*****3歳馬*****

【レッドエソール】

本日(水)キャニオンファーム土山へ移動しました。

杉山晴紀調教師「レース後は右前脚に小さな骨瘤が確認されましたが、歩様に違和感はありませんし、体調も崩れず安定。飼い葉もこれまで通り食べていることから、馬体の回復については心配なさそうです。今日(水)トレセン近郊のキャニオンファーム土山に移動しました。まずは骨瘤の治療を優先して進めて、ある程度動かせる状態になったらチャンピオンヒルズへ移動してトレーニングを始めることになるでしょう」

 

【ルージュラティーナ】

本日は引き運動をおこないました。

池江泰寿調教師「レース後は軽めの運動にとどめて疲れを取っています。直線に向いた所での接触により右前脚の蹄冠部に傷が確認されたものの、歩様に違和感はありませんし、獣医師の触診を受けても『これまでのところ異常なし』とのことでした。もちろん化膿止めを入れるなど処置は速やかにおこなっています。食欲も旺盛で、馬体重も既に492キロまで回復していますよ。今のところ明日(木)まで引き運動にとどめて、明後日(金)乗り出す予定。乗ってみてこのまま進めていけると判断した場合、次走については優先権があるうちに再度ダートで…と考えています」

 

【バティストゥータ】

チャンピオンヒルズで調整されています。29日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと坂路をハロン18~20秒程度のペースで乗られ、週2日は併せ馬で坂路1本を15-15で乗られています。岡元厩舎長は「少しずつですが、15-15でも14秒台で楽に上がってこれるようになってきました。それ以上となると、まだひと息ですが、徐々に良化の兆しが感じられるようになってきたと思います。なお、結構攻めているので左肩が特に硬くなっており、中間はショックウェーブ治療を行っています。出来れば何処かで休みを挟んであげたい気持ちもありますが、そうするとまた身体が緩みそうなので、もう少し様子を見ながら検討します」とのことでした。29日現在の馬体重は572キロ。

 

【ノースカトレア】

1月25日のレース後も問題なく、29日現在、美浦・和田勇介厩舎に在厩しています。和田勇介調教師は「レース後も特に問題なく、疲れもあまり見られません。今週の想定を確認したところ、東京の牝馬限定ダート1600mがフルゲートに達していないので、明日の登録状況次第では連闘させることも考えています」とのことです。登録状況次第で流動的ですが、連闘で2月1日東京、牝馬限定3歳未勝利・ダート1600mに大野拓弥騎手で出走することを検討しています。

 

【メロディーロード】

栗東・寺島良厩舎で調整されて、1月26日のデビュー戦の後、栗東トレセンに戻ってからも状態に変わりはなく、28日に京都府の宇治田原優駿ステーブルへ移動しています。寺島調教師は「先週のデビュー戦では、タイムオーバーによる1ヵ月の出走制限を課されてしまいました。現状、馬がもっと走る気持ちをしっかり出すようになってくれないと、競馬には使えないので、一旦、放牧に出して立て直します。1回競馬を使ったことで、馬が変わって来てくれたらと思います。次走は未定ですが、現時点では短距離のダートでと思っています」とのことでした。

 

【リビングストン】

中間も吉澤ステーブルWEST湖南分場でトレッドミル運動を行い、患部の順調な回復を受けて、30日にチャンピオンヒルズへ移動して、騎乗調教を開始することになりました。吉岡辰弥調教師は「吉澤WEST湖南分場でしっかりとケアしながら進めてくれたお陰で、騎乗調教を開始する段階まで回復してくれました。明日、チャンピオンヒルズへ移動させて、そこからは復帰に向けて本格的に動かしていく予定です」とのことでした。

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。来週の出走に向けて、1月28日には中越琉世騎手を背にして中間追い切りが行われて、70.3-55.1-40.3を馬なりで計時しました。佐藤博紀調教師は「昨日の追い切りも動きはモサモサしていて、決していい動きとは言えませんでしたが、それでもゴールを過ぎた後、これまではスッと失速する感じだったのが、過ぎた後も1~2コーナーまで勢いがあったように、若干良くなってきたかなと感じる部分がありました。競馬は来週木曜日の900m戦に編成されました。馬具の使用に関しても検討していますが、現状のミッドナイトデューにはブリンカーは合っていそうな気がする一方、今回はデビュー戦以来の900mでスタート位置がこれまでと変わるので、そこでいきなりからブリンカーというのは、ゲートの駐立に少し不安があることを考えると、リスクがあると判断して、今回は馬具は使わずに出走させます。週末に本追い切りを行う予定です」とのことです。2月6日、川崎競馬2R、3歳未格付選定馬・ストーム賞・ダート900mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。24日にB3とC3の古馬2頭との3頭併せの真ん中で最終追い切りが行われて、53.3-38.8を一杯に追われて計時し、併せた2頭に遅れて、29日の大井競馬4Rレースに出走しましたが、中団後方からのレースで、直線でも目立った伸びはなく10着でした。

 

大井4R 目黒川賞(10着)

