い馬でしたが、身体を動かすようになって、良い意味でドンドン気が強くなっています」とのことでした。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。来週の出走に向けて、中間も走路で調教が行われています。米田英世調教師は「結果は伴っていませんが、馬の雰囲気は悪くないですし、休み明けを3度叩かれて調子も良さそうです。今回は色々と考えた末、競馬の4日前に併せ馬で本追い切りを行って、競馬に向かいたいと思います」とのことです。19日大井、B3(二)選抜特別・日向坂賞・ダート1600mに藤本現暉騎手で登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

*****6歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

乗り運動後、ウッドチップコースで追い切り。

蛯名正義調教師「今日はウッドで追い切りました。モンレーヴは3頭併せの2番手から進めましたが、下ろしがけから集中していて走りのリズムは良かったですし、バランスもしっかりしていましたね。直線でゴーサインを出してからの反応も良く、いい脚を使っていたと思います。いつもより活気があってメンタル面はいいですし、体調面も良化していると言えるでしょう。次走の鞍上は田辺騎手に依頼しました。来週は追い切りに乗って感触を確かめてもらう予定です」

※3月1日(土)中山11R・オーシャンS(G3・芝1200m)を田辺裕信騎手で予定。

 

【ダイヤモンドフジ】

2月9日・小倉・4歳上1勝クラス(芝1,200m)に出走し見事優勝。

12日、宮本調教師からは「レース後も脚もと等に問題は見られません。今日はまだ厩舎周りの運動のみですが、騎乗後も順調なら中2週で小倉に向かいたいと思います」との連絡が入っている。

3月1日(土)小倉・西日本新聞杯(4歳以上2勝クラス・芝1,200M)を予定。

*****3歳馬*****

【ルジュウェール】

★2/09(日)小倉・3歳未勝利(ダ1000m)◇永島まなみ騎手 結果11着同着

「ジョッキーからは『この馬にとって1000mは短かったですが、ブリンカーの効果は感じられました。返し馬なんかでも後ろから馬が来るとグッとハミを取ったりしましたし、道中も効いている感じはありましたよ』と言われています。今まではビューっと行って苦しくなったら最後は伸び切ってしまうレースばかりでしたが、ついていけないなかでも最後はこの馬なりに脚を伸ばせていましたからね。そこらへんは今後に生きてくるのではないかと思います。少しずつですが前進はありますし、一度美浦へ戻して立て直してからまたレースに使っていくつもりです」(小手川準調教師)

 

*****4歳馬*****

【サミアド】

2月9日(日)東京・4歳以上2勝クラス(ダ1,300㍍)に菅原明良騎手で出走し15着。

竹内調教師から「今回もスタートダッシュは抜群でしたが、番手からのプレッシャーが厳しかったです。距離を100㍍短縮し、一粘りを期待しましたが、この2勝クラスになると楽に行かせてもらえないですね。馬の状態は良いので、関西圏のオールダート戦も考えてみます」との話がありました。

菅原明良騎手からは「休養前よりも状態は良くなっていました。スタートから直ぐに先手を取れましたが、2番手のプレッシャーがきつかったです。直線で交わされてキックバックを受けると、気持ちが途切れてしまいました」との話でした。

 

【アンデスビエント】

代替開催の2月10日(月)京都・アルデバランS(4歳上OP・ダ1,900m)に幸騎手で出走し16着。

西園正都調教師からは「ハナを取り切り悪くないペースで進めていましたが、早々に失速してしまいました。

幸騎手からは『前進気勢があまり感じられなかった』という話があり、馬がレースに対して前向きさを欠いてやめているようなところも見受けられます。調教ではそのような気配は全く見せませんし、馬体重も増えてバランス良く見せていますので、精神的なものが大きいように思われます。今回のレースでタイムオーバーとなり一ヶ月間の出走停止処分を受けましたので、いったん放牧に出し再調整します。今後はブリンカー着用等を検討してみます」との話がありました。

 

*****5歳馬*****

【マランジュ】

2月9日(日)小倉12R・芝1200m戦に斎藤新騎手56kgで出走、馬体重は434kg(-8)でした。レースでは、五分のスタートを切るとやや行きたがる面を見せましたが、しっかり抑えて馬の後ろに入れて、中団馬群やや後方の内13番手あたりでコーナーに入っていきました。勝負どころは最内をロスなく回ると、直線は内に進路を取り、ゴール前は馬の間を割って伸びてきました。最後は3着争いに絡んだものの、クビ、クビ、クビ差の6着入線で、勝ち馬からも0.2秒の僅差でした。

レース後、斎藤騎手は「あまりで脚が速くないイメージでしたので、スタートしてから少し促がしていったのですが、まだ気持ちに体がついていっていない印象で、急かさないほうが良さそうです。道中は折り合いもついていましたし、そのぶん終いはしっかり反応できていました。なんとか5着が欲しかったのですが、すみませんでした」とコメントしており、また田中調教師も「騎手がうまく馬とコンタクトをとってくれて、レース内容は悪くなかったと思います。中間はいつもより調教負荷をかけられたぶん、最後まで反応できたイメージですが、その影響で馬体は減らしていましたので、その匙加減がまだ難しいですね。惜しくも次走への優先権を獲得できませんでしたので、このあとはリフレッシュ放牧を挟む予定です」と話していました。

 

【レッドルヴァンシュ】

本馬は1月12日の中京競馬・4歳上1勝クラス(芝1400m)に出走して16着での入線。レース後はかなりの疲労感があったため放牧へ。吉澤ステーブル湖南を経由してノーザンファームしがらきへ移動し、次走に向けて調整が進められていました。ところが、2月5日(水)に坂路で1本目の15-15を消化したところ、調教後に右前脚の管の外側に腫れと熱感、および触診痛を確認。その日のうちにエコー検査を実施し、繋靭帯炎を発症していることが判明しました。獣医師の見解によると「古い損傷に加えて新たな損傷が確認された。症状は重く、長期間に渡る休養が必要になる」とのことだったため、今後について関係者の間で協議した結果、誠に残念ではございますが、ここで引退の結論に至りました。なお、本馬は乗用馬に転向する予定です。長い間、レッドルヴァンシュ号にたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。

音無秀孝調教師「今週、牧場での調教後に右前繋靭帯炎を発症してしまったということで、先週金曜日の午後に私も牧場に足を運んで状態を確認しました。私の想像以上に患部の損傷が大きく、回復までには相当の時間を要することになるでしょう。今の状態のまま私が引退して新しい厩舎に引き継ぐとなると、受け入れ先の厩舎はもちろん、出資されている会員の皆様に対しても申し訳ないですからね。そのあたりも踏まえてオーナーサイドと協議した結果、ここでの引退が決まりました。思い入れが強いレッドアヴァンセの初仔。デビューは3歳3月の未勝利戦で経験馬相手に走ることになったのですが、ポテンシャルの高さを見せて3着と善戦してくれました。ただ、ノド鳴りの影響もあって未勝利戦を勝ち上がることができず、地方から戻ってきた後も勝たせてあげられなかったのは大変心残りです。ここまで調教でもレースでも手を抜かずに一生懸命頑張って走ってくれたルヴァンシュには本当に感謝しています。また、もう苦しい思いをして走らなくていいので、私自身ホッとしているというのも偽らざる思いです。今後は乗馬になるとのこと。普段はすごく扱いやすいお利口さんですから、誰からも愛される馬になるでしょう。いつまでも元気に過ごして欲しいと心から願っています。今日までレッドルヴァンシュをたくさん応援していただき、本当にありがとうございました」

 

*****6歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

2月9日(日)小倉・4歳上1勝クラス(芝1,200m)に国分恭介騎手で出走し見事優勝。

勝ち時計は1分10秒4、上がり3ハロンは35秒1。

宮本調教師からは「際どい差の入線で写真判定となりましたが、ハナ差凌いで中央初勝利をおさめてくれました。相性の良い小倉目標で進めてきて良い状態で臨めましたし、インで脚をためて良い脚を使ってくれたと思います。

国分恭介騎手からは『スタートから多少無理をしてもポジションを取りに行き、良い位置で直線に向かえました。直線で前が開いても反応一息だったのですが、外から馬が来たことで闘志に火が付き前の馬を交わしてくれました。具合も良かったですし、力を発揮できて良かったです』という話でした。

この後のことはレース後の状態を見て検討します」との話がありました。

【23走目(2901走目)・2025/02/09・小倉3R・ルジュウェール・・・11着】

【24走目(2902走目)・2025/02/09・東京8R・サミアド・・・15着】

【25走目(2903走目)・2025/02/09・小倉12R・ダイヤモンドフジ・・・優勝!】

【26走目(2904走目)・2025/02/09・小倉12R・マランジュ・・・6着】

【27走目(2905走目)・2025/02/10・京都11R・アンデスビエント・・・16着】

 

