※こちらの記事は、平成21年8月30日に書かれたものです。
皆様、ご無沙汰しておりました。
8月に入って妙にあわただしく、なかなか時間がとれずに、いつの間にか季節の変わり目に突入してしまいました><
そうこうしているうちにこのブログのアクセス数も落ちてきて、ちょっとあせってます(笑
というわけで、今回は教育社歴史新書の10、森田悌氏著の『受領(ずりょう)』についてです。
まぁ、受領というのは平安(へいあん)時代中期頃に富を蓄えた国司(こくし)たちのことですが、実は僕は、この辺の動向もだいぶ好きです。
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庄司浩『辺境の争乱』
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阿部猛『摂関政治』
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林陸朗『古代末期の反乱』
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『麒麟がくる』第26回―摂関家の系譜
平安時代という時代は、公家(くげ)の中でも身分制、世襲制が確立してしまった時代で、貴族に生まれたとしても公卿(くぎょう)〔三位以上の参議以外の公家〕の家柄でない下級貴族は、ある程度で出世がストップしてしまうという時代でした。
なのでどんなにがんばっても一定以上に出世できない下級貴族の間では不満がたまっていたのですが、10世紀ごろになって、律令(りつりょう)政治が腐敗。
地方にまで政府の目が行き届かなくなり、下級貴族出身の一部の国司が租(そ)(米税)を国府(こくふ)に送らずに、ちょろまかし始めました(それでも、摂関家(せっかんけ)などの有力な公卿にはまじめに租を送っていたようですが、その他の権力のない公卿はないがしろにされた)。
それで富を蓄積した受領たちが力をつけて、荘園(しょうえん)制(→土地私有制)などのからみもあって、壊れかけの律令制度(→土地国有制)をさらにぶっ壊していくわけですが、その権力の移り変わりがとても面白い。
その様子について詳しく書いた本です。
例のごとく、興味のない人にはまったく面白みのない話ですが(笑
僕がこういう時代が好きだというのは、要するに、パワーバランスの移り変わりを(ハタから)見るのが好きだということなんだと思います(笑
政治体制の崩壊というのは、それまでなんとなく詭弁(きべん)で民衆を支配していたのに、その民衆がいつの間にか知恵をつけ、詭弁が使えなくなり、言うことを聞かなくなるのも一因かと。
(それでも、次代を担う為政者たちが無能だと(or私利私欲に走っているとw)、受領たちのようにすぐに没落してしまうのですがw)
でもこの辺の話は難しいので、これ以上深入りするのはいやです(笑
土地制度についての関連記事:
『麒麟がくる』第29回―押領とは何か
その他の平安時代関連の記事:
『かぐや姫の物語』
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