今回、ダークヒロインの新たな物語を始めようとして、その前に既存のヒロインのダークストーリーを、と考えて、取り憑かれるように『ひとりぼっちの学園特捜』という“IF”の物語を作ってしまった。

 

 

 

 

 

 別段、取り立てて『学園特捜☆伍代聖羅』をダークな世界に引き入れようとしたのではない。ただこの作品中、伍代聖羅は「最初の戦闘で疲弊したところに最強の敵・若頭の仲本が現れる」「一旦は自分の攻撃を完全に仲本に封じられ、利き腕を捻り上げられる」等のピンチシーンが他の“広島発ヒロインアクションムービー”シリーズと比べても比較的多かったから、“IF”のダークストーリーが作りやすかった。まあ、あくまで“妄想”ストーリーだったから、またその“妄想”をAIの画像処理が意外に忠実に再現したから、いささか調子に乗って書いたきらいがあるヾ(- -;) 今考えている新たなダークストーリーも、ここまでやる気はないし(^^ゞ

 

 もっとも、件の『学園特捜☆伍代聖羅~戦士の休息~』に関しては、コミカルな面もあるが、拙作の中で一番『スケバン刑事』に近い作りだと思うし、短編映画の撮り方の見本のような僅か2日半のロケという集中した環境や、短編の中での多彩なキャスト陣、主人公の表と裏の顔の使い分けなどモあいまって、むしろ愛くるしい作品だと思っている。もうその封切りから今年で丸10年が経過しているので、実際今回のようなダークストーリーを制作するのはもう不可能だし、これはノベライスとして完結しているので撮る気も無い。

 

 もし、この一連の“後追いブログ”をもしご覧になって、未見の本作に興味を持って頂けたら、下の予告編をしご覧下さい(^^ゞ(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

 

 

寒い日に食べるものは?

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 今日は「スキーの日」だが、スキーといってまず思い浮かぶのは、かの原田知世が一番綺麗に見えた映画『私をスキーに連れてって』である。

 

 

 

 

 

 

 卒業した高校は、当時「高校」「幼稚園」「スキー場」を運営する不思議な学校法人だった。もっとも今では「幼稚園」「スキー場」はなくなってしまったが、在学中は年に一度必ずスキー実習があった。思えば高1のスキー実習が人生初のスキー体験で、高2のスキー実習が今のところ人生最後のスキー実習となっている。実は今から6年前、数十年ぶりのスキー体験をすることになっていたが、生憎新型コロナ禍によって中止となってしまった。まあ今更自分からスキーをしようなんて思うこともないだろうから、おそらく件の高2のスキー実習が、本当に人生最後になるんだろうな……まあ自分にとってはどうでもいいことだけどね(^^ゞ

 

 

冬に体験したいスポーツは?

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 『学園特捜☆伍代聖羅』にまつわるダークな“IF”の物語。一日空けて、いよいよ今回は大逆転の回です。

 

 目の前で学園特捜の“魂”とも言える証明書の全てを焼き払われた伍代聖羅。

 「これで全部じゃ……とうとうお前の“学園特捜”は灰になってしもうたのぉ。さあ、もう吐けや! パスワードの番号は?」

 無言の聖羅。だがこれは抵抗と言うより放心だった。

 「ちいと“壊し”過ぎたかのう……さあ、立てや、伍代!」

 そう言って仲本は聖羅の腕を掴んで、強引に引き上げしょうとした。その時、 

 「お~お、なんて華奢な腕なんじゃ」

 仲本が何気なく口にしたその言葉に、聖羅の死にかけた瞳の奥で何かが光を発した。

 「……今、何て言った……」

 消え入りそうな小声で、しかししっかりした意志を持って呟く聖羅。

 「はぁ?」

 「……今、何て言ったか、って聞いてんだ!」

 そこで仲本は、彼女をあざ笑うかのように、

 「ああ、こんなに華奢で、まるでお嬢ちゃんみたいじゃって言ったんよ」

 多少誇張しながら、面白がって嘯く仲本。しかしこれは彼にとって、そして大蔵組にとって大きな誤算だった。その言葉を聞いた途端、消えかかっていた伍代聖羅の魂に、いきなり怒りの炎が燃えさかった。