***2025年 1-1-0-25***

(内 地方交流 0-0-0-2 地方0-0-0-6 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 309-289-258-2049***

(内 地方交流 9-10-9-38地方94-70-53-199 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****3歳馬*****

【ハイファイスピード】

ノーザンファームしがらきで調整中。

担当者の話では「トレッドミル調整で一息入れ、この中間から乗り運動を開始しています。まだ馬体がしぼんで見え、良い時ほどの状態には無いようですので、周回コースメインで軽く跨がり、坂路もごく軽めで時折登坂する程度で良化を促しています。冬毛が出て馬体が淋しく見えるのも、寒さからの時期的なものだと思いますのでり、馬体と気候に合わせて焦らず進めていきます」とのこと。現在の馬体重は467キロ。

 

【プロピエダッド】

2月7日、牧場担当者から「先週末から坂路で15-15の強めを開始しています。調教中は無駄な動きもなく、走りに集中出来ています。こちらではリラックスした雰囲気で、精神面のリフレッシュが出来ている様子です。馬体重は479㌔」との連絡があった。

 

【レイナデアルシーラ】

ノーザンファームしがらきで調整中。

担当者の話では「引き続き順調にきており、帰厩への態勢も整ってきました。阪神での出走に向けて近々帰厩することになると思います」とのこと。現在の馬体重は526キロ。

 

【レッドアトラーニ】

担当スタッフ「予定通り先週末より坂路での15-15を開始。動きに問題がなかったことから、今週火曜日には坂路で3ハロン42.0-13.1のところをやっています。周回コースだとそれほどではないのですが、坂路だとトモが流れるシーンも。こういう馬という部分もあるので修正に難しさもあるのですが、乗り手が意識しながら乗っても、現状はまだトモが開き気味で修正しきれていません。前回は気にならないフォームで送り出すことができたので、この後も少しでも良い形に持っていけるように進めていきます。ギアチェンジはスムーズですし、動き自体は悪くないですからね。今週末は40秒前後の速いところを予定していますので、ここでも上々の動きを見せてくれることを期待しています。馬体重は488キロ。2月後半のトレセン移動に向けて、順調にコンディションを上げていくことができていますよ」

 

【ルージュレアリーズ】

馬体重:439キロ

引き続きトレッドミルでの調整で、現在はダクのみのメニューとキャンターまで進めるメニューとの日替わり。少しずつ強度を上げている段階ですが、ここまでは問題なく進めることができています。飼い葉の食いつきも徐々に改善が見られ、馬体重が増加に転じているのもいい傾向です。引き続き馬体重の推移や飼い葉食いなども含めて様子を見ながら進めていきます。

 

【レッドエソール】

馬体重:500キロ

今週水曜日にチャンピオンヒルズへ移動しました。その後は角馬場でのフラットワークや周回コースでのハッキング調整をおこなっています。これまでのところ筋肉の疲労感は確認されていませんし、脚元の骨瘤についても大きな問題はなく、トレーニングを進めていける状態にあるとみられています。明日(土)から坂路でのトレーニングを始める予定も、前回在厩時と息づかいの違いや骨瘤に変化がないことを確認してからペースアップすることになるでしょう。

 

【キングズトゥルー】

「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2400m、坂路1本(18秒ペース)のメニューで調整中です。疲れが抜けてきたことで、体重が安定してきているのはいい傾向ですね。普通ペースでの調教を頑張っている段階で、乗っていて特に問題はありません。まだ追い切りは開始していませんが、ここからもう一段階上げていけるよう乗り込みを継続していきます」(担当者)

 

【ゴールドエンペラー】

現在はトレッドミルと坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。今週も坂路主体に乗っており、中間に1日だけトレッドミルを挟む形で進めています。先週よりもしっかり走れるようになってきて、動き自体は良くなってきましたが、馬体の皮膚感や毛ヅヤなどの良化はこれからといった印象。15-15を始めるにはまだ筋肉が付ききっていないようなので、引き続き現状メニューで乗り込んでいきます。

 

【ライラ】

「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1~2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週は寝違えたことで歩様を崩しましたが、もう元通りといった感じで、メニューも戻しています。速いところも織り交ぜ始めましたし、ここから積み重ねていくつもり。もうある程度出来上がっていたので、急に声が掛かったとしても大丈夫ですよ」(担当者)

 

【スピアッジャローザ】

ケイツーステーブルで調整され、本日7日(金)に帰厩しました。

「引き続き屋外ダートコースでダクとキャンター3000m(17~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中していました。入場当初の様子からは時間を要しそうでしたが、早めに手を打てたのは大きかったですね。15秒ペースを週2回に増やしてからもいい意味で変わりなく、順調に本数を重ねられました。馬体に余裕を持って送り出せますので、トレセンの負荷で鍛えられることでの変化を期待しています」(ケイツーステーブル担当者)

 

*****4歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

馬体重:491キロ

引き続き14-13のペースでの坂路調教をおこなっています。乗り込みを重ねてきてもカリカリした素振りは見せませんし、この馬らしい軽快なフットワークで伸び伸びと駆け上がってきます。最後まで余力残しの手応えで、上がりの息も気になりません。そろそろトレセン帰厩となるかと思いますので、いつ移動の声が掛かっても対応できるように調整していきます。

 

【ジャンヌローサ】

2日(日)に坂路コースで4ハロン57.8-42.8-27.7-13.8を単走で馬ナリに追われ、5日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.6秒先行して併せ、53.6-39.0-25.3-12.3を強めに追い切りました。「今週は終い強く併せての時計消化。これぐらいの時計だとさすがに手応えに余裕はない様子。今朝も坂路に2本入れていて、これまでよりも意識的に負荷を掛けて中身をしっかりと作り上げているところです。いじめ抜いてどういう変化が表れるか。能力としては十分でもなかなかキッカケを掴めていない現状を何とか打破したいですからね。ビシビシやりながら、レース一週前に移動して、現地で最終追いという流れのスケジュールを考えています」(蛯名正義調教師)

 

【スノーディーヴァ】

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は14~15秒ペース)のメニューで調整しています。ここまでテンションは一定のラインでキープできており、この後も追い切りを重ねていくなかで馬体のさらなる良化が図れそう。まだ冬毛が長めなこともあり、春に向けて気温が上がってくればグンと良くなってきそうな印象です。そこに向けてしっかり力も溜めておけるよう乗り込んでいきます。

 

【タキザクラ】

「入厩してすぐは環境の変化もあって飼い葉食いがもう一つだったのですが、もうすっかり馴染んだ様子でしっかり食べています。調教の中で特段気になる点は見られずに、レースに向けて順調に進められているのではないでしょうか。こちらでの初戦は2/14(金)名古屋・B11組(ダ1500m)を予定していて、鞍上に関しては岡部ジョッキーに声をかけているところです。レースから逆算して週明けの月曜日に追い切りをおこなうスケジュールで考えています」(藤ヶ崎一人調教師)

 

*****5歳馬*****

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:507キロ

今週水曜日に坂路で1本目の15-15を消化しましたが、調教後に右前肢の管の外側に腫れと熱感、それに触診痛が確認されました。その日のうちにエコー検査を実施したところ、繋靭帯炎を発症していることが明らかとなりました。現在は水冷をおこないながら舎飼いにとどめて静養・経過観察を続けているところですが、獣医師によると「古い損傷に加えて新たな損傷が確認された。症状は重く、長期間に渡る休養が必要になる」とのことでした。このことを受けて今後について関係者間で協議をおこなうこととなりました。

 

【フェミナフォルテ】

1日(土)に坂路コースで4ハロン53.5-40.6-27.1-13.5を単走で馬ナリに追われ、5日(水)にはWコースで6ハロン88.0-72.2-57.0-41.9-13.2を単走で馬ナリに追い切りました。「少し長めにじっくりと調整したかったので早めに帰厩させましたし、レースまではまだあるので、今週も相手を誘導する形で調整しています。今週は単走計測になっていますが、3頭併せでおこない、フェミナは先行して馬ナリのまま最後まで抜かせませんでした。時計的には目立たないかもしれませんが、うちの厩舎は出来るだけ馬場の外を回るようにしているので、これくらいのタイムでも全く問題はないですし、いい負荷を掛けられていると思っていますよ。内と外だと200mくらい差があるといっても過言ではないですからね。ただ、馬ナリそこまで無理をさせなかった割には、翌日の馬体チェックでは結構張りがあったとの報告を受けています。私も見ましたが、ここまで坂路コース主体の調教メニューでしたし、初のコース追いの影響かなと思っているので、心配する必要はないですよ。一応今後もよくチェックしていくつもりです(小島茂之調教師)

