[A] Across The Universe -30ページ目

影響力の武器 / ロバート・ B・チャルディーニ

敵を知れば百戦危うからず。

より良い生活を目指すためにも、全ての人が読んでおくべき本ではないだろうか。
セールスや周囲にうまいこと乗せられて、後で後悔ばかりしている人は絶対読むべき本。
我々に影響力を及ぼそうとするものは、既にこの理論を身につけている。
この理論を知った上で対処するのと知らずに向かい合うのでは、全く結果が異なってくるだろう。

ははあ、あれは「返報性のルール」を用いる商法だったのか。
なるほど、彼らは我々の「好意」を利用してあの商品を売っていたのか。
等々、例を思い浮かべることができる商品、場面が多数ある。

人間は簡易的にベストな選択を行うことが出来るようにインプットされている。
まるである事象がきっかけとなって、カセットテープが動き出すように。
しかし、パターンを自分で理解することによって自分でテープを止めることが出来るのだ。

販売に従事している者が身につけ、攻撃してくる「影響力の武器」をこの本を読むことによって「盾」を準備することが可能だ。

社会心理学のテキストとして編纂されているためやや読みにくいが、特に買い物好きの女性は読んでおくべき本だろう。






ロバート・B・チャルディーニ, 社会行動研究会
影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか

続 道をひらく / 松下幸之助

「道をひらく」の続編。

「道をひらく」では宗教者であるかのような、悟りを説かれる氏の姿勢に身が引き締まる思いだった。
しかし、続編は肩の力が抜けており、内容もエッセイに近く、「道をひらく」と同列に扱うことは出来ない。
しかし、やはり松下幸之助。
示唆に富む内容が盛りだくさんである。

2004年にノーベル平和賞を受け、日本の「もったいない」と言う言葉に感銘を受け、この言葉を広めようとしているのはケニアのワンガリ・マータイさん。

松下幸之助は何十年も前にこの言葉を取り戻そうと呼びかけている。


美しい空、そんなものは日本にいくらでもあると思っていた。美しい水も美しい緑も、そんなものは日本にいくらでもあると思っていた。それがみんな大事なものになってきた。魚なんかも、日本はもちろん世界中にいくらでもあると思っていた。それがだんだんあやしくなってきた。

”もったいない”という言葉が人々の口から次第にうすれてきたのである。そして、それが何となく古くさい言葉のように思えてきたとき、世相の一変でいやが応でも、ものを大事にしなければならなくなってきた。その必要性が次第にふえてきた。自然の摂理といおうか。

大事なことは、もう一度”もったいない”という言葉を取り戻すことである。その思いで、もう一度まわりを見まわしてみることである。今からでもおそくない。








松下 幸之助
道をひらく 続 (2)

m-flo Live Tour COSMICOLOR @横浜アリーナ

昨日2時まで深酒してしまったため、午前中は全く行動する気が起こらず。
そもそも一人でライブのチケットをとってしまったことも後悔していた。
それもいい年してアリーナ立ち見。
周囲に白い目で見られたらどうしよう。
客層若そうだし・・・

昼から少し昼寝をして、やはりチケットがもったいないので遠い横浜アリーナへ向かう。

m-flo

不思議なもので会場が近づくと、気分が高揚し始める。
会場に入ると、席はステージの端に近いブロック。
ステージ中央からは多少距離があるけど、今までのライブで一番ステージに近い席だ。
おまけに花道の先端部分に陣取ることが出来たので、センター席よりもある意味良い席だった。

ライブの方は日之内エミ&RyoheiとのSummer time loveで幕開け。
そこから怒濤のLovesアーティスト攻勢。

Yoshika、Emylie、Diggy Mo、なんとMonkey Majik、Double、驚きのBonnie Pink、Monday満ちる、Alex、Doping Panda、今回もBOA 、そしてお約束のLISA、加藤ミリヤ、生で見るCharaはすごかった、スペシャルゲスト安室奈美恵、最後はMelodyでノンストップたっぷり3時間。

{演奏曲目追加}
Love Long and Prosper
Summer Time Love /日之内エミ&Ryohei
Love Don't Cry / 日之内エミ
Loop In My Heart / Emylie&Yoshika
DOPEMAN? / Diggy Mo
Picture Perfect Love / MONKEY MAJIK
Love Song / Bonnie Pink
Life is Beautiful / DOUBLE
Love Me After 12AM / Alex
LOVE ME,HATE THE GAME / Snacky Chan & Ryohei
She loves the CREAM / Yutaka Furukawa(DOPING PANDA)
ADDP / MONDAY満ちる
TRIPOD BABY / Lisa
How You Like Me Now? / Lisa
Hands / Lisa
L.O.T. / Lisa
been so long / Lisa
gET oN!
ONE DAY / 加藤ミリヤ
Taste Your Stuff /Emylie&Yoshika
the Love Bug / BoA
Love to Live By / CHARA
Lotta Love / 日之内エミと子供ダンサー