 「何だとぉ!」

 今まで抵抗できないくらい痛めつけられ疲弊していたのが嘘のように、仲本の手を振りほどく聖羅。驚愕する仲本、そして周りの部下たち。

 「…………?!」

 そこで聖羅はさっと立ち上がる。抵抗できないほど体力を削いだと高をくくって、彼女を拘束していなかった大蔵組の、これも誤算だった。

 「馬鹿にするなぁ!」

 そう言うなり、信じられない力で大蔵組の組員たちを蹴散らしていく聖羅。全く無防備だった組員たちは次から次へと伸されていく。この三日間の暴行の間、彼女はそれでも必死に破壊された利き腕をかばってきた。それで何とか回復までこぎ着けていたのだ。

 

 

 組員たちは瞬く間に殲滅され、一人残った仲本。

 「わ、わりゃぁ、何ナラ!?」

 そう叫んで挑みかかる仲本は、巧みに聖羅の腕を狙って前回の戦闘の時のように腕の破壊を目論むが、“究極のNGワード”で怒りも戦闘力もマックスとなった聖羅にその策も通じず、逆に聖羅の激しいパンチと蹴りを喰らって、あっという間に組み伏されてしまった。

 「おい! あのUSBメモリはどこだ! 言え!」

 にやりと笑って無言の仲本。その顔面に何発ものパンチをぶち込む聖羅。そのパンチは“NGワード”と共に三日三晩の暴行に対する復讐の思いもあって、常軌を逸した、言うなれば“殺しに掛かる”打撃だった。その殺気を感じた仲本はさすがに観念して、自分のスーツの胸ポケットを顎でしゃくった。聖羅がまさぐると、そこに秘密のUSBメモリが。即座に抜き取り懐に入れる聖羅。

 「最後に聞こう。木暮は本当にお前らの“S”なのか?」

 そこで顔面が血だらけになった仲本はふっと笑みを浮かべて、

 「そうじゃ……言いたいとこじゃが、あれは嘘よ」

 「何?」

 「あんなドジな奴、とても“S”は務まらん。お前の心を折ろう思うて一芝居打っただけじゃ。あいつが肝心の現場におらんのはいつものことじゃろう……まんまと騙されよってから……助けに来んのは、おおかた見当違いの床でも探しとるんじゃろうよ。ドジなやつじゃけぇ……」

 「そんなに“ドジ”“ドジ”言うなぁ!」

 とどめの一発を仲本の顔面にぶち込む聖羅。伸されてその場に倒れた仲本を尻目に、立ち上がる聖羅。

 「木暮…………さん、良かった……」

 

 大蔵組の狡猾な罠にはまって、危うく文科省教育改善課及び広島県警の大切なデータを奪われ、且つ自らも死の危機にさらされた学園特捜☆伍代聖羅だったが、最後の最後の大逆転で、逆に指定暴力団・大蔵組を壊滅にまで追いやった。戻ったら、自分を探しきれなかった木暮技官に、いっぱいお灸を据えればいい……命がけの戦いを制した伍代聖羅は、また新たな事件の解決のため、青少年の健全な育成を見守るため、これからも戦い続けるのであった。

 

 

 

 

 

お餅は焼く派?煮る派?