 

*****6歳馬*****

【グロリアスヒーロー】

この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、本日7日(金)に移動しました。

「スタート直後、外から勝ち馬(マイケルマキシマス)に勢いよく前へ入られてしまい、ハミを噛んで走りのリズムも乱れてしまいました。ゲートを出たなり、そのままポジションに収まれていればまた違っていたのでしょうが、前を追走するのに手一杯の内容で脚を使わされている。直線も外を回ったとはいえ、差を詰めるどころか逆にバテて止まっているので、気持ちの面ばかりが空回りしてまったく力を発揮できていない。今回休み明けでもしっかり仕上げたつもりですが、結果を出せず申し訳ありません。少し節を稼いで2回中京開催(3/15~)の番組を目標にしていくつもりです」(高木登調教師)

 

*****8歳馬*****

【エクストラノート】

「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。当初の予定よりも時間をかけられているおかけで、しっかりと立て直せているのが感じられます。内面の疲労感が取れたことで入場時にさえなかった毛ヅヤも良くなって、と見た目にも良化ぶり感じられるこの頃です。そう遠くないうちに帰厩の声がかかると思いますので、この調子でしっかり乗り重ねておきます」(担当者)

 

*****11歳馬*****

【アナザートゥルース】

「徐々に坂路のペースを上げていて、今は17~18秒くらいで乗り込みを進めています。牧場でもケアしてもらったとあって背腰の感じも悪くありませんが、やはり年齢を重ねて良化具合はスローな印象ですね。どこから始動させるかについては、焦らずもう少し状態を見て決めた方が良さそうです」(田中淳司調教師)

*****3歳馬*****

【ミッドナイトデュー】

和田譲治騎手 レース後コメント

「返し馬の感じは真面目な馬だなと思いましたし、競馬もスタートが良くて押して行きましたが、900mが久しぶりというのもあったのかもしれませんし、周りも速くて中団位からの競馬になり、直線も伸びそうで伸びませんでした。ただ、900mを何回か使えばレースの流れには慣れてくると思います」

佐藤博紀調教師 レース後コメント

「和田騎手にはレース前に前に行ってほしいと伝えて送り出しましたが、スタートは良かったものの、そこから馬が思うように進んで行かなかったようです。あれだけいいスタートを決めたので、もう少しガムシャラにでも前のポジションを取りに行ってほしかったというところも正直ありますが、900mに条件を変えてもう少しやれると思っていただけに残念な結果でした。馬は戻ってきてすぐに息が入ってケロッとしているように走り切っていない感じです。次の3月の川崎開催ではブリンカーを使って出走させたいと思います」

 

【エテルノレガーメ】

グリーンウッドTで調整中。

担当者の話では「トレッドミル調整を開始した後も脚元の状態は落ち着いており、今週から馬場コース1000mを軽めで乗り出し様子を見ています。今のところ問題は見られませんので、徐々に進めていこうと思っています」とのこと。現在の馬体重は549キロ。

 

【ブラゾンロワイヤル】

グリーンウッドTで調整中。

牧場担当者の話では「引き続き順調に12~13秒ペースを消化しています。石坂調教師から『次の阪神の芝2,400mを目標にしたい』と話がありましたので、帰厩に向けてどんどん進めていきます」とのこと。現在の馬体重は527キロ。

 

【ルージュラティーナ】

本日は坂路で調整しました。

池江泰寿調教師「今朝(木)も坂路を1本、普通キャンターで乗りました。前向きですし、以前より上体も起きてきたようにバランスも少しずつ良くなってきていると感じました。飼い葉食いについても変わらず何ら心配なく、むしろ食べ過ぎではと思うほどで、馬体重も494キロあります。次も輸送競馬となるだけに、ある程度の余裕があることはプラスに捉えていいのではないでしょうか。天気次第ですが、日曜日に15-15ほどの時計を出すことになっています」

 

*****4歳馬*****

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路1本。

音無秀孝調教師「昨日(水)帰厩しました。今日は運動初日ということで坂路1本のメニューでしたが、だいぶ行きっぷりが良くて道中もグイグイとハミを取っていた分、予定よりも時計が速くなってしまいましたね。息遣いはすぐに戻っていたものの、少しオーバーワークになってしまったかもしれません。それでも活気がないよりはいいと思うので、この後は日曜日に追い切りを消化する予定。引き続き入念に乗り込んで態勢に整えていきますよ。次走は2月22日(土)小倉・秋吉台特別(芝1200m)に荻野極騎手で向かう予定です」

※2月22日(土)小倉9R・秋吉台特別(4歳上1勝クラス・芝1200m)を荻野極騎手で予定。

 

*****5歳馬*****

【マランジュ】

今週2月9日(日)小倉12R・芝1200m戦に斎藤新騎手56kgで出走が確定しています。このレースは、18頭立てになりました。当初は8日(土)小倉12R・芝1200m(牝馬限定)戦への出走を目指していましたが、出走間隔で除外対象となってしまったことから、こちらのレースへ出馬投票をおこなっています。

 

【スマラグドス】

グリーンウッドTで調整中。

担当者の話では「通常のメニューで乗り込んでいたのですが、先週馬房の中で左膝を擦りむいてしまいました。傷自体は大したことは無かったのですが、腫れが出てしまったため、ウォーキングマシンのみの調整で様子を見ています。腫れは大分引いてきていますので、もう少し治まったら乗り運動を再開したいと思います」とのこと。現在の馬体重は510キロ。

 

【ミラクルティアラ】

グリーンウッドTで鼻出血と心房細動発症後の経過観察を行った。

担当者の話では「移動後に行った内視鏡検査で多量の出血痕が見られましたので安静にして回復を待ちました。ここにきて大分症状は落ち着いてきた様子ですので長距離の移動も可能です」とのこと。近日中に中央競馬の馬名登録を抹消する予定。

 

【レッドシュヴェルト】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

尾関知人調教師「今日はウッドにて単走で追い切りました。先週の追い切りではまだ息遣いや動きには重たさがあったので追い切りは長めからやりましたが、リズム良く立ち回っていてコントロールも利いていましたね。1週前追い切りになるので終いはビッシリやりましたが、先週よりも反応は良かったですし、体もしっかり使って動けていたと思います。動きや息遣いにも良化が窺えるだけに、総じていい内容の追い切りでしたね。今週末と来週の2本追い切って出走態勢を整えていくつもりです」

 

*****6歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

角馬場で軽め。

助手「今日は軽く乗って調整しています。戻ってきての1本目の追い切り後ということで精神面がどうなるかと思っていましたが、比較的落ち着いていて雰囲気はいいですよ。体が割と動く状態で戻ってきてくれたので、馬自身もストレスなく過ごせている感じですね。最近は気持ちの波がそれほどなく安定するようになってきていますし、この感じなら攻めていっても嫌な方にはいかないと思いますよ。絞りづらい時季ではあるので、重め残りにならないように注意しながら進めていくつもりです」

【20走目(2898走目)・2025/02/01・東京3R・ノースカトレア・・・15着】

【21走目(2899走目)・2025/02/05・川崎10R・グロリアスヒーロー・・・10着】

【22走目(2900走目)・2025/02/06・川崎2R・ミッドナイトデュー・・・11着】

 

***2025年 0-1-0-21***

(内 地方交流 0-0-0-2 地方0-0-0-6 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 308-289-258-2045***

(内 地方交流 9-10-9-38地方94-70-53-199 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****2歳馬*****

【レッドラージャ】

馬体重:488キロ

15-15、16-16と2本時計を出す坂路調教、16-17のペースで登坂してから角馬場へ移り、ハッキングキャンターをおこなうメニューなどを、元気に消化しています。まだ緩さも残していますが、前後の連動性が高い、バランスの良い走りが出来ています。当初の想定以上の成長曲線を描いていることから、夏場から秋口のデビューも視野に、中身の濃いトレーニングを重ねていきます。

 

【レッドアヴィオン】

馬体重:462キロ

16-16、15-16のペースで2本登坂する日も設けた坂路調教、乗り込む距離を延ばした、周回コースにおける3600mのキャンターといったメニューを、意欲的にこなしています、だいぶ幼さが消え、余裕を持ちながらもスピード感がある、中身の濃い走りを披露しています。体調面にも問題はなく、現時点では6月に本州へ移動、秋の初めにデビューするイメージを抱いています。

 

【レッドパラジウム】

馬体重:460キロ

週2回、坂路をハロン17秒ペースで駆け上がっているほか、乗り込む距離を延ばした、周回ダートコースにおける3000mのキャンターをおこなっています。まだ緩さは残していますが、背中の使い方が巧みな、とても伸びやかな走りを披露しています。鞍上の指示を素直に受け入れてくれるなど、操縦性に問題がない点も強調材料。脚元も丈夫で、今後も順調にステップを踏んでいけるはずです。