アンコール1
come again /  Lisa
let go / Yoshika

アンコール2
Luvotomy / 安室奈美恵
miss you / Melody&Ryohei

行って本当によかった。
これだけのメンバーの歌を同時に、それもたった7,000円で聞けるなんて。
超近くまで来てくれた日之内エミとMelodyは本当に可愛かった。

4時間近くの立ち見で膝はガクガク、腰も痛くなったけどそれがライブ。

帰りは疲れきって東京までは新幹線。

幸せなひとときだった。

きっと明日は右腕が筋肉痛。

新ポケモンセンター@浜松町

ポケモン



20日オープンに向けみなさん奮闘中。
ここが新しい聖地になるのか。

運に選ばれる人 選ばれない人 / 桜井章一

桜井章一。
20年間無敗の雀鬼。
目に見えない、しかし、確実に運命を左右すると思われる運、ツキ。
裏の世界で勝ち続けた著者が書い「運」の本だが、何か秘訣が書かれていると思って期待をすると肩すかしを食う。
運を良くするテクニックなどはないというのだ。
内容は至極真っ当な行動原則の本。

違和感があることからは遠ざかること。
違和感がある状態では、まず自分の心が気持ち良さを感じることができない。
違和感を感じるものを生活から外していくことが重要だという。

悪い運が続くと感じたら、それは自分が向かっている方向が間違っている可能性が高いので、もう一度自分を見つめ直してみる必要がある。
決して要因を他に求めてはならない。
そして、固定観念を捨て柔らかな考え方を身につける。
やはり固さはもろさにつながる。
変化し続ける柔らかい考え方から運は開ける。


とにかく私はくじ運がない。
宝くじ、確率の高い会社のビンゴ等でも当たらない。
これまでは「変なところでツキを使わなくてよかった」程度に考えていた。
しかし、著者は運は無限だと言うのだ。
もう少し、運に対して柔らかな考え方をしても良いのかもしれない。





桜井 章一
運に選ばれる人 選ばれない人

床屋話2

暑くなると、夏バージョンなのか男でもヘアスタイルが変わる人が多い。

オフィスの隣の島の男性陣の中の2人が、先月いきなりソフトモヒカン(昔はスカンクヘアとも言ってたような)になった。
この手の髪型がオフィスでも、年齢を問わず男性陣を浸食しつつある。
おい、ベッカムがやってたのはワールドカップ日韓大会だぞ、何年前だよ、と思いつつ、それよりそもそもかっこいいか?、と何とも納得がいかない。

先日髪を切っていたときに隣の席に座った中年の方が、
「ソフトモヒカンにしてください」

まじかよ。
中年もかよ。

すでに男性の一般的なヘアスタイルとして認められているのか。

同じ髪型の男が周りにたくさんいると気持ち悪くないのだろうか。

床屋話1

5年前から通い続けている理容室がある。
私の働くオフィスが移転したので、遠くなったにもかかわらず、また立地条件が良いため料金は割高にもかかわらず通い続けているのは、若いマスターの腕が良く、従業員がみんな礼儀正しく気持ち良いから。

同じ北海道出身のマスターとは話が合う。
お互い無口な方なので話が弾むわけではない。
今回は、マスターが北海道へ従業員のリクルートに向かった話を聞く。
理容業界は人手不足で、その理容学校でも道外への就職希望者20人を100社で争奪している状況なのだとか。

「なかなか地元から出ようと思わないですよ、私もそうでしたから」

マスターも卒業後は当然札幌で就職を考えていた。
10年以上前も理容師は就職率100%。
学校での成績も良かったマスターは、地元の理容室に面接に向かい、就職を確信しているところに後日不合格を知らされる。
成績も良く、就職に失敗する奴なんか当然周囲にはいない。

うちひしがれ、半ばヤケクソで東京、銀座から来た理容室オーナーの話を聞いてみたところ、オーナーの人柄の良さと、働き易そうな職場の雰囲気に北海道を出て就職することを決める。

その後はめきめきと頭角を現し(おそらく)、なんと30歳前にして独立し、都内のそれも中心地に店を構えることになる。
最初の頃は客がつかず、応援の意味を込めて私も頻繁に通ったが、隣に巨大なビルが建った直後から状況は一変。
女性、海外の方を含めて土日もフル回転の忙しさとなった。
昨年末には近隣に2号店を開店。

「あのとき、あの店に不合格にされていなければ、今の私はないんですよ。
心の中であの店をずっと恨んでました。
でも最近になって、やっとあの不合格が必然だったとつくづく思います。
その時は悪く思えても、後から振り返ると神様の思し召しとしか思えませんね。」