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   最近は、当ブログも更新が滞ることが多くて、今まで多くアクセスを頂いていたネタの記事も書けないことが多い。今日は「110番の日」だが、この日は決まって"婦警"こと女性警察官のネタを披露することが多かったので、折角だから、「ひとりぼっちの学園特捜」ネタは一旦お休みして、婦人警官の話題を……

 

 昨年は、丁度CSで『秘密のデカちゃん』が再放映されていて、家内のリクエストもあって全話録画した。これは警視庁朝日署の刑事・日暮庄助(石立鉄男)と、同じ署に勤務する若い婦警・祥子(大場久美子)が、祥子の死んだ父親の遺言もあって結婚(内縁)しているが、それを表面上は養子縁組の父娘と偽っていることから生じるドタバタをコミカルに描いた、1981年(昭和56年)度放映の、いかにも昭和なドラマである。勿論劇中大場久美子は例のドゴール帽を着用し、オープニング映像では毎回婦警制服にロングブーツ姿も披露している。

 

 

 

 出来れば当方の“広島発ヒロインアクションムービー”シリーズに、正体が婦警のヒロインとか、“七変化”の一つに婦警を入れたいとか、妄想は果てしなく広がるんだけれど、昔なら結構リアルな婦警のコスプレ衣装が容易に手に入ったのに、最近はそれもままならないので、なかなか難しい。まあ要はイメージなんで、それっぽい衣裳を何とかこしらえる、という手もある。まあなかなか難しいけど……でも、もしそこまでやるならば、是非、ドゴール帽も含めて、昭和の婦警の制服で行きたいね(^^ゞ

 

 

 

 

 

110番したことある?

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 『学園特捜☆伍代聖羅』にまつわるダークな“IF”の物語。第四弾です。

 

 大蔵組若頭の仲本の口から出てきた衝撃的な言葉。本当に上司の小暮技官は大蔵組の“S”だったのか?  もしそれが事実ならば………伍代聖羅はこの薄暗い地下牢で、本当に“ひとりぼっちの学園特捜”になってしまった……

 

 「今日のウチにたっぷり睡眠を取っとけえや。明日からは眠れんけぇのぅ」……この言葉は決して脅しでもタチの悪い冗談でもなかった。事実、翌朝から始まった大蔵組による「尋問」の名を借りた虐待は熾烈を極めた。殴る蹴るの暴行は勿論のこと、少しでも気を失うと、バケツの冷水が頭から容赦なくぶち撒けられる。与えられるのは僅かな水のみ。また、暗い地下室に眩いばかりのライトが昼夜を問わず照射され、彼女から睡眠を奪った。

 

 彼らの言葉は「パスワードの番号は?」それだけだった。会話すら成立しない。そんな環境の中で、聖羅の人間性はどんどん削られていく。それでも彼女は、学園特捜としての矜持を守って、ひたすら尋問に耐えた。

 

 三日三晩の尋問でも口を割らない聖羅に剛を煮やした仲本は、聖羅の心を折るべく、卑劣な手段を思いついた。その日の尋問が終わり、地下牢でグッタリしている聖羅の元に、再び仲本が姿を現した。彼が手にしていたのは聖羅から奪った、以前「紙クズ以下」と蔑んだ、彼女が学園特捜である証であり“魂”でもある、各種証明書だった。

 「あっ!」

 思わず聖羅の手が伸びる。しかし仲本が易々とそれを渡す筈もなく、いつものように「パスワードの番号は?」と囁く。無言で被りを振る聖羅。すると仲本は懐からライターを取り出して、おもむろに聖羅が一番大事にしていた文科省の(学園特捜の)身分証明書を、無慈悲に燃やし始めた。

 「ああ! やめて!」

 悲鳴を上げる聖羅。しかし仲本は一言「パスワードの番号は?」とお題目のように囁くばかりで、聖羅が答えに躊躇すると次から次へと彼女のアイデンティティである証を灰にしていく。連夜の暴力で抵抗する力も残っていない聖羅はただ悔し涙を浮かべて、自分の証が灰になっていくのを見守るしかなかった。

 

 「これでお前はもう学園特捜でも何でもない。もう義理に縛られンのはやめて、楽になれや。さあ、『パスワードの番号は?』」

 仲本による、肉体・精神への両面攻撃で、聖羅の心は限界を迎えていた。彼女はこのまま心身ともに仲本の軍門に下ってしまうのか? それとも反撃のチャンスはあるのか? そのためにはどうしても“あの言葉”が必要になってくる。映画『学園特捜⭐︎伍代聖羅〜戦士の休息〜』をご覧になった方々ならよくご存知の、“あの言葉”が…………

 

 

 

体崩したときに食べるものは?