 

【ルージュプルーヴ】

馬体重:458キロ

週3回坂路に入り、ハロン16~17秒ペースで駆け上がっているほか、周回ウッドコースにおける長めのキャンターを継続しています。スピード感は十分なものの、少し力んで走る面があるため、現在は“溜め”を作ることも意識しながら、じっくりと乗り込んでいる段階です。馬体も成長途上ですが、線の太さがあり、胸部、トモの厚みも十分。名牝エアグルーヴのひ孫でもあり、今後の進化を楽しみにしています。

 

【ルージュサウダージ】

馬体重:454キロ

ハロン15秒ペースの坂路調教、周回コースにおけるキャンター、トレッドミルを使用した調整といったトレーニングを積み重ねています。背腰を上手に稼働させる、力強くてスムーズな走りが持ち味。変にテンションが上がらず、冷静さをキープ出来ている点も、心強い材料です。新種牡馬である父の血が、どう出るかというのはありますが、芝、ダートともにこなす、選択肢の広いタイプと見ています。

 

*****3歳馬*****

【ルージュラティーナ】

本日は坂路で調整しました。

池江泰寿調教師「今のところ来週の出走に向けて準備を進めています。相変わらず飼い葉食いが良く、ボロの状態からも健康状態はすごく良さそうです。使ってきている馬なので追い切りは週末の15-15と来週半ばの1本で十分と考えていて、明日(木)も坂路でのキャンター調整にとどめるつもりです」

※2月16日(日)小倉1R・3歳未勝利(牝馬・ダ1700m)を荻野極騎手で予定。

 

【レッドアトラーニ】

担当スタッフ「入場時487キロの馬体重は、この一週間で494キロに。身体の戻り具合はもう少しというところながら、脚元や体調面に問題はなく、すぐに騎乗運動を開始することができています。周回コースと坂路を併用しながらの調整で、今週はハロン16~17秒ペース。今週末から15-15に移行しようかという状況です。気が抜けてきたのか走りを見てもトモは開き気味ですけど、聞いていた右に張るような感じはありません。厩舎サイドとも相談して、いまのところ2回中山開催での出走に向けて東京3週目が終わってからトレセンへといったイメージを描いていますので、移動は2月19日以降になりますかね。強い追い切りを課していくというよりも、体調管理に主眼を置いた調整になるかと思いますが、短い期間の中でも課題のトモの開きについては可能な範囲で修正していきたいところです」

 

【ルージュレアリーズ】

馬体重:435キロ
今週からトレッドミル調整を開始。現在は軽めのキャンターまで進めています。ここまでは問題なく、立ち上げとしては順調と言えるでしょう。ただ、馬体に関しては逆に減っているように、思うように増えてこないのが現状。飼い葉の与え方や配合飼料の見直しなども検討する必要があるかもしれません。

 

【レッドエソール】

馬体重:494キロ

入場後はウォーキングマシンで運動をおこなって疲れを取っているところです。背腰などの筋肉痛がある程度で、大きなダメージは確認されていません。骨瘤についても極めて小さなもので、ケアしながら固まるのを待つことになりそうです。週明けには騎乗調教を開始できる見通しで、キャニオンファーム土山かチャンピオンヒルズへ移動することになるでしょう。

 

【バティストゥータ】

チャンピオンヒルズで調整されています。5日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと坂路をハロン18~20秒程度のペースで乗られ、週2日は併せ馬で坂路1本を15-15で乗られています。騎乗スタッフは「先週末から週明けにかけて、左肩が凝り固まっている感じがあったため、軽めに乗っていますが、しっかりケアすれば大丈夫な程度です。逆に言えば、それだけ身体を動かしているということで、ようやく調教で疲れが出るようになってきたとも言えます。身体も少しずつ締まってきたし、乗り込んでいけばまだまだ動けそうなところも感じます。引き続き、しっかりと進めていきます」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

美浦・和田勇介厩舎で調整されています。1日のレース後も問題なく、5日現在、在厩していますが、6日にKSトレーニングセンター内K2ステーブルへ放牧に出る予定です。和田勇介調教師は「昨日レントゲン検査を行って、特に問題がないことを確認しました。デビューから連闘で出走させて2戦とも追い切り同様に思うように進んで行かず、後方のまま終わってしまいましたが、大型馬でまだまだ緩さもあり、これからの馬です。レース中もトモのハマりが良くなかったようですので、これからの成長に期待します」とのことでした。

 

【メロディーロード】

1月28日に京都府の宇治田原優駿ステーブルへ移動しました。到着後3日間は休養して体調に問題ないことを確認してから騎乗調教を開始しており、2月5日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター2000mと、坂路1本をハロン20秒程度で乗られています。田辺厩舎長は「こちらでも、あまり自分から動くタイプではなかったとは言え、流石に競馬ではある程度しっかりと走る気持ちを出してくると思いましたが、そういった感じではなかったようですね。こちらに戻って来てからは、相変わらず飼葉食いが良く、すぐに体重も戻りました。競馬後なのに、疲れた様子が全くないところを見ると、馬が全然本気で走っていないと思います。もう少しこちらでもガッツリやった方が良いのかなど、寺島調教師と相談しながら今後の進め方について検討していきます」とのことでした。5日現在の馬体重は476キロ。

 

【リビングストン】

予定通り、1月30日に吉澤ステーブルWEST湖南分場からチャンピオンヒルズへ移動しました。早速、31日からはトレッドミル運動が行われています。チャンピオンヒルズの小泉厩舎長は「こちらに到着してからも見た目は変わらずですし、馬は落ち着いています。念の為、今週末に開業獣医の診察を受けて状態を確認して、それで問題がなければ、来週から跨る予定です」とのことでした。

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。明日の出走に向けて、1日には中越琉世騎手を背にして併せ馬で最終追い切りが行われて、71.9-54.4-40.8を一杯に追われて計時し、併せた相手に遅れました。中越琉世騎手は「先週土曜日の追い切りは、最初先行して、向正面で相手が追いついてきて馬体を併せて最後までという内容で、最後が物足りませんでしたが、途中で相手が追いついてきた時にはハミを自ら取る感じはありました」とのことで、佐藤博紀調教師は「ゴールを過ぎてからの進みを見ると少しずつ良くなっている感じがある一方、最後伸びあぐねてしまっているのは変わりはなく、物足りなさは否めません。ただ、5月のデビュー戦の頃とは馬場差があるので持ち時計を額面通りには受け取れませんが、集中力が最後まで保てば、ここでは勝負になっても良い筈です。枠は不利な外枠に入ってしまいましたが、距離短縮で変わり身を見せてほしいところです。なお鞍上は当初3キロ減の加藤雄馬騎手を考えていましたが、先約があるとのことで和田譲治騎手で登録しました」とのことです。6日、川崎競馬2R、3歳未格付選定馬・ストーム賞・ダート900mに12頭立ての8枠11番、和田譲治騎手、53キロで出走が確定しています。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。レース後、状態に変わりはなく、次走に向けて調教を開始しており、5日現在、競馬場の走路で乗り込まれています。渡邉和雄調教師は「競馬の後も特にダメージなどはなさそうですし、あまり競馬で走りきっていないなという感じです。身体つきは腹周りに多少余裕がある程度で極端に太いというわけではなく、前走から27キロ増の体重でしたがここから大きく身体を減らしたくはないという感じです。山本騎手も背中の良さは褒めてくれた一方で、ガツンとくるところがまだないということでした。そこが出てくると、次に向けてという感じになりますが、まだそこまで馬が上がってきていないようです。次は中2週で競馬に使いますが、一度叩いて余分な分が削ぎ落ちて、気持ちの面でもっと走る方向に向いてくれたらというところです」とのことです。引き続き17日から始まる17回大井開催を目標に進めていきます。

 

*****4歳馬*****

【レッドエヴァンス】

本日(水)の検疫で帰厩しました。

 

【レッドアトレーヴ】

馬体重:497キロ

今週も坂路で14-13のペースでの調整。走りのバランスは安定していますし、緩急もちゃんとつけることができています。息遣いも乗り込みに合わせて着実に良化。飼葉も安定して食べてくれており、いい形で調子も上がってきています。ここまで順調にメニューを進めていくことができているかと思います。

 

【アンデスビエント】

2月11日(祝・火)船橋・クイーン賞(JpnⅢ・4歳以上・牝・ハンデ)は補欠1番手(繰上締切2月6日)。

繰上とならなかった場合、8日(土)京都・アルデバランS(4歳上OP・ダ1,900m)に幸騎手で出走予定。

5日、西園調教師からは「締切ギリギリまで待ちますが、今週末のアルデバランSに回ることになると思います。今週もCWチップコースで追い切っており、上々の動きを見せてくれました。具合自体はすごく良さそうですし、どちらのレースに向かうにしても頑張って欲しいと思います」との連絡が入っている。