1月29日、大井競馬4R、3歳(八、九) ・目黒川賞・ダート1400mにシャドーロールを着けて出走しました。馬体重は前走からプラス27キロの493キロ。互角の飛び出しから馬なりで進んで中団からの競馬。道中は前の集団からやや離れた9番手で追走し、3~4コーナーでは思ったほど上がって行けずに10番手で直線へ向くと、後方をジリジリと進んで、勝馬から1秒9差の10着でした。

山本聡哉騎手 レース後コメント

「跳びは悪くないですが、大跳びで、きれいな跳びをする馬に多い、いまいち決め手がないタイプと感じました。ほぼ半年振りの競馬というのもあるのでしょうが、反応ももう一つで、久々の今回を一回叩いてどのくらい変わってくれるかだと思います」

渡邉和雄調教師 レース後コメント

「身体は、休養前が細くて寂しかったので、増えて帰ってきてくれたのは良かったです。今日も前走から27キロ増の体重でしたが、腹周りに多少余裕がある程度で極端に太いというわけではなく、ここから大きく身体を減らしたくないなという感じです。今回は約6ヵ月振りの実戦でしたが、今日の状態で、ある程度いい競馬をしてくれたら次以降が楽しみと思ってレースに臨みました。ただ、まだそういうところまで状態がきていないのか、気持ちの面も向いていないのか、残念な結果でした。ここから次に向けてどのくらい変わってくれるか。2月の開催へ向けてしっかり調整していきたいと思います」

 

*****4歳馬*****

【ディスペランツァ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。中間も良い意味で変わりはなく、29日現在、厩舎周りの曳き運動を20分行っています。スタッフは「こちらに移動して来て2ヶ月ほどが経ちました。脚元に関しては、今は経過を見守る事と軽めの運動しか出来ない状況ですが、予定のカリキュラム通りには来れています。手の掛かるタイプでもないので、管理する上でも今のところ特に問題はありません」とのことでした。

 

【アンデスビエント】

2月11日(祝・火)船橋・クイーン賞(JpnⅢ・4歳以上・牝・ハンデ)に登録を行っており、補欠1番手となっている。

1月29日、西園調教師からは「中央馬の出走枠は4頭で、登録締切時点で補欠1番手でした。繰上の締切日は2月6日ですので、このまま来週に向けて調整し、出られない場合は2月8日(土)京都・アルデバランS(4歳上OP・ダ1,900m)に向かいたいと思います」との連絡が入っている。

 

【サミアド】

29日、竹内調教師から「今朝はウッドコースにて3頭併せを行ないました。最後方追走から終い強めに追って、2馬身ほど併走馬に先着しました。先週は道中でやや右にモタれたりしていましたが、今日は道中の溜めも効いて、追い出してからの反応が抜群でした。来週の競馬に向けて、出走態勢が整いつつあります。鞍上には、菅原明良騎手を予定しています」との連絡があった。

2月9日(日)東京・2勝クラス(ダ1,300㍍)に菅原明良騎手で出走予定。

 

*****5歳馬*****

【マランジュ】

来週2月8日(土)小倉12R・芝1200m(牝馬限定)戦に国分恭騎手で出走を予定しています。この中間も順調に乗り進めており、きょう29日(水)はCWコースにて国分騎手を背に追い切って、6F83.3-67.2-52.3-37.8-12.2秒の時計を馬なりでマークしました。

田中調教師は「きょうはジョッキーに感触を確かめてもらう目的で、あまり時計を意識せず馬なりで乗ってもらいまいた。動き自体は良化途上の印象でしたが、前走時よりも落ち着きはあって雰囲気は良好です」とコメントしています。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。29日現在、ウォーキングマシン運動60分とウォータートレッドミル運動15分を行っています。スタッフは「ウォータートレッドミルに入れてからも順調に来れています。今週からは速歩の時間をマックスの10分で行っています。脚元も今のところ変わりはないので、このまま進めていけたらと思います」とのことでした。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。1月27日の出走後も状態面に変わりはなく、様子を見て調教を開始する予定です。米田英世調教師は「最終追い切りの直後の体重が481キロあったように、動きも重く、反応も良くはなかったですが、競馬には460キロで出てこれて、パドックでも調子はすごく良さそうに見えました。ただ競馬になると、外へのモタれ方が強くて、本来の走りが出来ませんでした。追い切りが単走だと馬の気持ちが入り切らず少し遊ぶようなところがあり、併せ馬でやった方がいいのかもしれません。B3で勝ち負けする力はある馬だと思っていますので、今回の結果を反省して、次に活かしたいと思います。主催者から発表されている概定番組を見ると、次の2月17日からの開催にはB3の馬が使える1650m戦は組まれる予定ではないので、右回りの1600mを使うことになると思います」とのことでした。

 

*****6歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

ドラゴンファームで順調に乗り込まれ1月23日の検疫で帰厩。

29日、宮本調教師からは「帰厩後も順調にきており、本日坂路で追い切りを消化しています。4ハロン52秒3、ラスト12秒8で良い動きを見せ、レースに向けて良い感じで仕上がってきていると思います。今週の想定を見る限りでは前走から9節あれば出られそうですし、予定通り来週の小倉のレースに投票したいと思います」との連絡が入っている。

2月9日(日)小倉・4歳上1勝クラス(芝1,200m)に国分恭介騎手で投票予定。