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 『学園特捜☆伍代聖羅』にまつわるダークな“IF”の物語。第三弾です。

 

 しばらくすると、伍代聖羅が監禁されている“牢獄”の南京錠が「ガチャリ」と重い音を立てて解錠された。ぼんやりと聖羅が顔を上げると、仲本が幹部を連れて入ってきた。腕の回復がままならない聖羅は、黙って彼らの侵入を許した。

 「まだ腕が痛むようじゃの、伍代。これじゃあ“学園特捜”も形無しじゃのぉ」

 横で幹部が野卑な笑いを浮かべる。そこで仲本は手にしたものを聖羅の眼前に突きつけた。それは聖羅を護送中に、彼女から強引に奪い取った所持品だった。そのうち彼女の身分証を、鼻先まで近づける。思わず聖羅が手を伸ばすが、「おっと」と直ぐに引っ込められる。

 「チッ!」

 

 「……身分証……許可証……資格証……学園特捜のお前にとっては大切なもんじゃろうが、ワシらにとっちゃあ紙クズ以下じゃ……そんなんより……」

 といって仲本が懐から出したのは、一本のUSBメモリ。それを見た瞬間、聖羅の顔色が変わる。

 「そ、それは……!」

 「ほうよ、お前ら文科省が握っている組の資金ルートに関する極秘データが入ったメモリじゃ。この中の情報が欲しい。じゃが知っとる通り、セキュリティーが掛かっとってのぅ。そのパスワードが知りたい。お前なら知っとるよの、ぉう?」

 「だ、誰がお前らなんかに……」

 「ハハ、そうやって粋がっとられんのも今のうちよ。ここに逃げ道はないけぇ。じっくり時間掛けて、絶対に吐かせたる!」

 「…………」

 歯を食いしばる聖羅。しかし次の瞬間、仲本の口から信じられない言葉が飛び刺した。

 「それとのう、小暮は助けに来んで……」

 「……え?」

 「お前は知らんなかったろうが、あんなはワシらの“S”よ。今回の事件もお前を誘き寄せる罠じゃ……残念じゃったの」

 「そ……そんなぁ!」

 

 驚愕する聖羅。確かに脳天気で頼りないところがあったが、小暮は後輩である聖羅の心の支えてもあった。それが全て小暮の“芝居”だったのか……?! だが、確かに今回のミッションは”奇妙だった。仲本が登場するタイミングも出来すぎていたし、肝心の戦いの場になぜか小暮はいなかった……あの小暮が自分を罠にはめていたとは……聖羅の心の中で何か大切なものが粉々に砕け散る音が聞こえたような気がした……

 「明朝6時から尋問を始めるけえ。今日のウチにたっぷり睡眠を取っとけえや。明日からは眠れんけぇのぅ」

 そううそぶいて仲本たちが“牢獄”から去り、南京錠が掛けられる音が響く中、一人残された聖羅は絶望の淵に堕ちていた……

 

続く

 

 

 

 

 

一か八かの勝負したことある?