 

【サミアド】

2月9日(日)東京・4歳以上2勝クラス(ダ1,300㍍)に菅原明良騎手で出走予定。

5日、竹内調教師から「今朝はウッドコースにて単走で追い切りました。先週末に坂路でしっかり動かしていたので、終いを伸ばす程度でしたが、追い出してからの反応はとても良かったです。今週の出走態勢は整いました」との連絡があった。

 

【ディスペランツァ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。1月30日に定期検診を受け、良い意味でも悪い意味でも患部に変化はなく、2月3日からはウォーターウォーキングマシン運動15分のメニューを開始しています。スタッフは「相変わらず脚元はスッキリとしていて、触診でも熱感を確認できませんが、エコーの画像では血流がまだしっかりと確認出来る状況で、範囲もこちらに来た当初から若干狭くなっているという程度でした。ただ、発症して3ヵ月程ですから、それも想定の範囲内ではあります。引き続き、軽い運動で様子を見ていきます」とのことでした。5日現在の馬体重は524キロ。

 

*****5歳馬*****

【マランジュ】

今週2月8日(土)小倉12R・芝1200m(牝馬限定)戦に国分恭騎手56kgで出走を予定しています。フルゲート18頭のところに出走表明馬は32頭あり、本馬の出走間隔では決定順が19位タイ(同順位に他2頭)となっていて、現状は除外対象となっています。1頭でも上位馬が回避すれば抽せんで出走できる可能性はあります。

この中間も順調に調整されており、きょう5日(水)は国分恭騎手を背にCWコースで追い切って、6F82.7-67.5-52.9-37.9-11.8秒を馬なりでマークしました。田中調教師は「週末にも坂路で軽めの時計を出していますが、乗るごとに状態は上向いている印象です。きょうも先週より反応よく動けていました。いまのところ土曜の牝馬限定戦を本線としていますが、このまま除外濃厚な場合は、2月9日(日)小倉12R・芝1200m戦に切り替えることも検討していきます」とコメントしています。

 

【レッドシュヴェルト】

角馬場運動後、坂路1本。

尾関知人調教師「今日は角馬場と坂路で軽めに乗って調整しました。トモの踏み込みもしっかりしていて、活気のある走りを見せてくれましたね。この中間も飼い葉は良好で、コンディション自体も良さそうですよ。追い切りは明日(木)消化する予定で、いい準備をしていきたいと思います」

※2月15日(土)東京10R・銀蹄S(4歳上3勝クラス・ダ1400m)を予定。

 

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:503キロ

予定通り今週火曜日から坂路でも乗り出しました。現在は周回コースと坂路で騎乗調教をおこないつつ、トレッドミルでもダク・キャンター調整に取り組んでいます。坂路でのペースはハロン17~16秒ほどですが、バランス面に問題はありませんし、手先も軽く、動きにも余裕を感じます。疲労感もなく、気持ちも前向きであることから、来週には15-15といった強めの調教を始めることになるでしょう。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。状態に変わりはなく、中間は次走に向けて調教を開始しており、5日現在、競馬場の走路で乗り込まれています。米田英世調教師は「調教を再開した後も馬の雰囲気は悪くないですし、馬体には張りがあって、いつも通り元気で、疲れはありません。前回は、中間、左前球節の捻挫で追い切りを一回飛ばした割に、最終追い切りを大事に行き過ぎたのかもしれないと思っています。今回はギリギリのところを狙って仕上げていきたいと思います」とのことです。引き続き17日から始まる17回大井開催を目標に進めていきます。

 

*****6歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

角馬場後、坂路1本。

蛯名正義調教師「先週の金曜日に帰厩しています。今年の始動戦をどこにするか色々と考えましたが、現状の集中力や気持ちの面も鑑みて、一度1200mを使ってみることにしました。1200mへの出走プラン自体は以前から頭にはあったのですが、なかなか気性面が変わってこないこともあり、刺激を与える意味でこのタイミングで試してみたいと思います。1200mだと周りも速いですし、スピードに慣れるまでどうかというところはあるものの、その次も見据えてどんな競馬ができるか見てみたいと思います。今日は坂路で追い切りましたが、気持ちも適度に入っていて動きもシャープ。戻ったばかりとしては、かなりいい状態に見えました。この時期としては重さもそれほど感じないだけに、しっかり乗り込んでいけそうですよ。まだ時間もあるので、気持ちを乗せるイメージでやっていきます」

※3月1日(土)中山11R・オーシャンS(G3・芝1200m)を予定。

 

【ダイヤモンドフジ】

2月9日(日)小倉・4歳上1勝クラス(芝1,200m)に国分恭介騎手で出走する。

5日、宮本調教師からは「この中間も順調に来ています。本日坂路で時計を出し、4ハロン54秒1、ラスト13秒1をマークしています。状態は変わりなく、良い状態で臨めそうです」との連絡が入っている。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。1月30日の定期検診で脚元の状態に変わりはないことが確認されたため、2月5日より通常のトレッドミルで15分間の運動をスタートしました。スタッフは「先週の段階でウォータートレッドミル運動で出来る最大限で運動を行い、月末の定期検診で脚元の状態に変わりはないのが確認されたため、次のステップへ進めて、通常のトレッドミル運動を開始しました。運動をひと月行って脚元に変わりがなければ、いよいよ騎乗段階に移行ということになると思います。なお、現状、脚元には僅かに血流反応が確認されることがありますが、それは以前からのことで、症状が悪くなったということではありません。運動後、全く血流がないのが理想ですが、こういった怪我をした後、血流が全く確認されないということは、ほぼゼロです。今のところ、次のステップへ進むという判断に間違いはないと思います」とのことでした。5日現在の馬体重は507キロ。

 

【グロリアスヒーロー】

★2/05(水)川崎・フェブラリースター賞(ダ1600m)山本聡哉騎手 結果10着

「馬場入場から唸るような勢いで、休み明けでも馬の雰囲気自体は良かったと思います。先行有利なコースだけに、道中は勝ち馬をマークしながら、促しつつも好位のポジションをキープ。勝負どころから外を回って仕掛けて行ったのですが、最後はバテて脚が上がってしまいました。それほど速いペースではなかったものの、結果的に前半出して行ったのが良くなかったかもしれません」(山本聡哉騎手)

*****3歳馬*****

【レッドエソール】

本日(水)キャニオンファーム土山へ移動しました。

杉山晴紀調教師「レース後は右前脚に小さな骨瘤が確認されましたが、歩様に違和感はありませんし、体調も崩れず安定。飼い葉もこれまで通り食べていることから、馬体の回復については心配なさそうです。今日(水)トレセン近郊のキャニオンファーム土山に移動しました。まずは骨瘤の治療を優先して進めて、ある程度動かせる状態になったらチャンピオンヒルズへ移動してトレーニングを始めることになるでしょう」

 

【ルージュラティーナ】

本日は引き運動をおこないました。

池江泰寿調教師「レース後は軽めの運動にとどめて疲れを取っています。直線に向いた所での接触により右前脚の蹄冠部に傷が確認されたものの、歩様に違和感はありませんし、獣医師の触診を受けても『これまでのところ異常なし』とのことでした。もちろん化膿止めを入れるなど処置は速やかにおこなっています。食欲も旺盛で、馬体重も既に492キロまで回復していますよ。今のところ明日(木)まで引き運動にとどめて、明後日(金)乗り出す予定。乗ってみてこのまま進めていけると判断した場合、次走については優先権があるうちに再度ダートで…と考えています」

 

【バティストゥータ】

チャンピオンヒルズで調整されています。29日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと坂路をハロン18~20秒程度のペースで乗られ、週2日は併せ馬で坂路1本を15-15で乗られています。岡元厩舎長は「少しずつですが、15-15でも14秒台で楽に上がってこれるようになってきました。それ以上となると、まだひと息ですが、徐々に良化の兆しが感じられるようになってきたと思います。なお、結構攻めているので左肩が特に硬くなっており、中間はショックウェーブ治療を行っています。出来れば何処かで休みを挟んであげたい気持ちもありますが、そうするとまた身体が緩みそうなので、もう少し様子を見ながら検討します」とのことでした。29日現在の馬体重は572キロ。

 

【ノースカトレア】

1月25日のレース後も問題なく、29日現在、美浦・和田勇介厩舎に在厩しています。和田勇介調教師は「レース後も特に問題なく、疲れもあまり見られません。今週の想定を確認したところ、東京の牝馬限定ダート1600mがフルゲートに達していないので、明日の登録状況次第では連闘させることも考えています」とのことです。登録状況次第で流動的ですが、連闘で2月1日東京、牝馬限定3歳未勝利・ダート1600mに大野拓弥騎手で出走することを検討しています。