この状況が続けば3号店も考えているという。


まさに人間、万事塞翁が馬
禍福はあざなえる縄のごとし

勇気が出る良い話を聞かせてもらったので、備忘録として。

道をひらく / 松下幸之助 

知れば知るほどこの方の偉大さがわかってくる。

松下幸之助。

少年の頃から苦労が多く、身体も弱かった松下氏がなぜ素晴らしい経営者になったのか。
なぜこれほどまでに読む者を感動させるのか。

この「道をひらく」は、氏が創立したPHP社の雑誌「PHP」に毎回一文ずつ寄せていたものを集めた大ベストセラー。
どこかの宗教者が書いた、と言われても違和感はない。
一つ一つの短い文に、松下幸之助の教えが凝縮されている。
そしてその教えは普遍的なものばかり。
宇宙、地球、人間、社会、会社、親子、夫婦。
どれに当てはめてみてもしっくりくる。

つまり松下幸之助は、普遍的なものを目指して事業を行ってきたということである。
みんなの幸せを祈りながら事業を行ってきたからこそ、今のパナソニックがあり、ナショナルがあり、私たちを感動させ続ける。



逆境は尊い。しかし、また順境も尊い。要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。謙虚の心を忘れぬことである。
素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生む。逆境、順境そのいずれをも問わぬ。それはそのときその人に与えられた一つの運命である。ただその境涯に素直に生きるがよい。



その事業がどんなに大きくとも、また小さくとも、それが事業であるかぎり何らかの成果を上げなければならず、そのためにみんなが懸命な努力を続けるわけであるけれども、ただ成果をあげさえすればいいんだというわけで、他の迷惑もかえりみず、しゃにむに進むということであれば、その事業は社会的に何らの存在意義も持たないことになる。だから、事業の場合も、やっぱりその成果の内容ーつまり、いかに正しい方法で成果をあげるかということが、大きな問題になるわけである。






松下 幸之助
道をひらく

生年月日の暗号 / 佐奈由紀子

占いはほとんど当てにしないし、気にもならない。
星占いなんて誕生日が同じだったら運命一緒なのかと。

それが、どうやらそのようなのである。
運命ではなく、性格が似ているらしいのだ。
バースデイ・サイエンス。
過去からの膨大なデータを元にした、統計に基づく調査結果なのだという。
大手企業ではこれを導入しているところもあるとのこと。

巻末の生年月日表で自分のタイプを確認する。
該当箇所を読んでみる。

何だこれは。

ほとんど自分のことではないか。
そんな自分のコンプレックスの解消の仕方まで載っている。
我が家では家族3人がそれぞれ違うタイプだった。
そして、ことごとく各自の性格がそこに書かれている。

試しに両親の誕生日も見てみた。
当たってる。
母親と父親の性格もそのとおりだ。

同じ生年月日の人は性格が似ているということだろうか。

何がどうなっているのか全く分からない。

少し恐ろしささえ感じてしまう。





佐奈 由紀子
生年月日の暗号―統計心理学でわかる6つの性格

格差が遺伝する! / 三浦展

「下流社会」で社会をえぐった著者による新書。
東京、神奈川、千葉、埼玉に住む小学2年生-6年生の子どもを持つ母親1443人を対象にしたアンケートをもとにしている。
子どもの成績の良し悪しは何によって決まるのか。
家庭の所得と子どもの成績が比例することは以前から指摘されている通り。
所得以外の要因は何かあるのか、と読み進めてみる。

基本的にこれまで議論されてきた内容以上の事実は見当たらない。
ある程度所得があり、子どもの教育に対する意識が高い親の子どもは成績が良い。
常識としての生活が崩れている現代において、礼儀作法を重視している家庭の方が良いに決まっている。
ある意味「格差は遺伝」してしまうのかもしれないが、決して遺伝ではない。
昔の親は貧しくとも子どもの教育には熱心ではなかったのか。

三浦氏は「下流」を、その状況に甘んじている方々を指して使っている。
塾に行かなくたって、貧乏だって、勉強しておけば将来はそこそこの生活が出来る。
自分を顧みずに子どもを教育する家庭が減ってしまっている。
遺伝ではなく、「あきらめ」が子どもの未来を閉ざしている。

金持ちの子どもばかりが東大に入って日本を動かし、東京ばかりが繁栄する未来なんてまっぴらごめんだ。

しかし、この本の広告に良く載っている
「成績の悪い子どもの母親は昼寝をしている!」
というのはそれほど根拠はない。
成績が悪い子どもの母親の43%が昼寝をしており、
成績が良い子どもの母親も36%が昼寝をしている。
それほど有為な差はない。
お母さんたちはみんな昼寝が好きだということだ。





三浦 展
格差が遺伝する! ~子どもの下流化を防ぐには~