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 『学園特捜☆伍代聖羅』にまつわるダークな“IF”の物語。ここから本当の“IF”のストーリーがスタートします。

 

 大蔵組の幹部たちとの死闘で疲弊した伍代世羅と、体力を温存して戦いに臨んだ百戦錬磨の仲本とでは、力の差は歴然だった。頼みの小暮技官の姿は既になく、しかも利き腕を仲本に破壊された時点で勝負はついた。戦闘不能に陥ってうずくまる聖羅の両腕を、仲本と後から駆けつけた幹部が左右からガッチリ掴む。

 「放せ! 放せぇ!」

 「伍代、お前の負けよ。もう諦めや。お前には聞きたいことが山ほどあるけぇの」

 「だ、誰がお前らなんかに!」

 「まだ自分の立場がわかっとらんようじゃの。おい」

 そう言って仲本が幹部に目配せすると、幹部は手にした破壊された聖羅の腕を軽く捻る。

 「ウ……ギャギャギャア!」

 それだけで聖羅は電撃でも受けたかのように悲鳴を上げる。そして抵抗が弱まったのを見計らって、二人は強引に聖羅を引きずり、待たせていたワゴンの後部座席に放り込んだ。

 

 車内で目隠しをされたため、行き先がどこかもわからない。それでも聖羅は残された聴力を研ぎ澄まして、音で位置情報を探ろうとする。しかしそれに気づいた幹部から耳に栓を突っ込まれ、聖羅の感覚はほぼ奪われた。次に聖羅が目隠しを外されたのは、カビ臭い地下室のような場所。そして目の前には、頑丈な鉄格子が。

 

 「…………!」

 「今日からここがお前のネグラよ」

 破壊された(脱臼させられた)右腕という急所のある聖羅に抗う術もなく、促されるままにこの“牢獄”の中に閉じ込められた。重い鉄格子の扉に巨大な南京錠を掛けると、男たちは出て行った。一人牢獄に取り残される聖羅。

 コンクリートの冷たさが身にしみる……暗い牢獄の中で聖羅は自問自答する。一体どうして自分がこんな事態に陥ったのか……そして必死になって脱出の手段を模索した。破壊された右腕の早い回復も願いながら……だが、それ以上に、

 「小暮さ~ん……」

 あの頼りない小暮技官が、今の伍代聖羅にとっては、唯一の望みとなった……

 

 続く

 

 

 

 

 

 

 

 

年明け、体にやさしいもの食べた?

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 先日「ダークな『黒』」に魅了されている旨を書いたが、そこでちょっと調子に乗って、既存の作品を“IF”の物語として、再構築できないか、なんてことを考えた。勿論それで映画制作を行うわけではないが、最近多用してるAIの作画能力は大したもので、別人ではあるがかなり“本人”に寄せた画像を作り出すことができるので“お遊び”のつもりで、いろいろやってみた。まずは拙作『学園特捜☆伍代聖羅』から、「ひとりぼっちの学園特捜」を……

 

 コンクリートの冷たさが身にしみる……今、伍代聖羅は、指定暴力団大蔵組の秘密アジトでじっと一人佇んでいる。目の前には頑丈な鉄格子。流石の“学園特捜”といえども、ここから逃げ出す力も知恵もない。暗い牢獄の中で聖羅は自問自答する。一体どうして自分がこんな事態に陥ったのか……と……

 

 上司の小暮技官から与えられた使命は、「高校生を野球賭博の強要から救え」だった。二人の女子高生に賭博関与を迫るチンピラたちの前に颯爽と現れた伍代聖羅は、名乗りを挙げるやいなや、チンピラ二人を一撃で伸して、女子高生を逃がした。そして幹部の志村と戦ったが、この男がなかなかの手練れだった。死闘の末、志村を倒したが、華奢な身体故かなり疲弊してしまった聖羅。肩で息をする。もっとも今回の案件は志村を倒しておしまい……のはずだった。そんな彼女の耳に何者かの声が響く。

 「若いモンが世話になったのぉ!」

 慌てて聖羅が振り向くと、そこには強い殺気を孕んだ男が立っていた。

 「おい、聖羅! その男が若頭の仲本だ!」

 塀に隠れて高みの見物と洒落込んでいた小暮技官が、軽口を吐くように聖羅に伝える。

 「そんなぁ……早く言ってよ!」

 そう、早くのそのことを知らせてくれていたら、力をセーブして戦ったのに……。“お気楽な高級技官”の無責任な対応に怒りがこみ上げる聖羅。しかしそんなことに構っている場合ではない。この疲弊した身体で、屈強の仲本を相手にしなければならないのだ。聖羅は回復の時間を稼ぐために、一人その場から離れた。すぐさま聖羅を追う仲本。聖羅の勝利を疑わない小暮技官は「聖羅、後で報告待ってるぞ」と、無責任にも“戦線”から離脱した。