 

【メロディーロード】

栗東・寺島良厩舎で調整されて、1月26日のデビュー戦の後、栗東トレセンに戻ってからも状態に変わりはなく、28日に京都府の宇治田原優駿ステーブルへ移動しています。寺島調教師は「先週のデビュー戦では、タイムオーバーによる1ヵ月の出走制限を課されてしまいました。現状、馬がもっと走る気持ちをしっかり出すようになってくれないと、競馬には使えないので、一旦、放牧に出して立て直します。1回競馬を使ったことで、馬が変わって来てくれたらと思います。次走は未定ですが、現時点では短距離のダートでと思っています」とのことでした。

 

【リビングストン】

中間も吉澤ステーブルWEST湖南分場でトレッドミル運動を行い、患部の順調な回復を受けて、30日にチャンピオンヒルズへ移動して、騎乗調教を開始することになりました。吉岡辰弥調教師は「吉澤WEST湖南分場でしっかりとケアしながら進めてくれたお陰で、騎乗調教を開始する段階まで回復してくれました。明日、チャンピオンヒルズへ移動させて、そこからは復帰に向けて本格的に動かしていく予定です」とのことでした。

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。来週の出走に向けて、1月28日には中越琉世騎手を背にして中間追い切りが行われて、70.3-55.1-40.3を馬なりで計時しました。佐藤博紀調教師は「昨日の追い切りも動きはモサモサしていて、決していい動きとは言えませんでしたが、それでもゴールを過ぎた後、これまではスッと失速する感じだったのが、過ぎた後も1~2コーナーまで勢いがあったように、若干良くなってきたかなと感じる部分がありました。競馬は来週木曜日の900m戦に編成されました。馬具の使用に関しても検討していますが、現状のミッドナイトデューにはブリンカーは合っていそうな気がする一方、今回はデビュー戦以来の900mでスタート位置がこれまでと変わるので、そこでいきなりからブリンカーというのは、ゲートの駐立に少し不安があることを考えると、リスクがあると判断して、今回は馬具は使わずに出走させます。週末に本追い切りを行う予定です」とのことです。2月6日、川崎競馬2R、3歳未格付選定馬・ストーム賞・ダート900mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。24日にB3とC3の古馬2頭との3頭併せの真ん中で最終追い切りが行われて、53.3-38.8を一杯に追われて計時し、併せた2頭に遅れて、29日の大井競馬4Rレースに出走しましたが、中団後方からのレースで、直線でも目立った伸びはなく10着でした。

 

大井4R 目黒川賞(10着)

1月29日、大井競馬4R、3歳(八、九) ・目黒川賞・ダート1400mにシャドーロールを着けて出走しました。馬体重は前走からプラス27キロの493キロ。互角の飛び出しから馬なりで進んで中団からの競馬。道中は前の集団からやや離れた9番手で追走し、3~4コーナーでは思ったほど上がって行けずに10番手で直線へ向くと、後方をジリジリと進んで、勝馬から1秒9差の10着でした。

山本聡哉騎手 レース後コメント

「跳びは悪くないですが、大跳びで、きれいな跳びをする馬に多い、いまいち決め手がないタイプと感じました。ほぼ半年振りの競馬というのもあるのでしょうが、反応ももう一つで、久々の今回を一回叩いてどのくらい変わってくれるかだと思います」

渡邉和雄調教師 レース後コメント

「身体は、休養前が細くて寂しかったので、増えて帰ってきてくれたのは良かったです。今日も前走から27キロ増の体重でしたが、腹周りに多少余裕がある程度で極端に太いというわけではなく、ここから大きく身体を減らしたくないなという感じです。今回は約6ヵ月振りの実戦でしたが、今日の状態で、ある程度いい競馬をしてくれたら次以降が楽しみと思ってレースに臨みました。ただ、まだそういうところまで状態がきていないのか、気持ちの面も向いていないのか、残念な結果でした。ここから次に向けてどのくらい変わってくれるか。2月の開催へ向けてしっかり調整していきたいと思います」

 

*****4歳馬*****

【ディスペランツァ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。中間も良い意味で変わりはなく、29日現在、厩舎周りの曳き運動を20分行っています。スタッフは「こちらに移動して来て2ヶ月ほどが経ちました。脚元に関しては、今は経過を見守る事と軽めの運動しか出来ない状況ですが、予定のカリキュラム通りには来れています。手の掛かるタイプでもないので、管理する上でも今のところ特に問題はありません」とのことでした。

 

【アンデスビエント】

2月11日(祝・火)船橋・クイーン賞(JpnⅢ・4歳以上・牝・ハンデ)に登録を行っており、補欠1番手となっている。

1月29日、西園調教師からは「中央馬の出走枠は4頭で、登録締切時点で補欠1番手でした。繰上の締切日は2月6日ですので、このまま来週に向けて調整し、出られない場合は2月8日(土)京都・アルデバランS(4歳上OP・ダ1,900m)に向かいたいと思います」との連絡が入っている。

 

【サミアド】

29日、竹内調教師から「今朝はウッドコースにて3頭併せを行ないました。最後方追走から終い強めに追って、2馬身ほど併走馬に先着しました。先週は道中でやや右にモタれたりしていましたが、今日は道中の溜めも効いて、追い出してからの反応が抜群でした。来週の競馬に向けて、出走態勢が整いつつあります。鞍上には、菅原明良騎手を予定しています」との連絡があった。

2月9日(日)東京・2勝クラス(ダ1,300㍍)に菅原明良騎手で出走予定。

 

*****5歳馬*****

【マランジュ】

来週2月8日(土)小倉12R・芝1200m(牝馬限定)戦に国分恭騎手で出走を予定しています。この中間も順調に乗り進めており、きょう29日(水)はCWコースにて国分騎手を背に追い切って、6F83.3-67.2-52.3-37.8-12.2秒の時計を馬なりでマークしました。

田中調教師は「きょうはジョッキーに感触を確かめてもらう目的で、あまり時計を意識せず馬なりで乗ってもらいまいた。動き自体は良化途上の印象でしたが、前走時よりも落ち着きはあって雰囲気は良好です」とコメントしています。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。29日現在、ウォーキングマシン運動60分とウォータートレッドミル運動15分を行っています。スタッフは「ウォータートレッドミルに入れてからも順調に来れています。今週からは速歩の時間をマックスの10分で行っています。脚元も今のところ変わりはないので、このまま進めていけたらと思います」とのことでした。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。1月27日の出走後も状態面に変わりはなく、様子を見て調教を開始する予定です。米田英世調教師は「最終追い切りの直後の体重が481キロあったように、動きも重く、反応も良くはなかったですが、競馬には460キロで出てこれて、パドックでも調子はすごく良さそうに見えました。ただ競馬になると、外へのモタれ方が強くて、本来の走りが出来ませんでした。追い切りが単走だと馬の気持ちが入り切らず少し遊ぶようなところがあり、併せ馬でやった方がいいのかもしれません。B3で勝ち負けする力はある馬だと思っていますので、今回の結果を反省して、次に活かしたいと思います。主催者から発表されている概定番組を見ると、次の2月17日からの開催にはB3の馬が使える1650m戦は組まれる予定ではないので、右回りの1600mを使うことになると思います」とのことでした。

 

*****6歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

ドラゴンファームで順調に乗り込まれ1月23日の検疫で帰厩。

29日、宮本調教師からは「帰厩後も順調にきており、本日坂路で追い切りを消化しています。4ハロン52秒3、ラスト12秒8で良い動きを見せ、レースに向けて良い感じで仕上がってきていると思います。今週の想定を見る限りでは前走から9節あれば出られそうですし、予定通り来週の小倉のレースに投票したいと思います」との連絡が入っている。

2月9日(日)小倉・4歳上1勝クラス(芝1,200m)に国分恭介騎手で投票予定。

【19走目(2897走目)・2025/01/29・大井4R・サンタマルティナ・・・10着】

 

***2025年 0-1-0-18***

(内 地方交流 0-0-0-1 地方0-0-0-5 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 308-289-258-2042***

(内 地方交流 9-10-9-37地方94-70-53-198 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****3歳馬*****

【レッドエソール】

1月26日レース後コメント(15着)

西村淳也騎手「思った以上に落ち着いていましたし、初出走ながらスタートも出ました。ノドのことがあるので道中はなるべく引っ張らないように気をつけて乗りましたが、操縦性は問題なかったです。ただ、調教と同じように4コーナーではヒューヒュー、ゴール後はゴロゴロ鳴っていました。距離が長かったと感じましたし、ノドのこともあるので距離を短縮してワンターン、今日よりもきれいな馬場で見直したいですね」

杉山晴紀調教師「装鞍所やパドック、レース前と行儀良くしていたようです。ただ、心配していたノドははっきりと鳴っていたそうで…。その影響や距離も長かったことで苦しくなってしまったのでしょう。ゲートからデビュー戦まで進めてきたことで目に見えない疲れもあるでしょうから、この後は放牧に出して抜いてあげることにします。立て直すとともに、今日のレース内容やジョッキーの助言を参考にレースを選ぶつもりです。すみませんでした」

 

【ルージュラティーナ】

1月26日レース後コメント(2着)

荻野極騎手「発馬が上手くいきましたからね。自分がレースを引っ張るくらいの気持ちでいたんですけど、主張してくる馬がいたので、無理に付き合わずに進めました。2コーナーの入りからは3番手の位置で、逃げ馬を射程圏に入れながらの追走。道中の雰囲気や感触は良かったですし、勝負どころでも反応はしっかりありました。これならという手応えだったんですけどね。直線入口で内側の馬と接触してしまって、一瞬バランスを崩してしまいました。着差を考えると、あそこでのロスが痛かったです。そこから立て直して追い出すとグイグイきてくれて、一旦は並びかけて交わし去る勢いで伸びてくれたんですけど…。最後は脚色が一緒になってしまって、逃げ切りを許してしまいました。接触のロスなくスムーズに加速しきれていたら突き抜けていたと思うだけに…すみません。初めて乗せてもらいましたが、馬格もあってフットワークもパワフル。今日の走りからもダートはいいと思いますし、距離も問題ありません。力量からもすぐに順番はくるはずです」

池江泰寿調教師「勝ったと思いましたけどね。差し返されてしまって、惜しかったです。ダートが良かったとか小倉でメンバーが薄かったというよりも、新馬戦を勝てると感じるほどの調教の動きを見せていた馬ですから、今日は力を出し切れたのかなと。レース中に接触があったとのことなので、この後よく状態を観察しなければなりませんが、問題がなければ続戦するつもりです」

 

【レッドアトラーニ】

担当スタッフ「昨日(木)こちらに戻っています。入場時の馬体チェックでも特に気になる点はなかったので、レース後の回復を図りつつ週末から軽く跨っていくつもりです。次走は2回か3回の中山開催が目標とのこと。大きなダメージはなく、この後もスムーズに進めていけそうですから、体調管理を意識しながら準備をしていければというところですね。ただ、デビュー戦ではこちらでも修正に励んでいたトモの開くフォームが敗因のひとつに。坂路でも周回コースでも改善が見られた状態で厩舎へ送り出すことはできたのですが、競馬のスピードとなるとなかなかスムーズにいかないというのはレース内容のとおり。この馬の特性でもあるので難しさも当然ありますが、前回の在厩時と同様に乗り手とも情報共有しながら、本馬が取り組むべきこの課題と向き合っていきたいと思っています」

 

【ルージュレアリーズ】

馬体重:440キロ

引き続きウォーキングマシン運動にとどめて楽をさせています。こちらの環境に馴染んで飼い葉も食べるようになってきましたが、欲を言えばもう少し体を膨らませておきたいところ。コンディションや馬体重の推移なども勘案しながら立ち上げのタイミングを探っていくつもりです。

 

【プロピエダッド】

1月17日にセグチレーシングS(チバ)へ移動。

24日、牧場担当者から「入場時の馬体確認では、馬体や歩様に気になる箇所はありませんでした。また、テンション面でピリピリしたところも見られません。今週から騎乗運動を再開し、周回コース1,800~2,400㍍のキャンターを中心に、火曜日には坂路コースを登坂しています。馬体重は470㌔」との連絡があった。

 

【ノースカトレア】

中山4R 牝馬限定3歳新馬(10着)

1月25日、中山競馬4R、牝馬限定3歳新馬・ダート1800mに出走しました。デビュー戦の馬体重は500キロ。ゲートの出は互角も行き脚がつかず、後方から。道中は押しながら12番手付近で追走し、3~4コーナーで外から上がって行こうとしますが、4コーナーの出口で外にかなり膨れてしまい、勝馬から2秒3差の10着でした。

大野拓弥騎手 レース後コメント

「周りの馬が怖くて、逃げて走るような感じになってスムーズさを欠いた競馬になってしまいました。砂を被るのは問題なかったです。調教に乗せていただいた時にも感じていましたが、経験しながら良くなってくる馬です」

和田勇介調教師 レース後コメント

「もう1、2本しっかり追い切りをしてからの出走が理想的ではありましたが、本数はしっかり重ねてきましたし、まずは競馬を経験して、それから成長していければ、という中でのデビューとなりました。2、3戦競馬を経験したら変わってきそうだなと感じているので、見守っていただけたらと思います」

 

【メロディーロード】

小倉5R 混合3歳新馬(18着)

1月26日、小倉競馬5R、混合、3歳新馬・芝1200mに出走しました。デビュー戦の馬体重は472キロ。ゲートをモッサリ出て、押して中団後方から。ところが道中は徐々に位置を下げて3コーナーでは最後方まで後退してしまうと、そのままさらに遅れてしまい、離れた殿で直線へ向いてからも伸びはなく、勝馬から5秒2差の18着でした。

川又賢治騎手 レース後コメント

「見た目は見映えがしますし、返し馬も悪くなかったのですが、追い切り通りの内容でしか走れないと言うか、それ以上は動けなかった感じでした。スタートしても全然ハミを取ることも無かったのですが、無理にハミを噛まして動かしていこうとするとバランスが崩れてしまいそうで・・・。気持ち的な事で本気で走れてないのかなとも思いましたが、レース後は息が上がっていますので、馬自身この感じでも、しんどかったのかもしれません」

寺島良調教師 レース後コメント

「調教でメチャメチャ動いているとはいかないまでも、それなりに格好はついていたのでと思い、デビューさせましたが、追い切り以上の内容で走る事が出来ませんでした。血統的にも競馬場へ行けばある程度気持ちも入って来ると期待もありましたが、のんびりしたまんまで走る方向にも気が向いていきませんでした。現状は、適性云々を言える以前の段階ですので、この後、レースを使った事によって何か変化があればと思います」

その他特記事項(レース中のアクシデントや主催者からの制裁等)

1着馬から5秒2差(18着)で入線して「タイムオーバーによる出走制限」のため、令和7年2月26日まで平地競走に出走できなくなりました。

 

【キングズトゥルー】

「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2400m、坂路1本(18秒ペース)のメニューで調整中です。ここの坂路の傾斜がきついのは前提として、18秒ペースでも若干ムリして走っているというか、しんどそうですね。カイバもあまり食べれていないので、まだ体力的に苦しい段階なのかなと思います。しばらくは現状のメニューで進め、全体的な強化を促していこうと思います」(担当者)

 

【ゴールドエンペラー】

現在は坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。トレッドミルで負荷を強めていくなかでの筋力強化も窺え、今週から騎乗へ移行しました。坂路主体に乗っていますが、以前より動けるようになっていますし、馬自身に前向きさも出てきた点は好感が持てます。進めていくなかで疲れも出てくるかと思いますが、緩みやすい体質とあって出来るだけ休まず乗り込んでいければと考えています。

 

【ルジュウェール】

「スタートからいい感じで運べていたのですが、交流競走なのでみんな勝ちに来ますからね。早めに来られて少しきつい展開でした。あそこからもうひと足使えていれば勝ち負けに加われていたと思うのですが。初めて競馬になったのは収穫でしたが、中央で同じレースができるかは未知数なところ。4着とはいえ交流競走なので権利はないですし、この後レースに使っていくには節が必要となります。デビューの頃より良くなったとはいえ、1600m以上だった過去2戦ではタイムオーバーギリギリでしたし、少し短い距離を使いながら経験を積ませていった方が良さそう。レース後も大きな異常はなく、今日はプールに入っていて、明日から軽めに乗り出す予定。この後は小倉に連れていって経験値を積んでいくことにしました。スピード負けするかもしれませんが、ダ1000m戦で刺激を与えたいと考えています」(小手川準調教師)

 

【ライラ】

「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間、少し長くなっていた毛を刈ったのですが、その効果か活気があっていい感じで上向いてきました。調子が良さそうですよ。牧調教師からはまだ具体的なことを聞いていませんが、いつ声が掛かっても良いよう、このまま態勢を整えていきます」(担当者)

 

【スピアッジャローザ】

「現在は屋外ダートコースでダクとキャンター3000m(17~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。同じ内容を積み重ねながら状態面はだいぶ上がってきているのが感じられます。進めてきての反動だったり、硬さが出たりもありませんので、このまま淡々と乗り重ねていくだけです。この調子ならそう時間をかけずに送り出せるでしょうから、その旨を蛯名調教師にも伝えておきます」(担当者)

 

*****4歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

馬体重:504キロ

今週は坂路で14-13のペースで乗っています。以前より前かがみになって走ることもなくなっていますし、フォームは安定していますね。最後まで走りには余裕があり、馬の雰囲気もしっかりしています。手塚調教師から『3月9日の中山・芝1600mを考えている』といった連絡がありましたので、トレセン帰厩を視野に引き続きしっかりと進めていきます。

 

【レッドエヴァンス】

馬体重:510キロ

週に2本は坂路で14-14といった強めの調教を消化するなど調整は順調に進んでいます。徐々に素軽さが感じられるようになってきましたし、息づかいや息の入りも問題ありません。また、ここにきて馬体のバランスが整い出して、体型も大人びてきました。次走は2月22日(土)に小倉競馬場でおこなわれる秋吉台特別(芝1200m)に向かう予定で、来月上旬にはトレセンへ移動することになりそう。帰厩に備えて来週からもう一秒時計を詰めるなどさらにペースアップします。

 

【ジャンヌローサ】

「現在はダートコースでダクとキャンターを1600~2000m、坂路1本(18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も速いところを織り交ぜながら進めていますが、バランスが整って、それに伴って動きも良くなってきました。脚元も問題ありません。20日(月)に蛯名調教師が来場され『そろそろ帰厩を考えたいと思います』と話されていました」(担当者)

 

【スノーディーヴァ】

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。21日(火)より15-15を開始しました。普段から調教後の厩舎までの馬道で落ち着かないところはありますが、追い切り後だからといってそれが酷くなることはありません。テンションはこの馬なりの状態を保てていますし、飼い葉食いは良好で体もフックラと見せています。この後もトモの状態を見ながら15-15を交えていく予定です。

 

【タキザクラ】

「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3800~4200m(上限20秒ペース)、週に3回は坂路1本(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。右トモの踏み込みは悪くないですし、疲れがあったんでしょうね。今週から坂路コースに入れています。そう遠くないうちに入厩と聞いているので、来週1本速いところを織り交ぜるつもりです」(担当者)

 

*****5歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

角馬場運動後にBコースを1周

尾関知人調教師「昨日(木)帰厩させました。今日は運動初日になりますので、角馬場とBコースで軽めに乗っています。前走後からひと息入れて、しっかりとコンディションを整えてもらったこともあり、良い状態で戻ってきてくれました。稽古でのフットワークには素軽さがありましたからね。次走は2月15日の東京・銀蹄ステークス(ダ1400m)でダートを試してみるつもりですので、好状態で予定レースに向かえるように追い切りを重ねながら出走態勢を整えていきます」

 

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:499キロ

先週(土)に吉澤ステーブル湖南より移動してきました。入場後も馬体に疲れは確認されなかったため、今週火曜日に周回コースで乗り出しました。現在はハロン22~23秒ほどのペースで乗っています。ゆったりしたペースでも他の馬と比べても息づかいの荒さは気になりますが、前進気勢は相変わらず強いですし、軽いフットワークで走っています。来週から坂路でも乗り出す予定も、次にトレセンへ移動するのは3月になる見通しです。

 

【パレルモ】

大井12R 白富士賞(10着)

1月27日、大井競馬12R、B2(三)、B3(一)選抜特別・白富士賞・ダート1650mに出走しました。馬体重は前走からプラス2キロの460キロ。好発から一旦は前で鼻面を覗かせましたが、徐々に周囲を他馬に囲まれながら促して7~8番手で1コーナーへ。向正面ではそのまま7~8番手につけて追走し、手応えも悪くなさそうでしたが、3コーナーでやや遅れてしまい、インを通って4コーナーから直線へ向いて追われてからも目立った伸びはなく、勝馬から1秒3差の10着でした。

和田譲治騎手 レース後コメント

「初騎乗でしたが、返し馬の感じは元気も良くて、雰囲気も良かったです。競馬もスタート良く出てくれて、ちょっとプッシュしながら中団くらいにつけられました。道中の雰囲気も良かったですが、3コーナー辺りからモタつくところがあって、右にモタれ出してしまいました。最後の直線も右へのモタれ方がひどく伸び切れなかったです」

米田英世調教師 レース後コメント

「元々そういうところはありましたが、今日は特に外にモタれていて、あの形だとかなり走り難さがあったと思います。道中も途中で舌を越したのか、ベロを出すところを何度か見せていたように、ハミが抜けている感じがありました。パドックの感じでは、調子はすごく良さそうに見えたので期待していましたが、初めて左回りでこんな不甲斐ない走りをしました。今日は走っていないです。悔しいです。最終追い切りは単走でやりましたが、反応が良くないなとは思いました。いい時は切れのいい動きをする馬ですし、単走だと気持ちが入り切らず少し遊ぶようなところがあるので、併せ馬でやった方がいいのかもしれません。次はそういうところを踏まえて調整をしたいと思います」

 

【フェミナフォルテ】

19日(日)に坂路コースで4ハロン58.3-43.4-29.3-15.1を単走で馬ナリに追われ、22日(水)にも坂路コースで4ハロンから1.4秒先行して併せ、55.1-40.6-27.0-13.7を馬ナリに追い切りました。「帰厩してから2回ほど乗る機会があったのですが、すごく軽くなって帰ってきたなというのが第一印象です。不本意な形での休養となりましたが、その分いい休みが取れたのだと思います。ただ、まだ体質的な弱さを持っているのか、脚など部分的にボツボツというか、ガサガサしていたりと、そういう中身がしっかりしていないところが見え隠れしていますね。気を付けないと脚が荒れて腫れてしまうんだろうなというような感じはあるので、そこはあまり楽観しないでケアをしっかりおこなったりしながら進めていこうと思っています。フェミナは頭が高いですし、顔もよじったりしながら走るので、うちの厩舎では評価というか、感覚が分かれる馬なんですが、私はそこはうまく乗れば乗りやすい部類の馬だと思っているところ。人によっては『カリカリしてほかの馬と一緒に乗るのは難しい』と言うこともあるのですが、今週は乗り慣れた琉人を乗せて追い切りをおこなっています。彼も『先生が言うように大分軽いですね。まだ息がフーフー言っていますが、現時点でも悪くないと思います』と話していましたよ。いい感じで戻ってきたと思いますし、ここからじっくりと上げていくつもりです。復帰初戦はいろいろと考えましたが、東京開催の最終週を予定しています。これまでは東京でいい結果を残せていませんが、今回いきなりというよりかはこの先のことを見据えて使わせてもらうことにしました。今は未完成な状態だと思っていますが、それでも3勝クラスまで上がってきましたし、府中の坂の力勝負となるところでどんな走りが出来るかなというのを楽しみにしています。半年ぶりの実戦となるので、その後に反動が出ないような仕上げで臨みたいと思っています」(小島茂之調教師)

 

*****6歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

馬体重:543キロ

今週から周回コースに入れてダク500m、キャンター2000m(ハロン20秒ペース)といった内容で進めています。少しイライラしている感じはあるものの、上手くなだめながら乗っていることもあり、走っている際の暴走や気を抜いたりといったことはありません。来週からは坂路に入れて併せ馬を消化していく予定。馬の様子を確認しながら、しっかりと乗り込んでいきます。

 

【グロリアスヒーロー】

19日(日)に坂路コースで4ハロン57.2-42.3-26.8-12.7を単走で馬ナリに追われ、22日(水)にはWコースで5ハロンから0.4秒追走して併せ、67.2-51.7-37.4-12.4を馬ナリに追い切りました。「追い切りは前を追いかける形でグッとハミを取って、走りに集中できていましたね。もともと稽古で目立つ動きをするタイプではありませんが、先週に比べると促してからスッと反応できていましたし、体も絞れて良化がうかがえます。もう1~2本強めの負荷を掛けてやれば態勢が整ってくると思いますし、予定どおり今週末に川崎の地方交流競走への申し込みを済ませておきます。そこがもし選出されなかった場合には、2/02(日)東京・4歳上1勝クラス(ダ1600m)に向かうつもりです」(高木登調教師)

 

*****8歳馬*****

【エクストラノート】

「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。肉体的には特段目立つダメージはなく使ったなりの背腰の疲れ程度。ただ、毛ヅヤはもう一つで、血液検査をしても血が濃く、内面が良くない印象を受けました。そのため飼い葉を調整したり、治療を施したところ、改善が見られて毛ヅヤも良くなっていますし、調教メニューの段階も上げられています。問題がなければ週末にも15秒ペースを消化するつもりです」(担当者)