 なかなか回復しない体力に、もっと時間を稼ぎたかった聖羅だったが、都市高速のガード下までやって来たときに、折からの土砂降りで行く手を遮られた。その後方に仲本が迫る。遂に聖羅は一か八か仲本に挑んだ。しかし、体力を取り戻していない聖羅と仲本の体力差は歴然だった。仲本は、聖羅得意の空手技を難なくよけると。聖羅の“突き”の手を絡め取って、一気に逆方向に捻り上げた。ゴリゴリ……ッ! 聖羅の関節が悲鳴を上げる。「ああ……」苦痛に顔をゆがめる聖羅。

 

 実際の『学園特捜☆伍代聖羅』では、この展開の後、何気なく仲本が発した言葉が、聖羅にとっての“究極のNGワード”だったため、彼女の逆鱗に触れ、“火事場の馬鹿力”的なパワーを瞬発した聖羅に仲本があえなく散って、事なきを得る、というクライマックスが用意されていた。しかしもし、その“究極のNGワード”が仲本の口から発せられなかったら……次回はその“IF”の展開を書いてみたい。

 

 

好きなケーキ教えて!

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 今日は囲碁の日。囲碁と言えば「白」と「黒」が付きものだが、当方では今まで、ヒロインのコスチュームとしての、ロングブーツの色をネタにすることが多かった。まあこれは、昭和の東映系特撮ヒロインの影響(「三つ子の魂百まで」?)かもしれないけど、単なるファッションとしての「白」と「黒」だった。しかし、今は今回のタイトルのように、「白」と「黒」を、それぞれ清楚とダークの象徴として考えるようになっている。そして特に興味があるのは、実はダークの方だったりする。

 

 今までの当方の“広島発ヒロインアクションムービー”シリーズにおいては、陽性の物語が中心だった。どちらかと言えば、時折ユーモアを交えたり「真面目だからこそ馬鹿馬鹿しい」線を目指してきた。番外編に当たるけど『THE 争奪戦っ!』なんて、まさにその最たるものだった。

 

 

 それで考えれば、今までの路線は、「清楚」とまでは言えないけど、どちらかといえば「白」。しかしこれからどれだけ映画を撮れるか考えた場合、ここら辺で少しは路線を変更してもいいかもしれない。ダークヒロインといえば、盟友稲葉監督の『アイドルスナイパー』シリーズ(サーガ)という格好のお手本があるし(まああそこまでのレベルは望めないとしても(^^ゞ)

 

 まあ、何はともあれ、早く動かないと、「昭和100年度」なんてあっという間に過ぎてしまうだろう……(^^ゞ(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

 

囲碁やったことある?

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 『意志の勝利』なんて書くと、かの悪名高きナチスドイツのプロパガンダ映画『意志の勝利』を連想させてしまうが、これは今日のAmebaブログの“お題”「石(ISHI)の日」にこじつけてのことだ(「石」→「意志」なんてね(^^ゞ)。

 

 「意志」と言うことで、ここで改めて2026年(昭和101年!)の抱負を、元旦に引き続き書いてみたい。兎に角今年はなんと言っても私が1986年に広島の地で興した映画制作団体イチヱンポッポフィルムの結成40周年の節目の年だ。大林宣彦監督の『さびしんぼう』に触発されて、「イチヱンポッポフィルム」なんて、当時思いつきでつけたグループ名だったが、まさかその後40年もの長きにわたって連綿と続けられるなんて、当時は思いもよらなかった。しかも個人レーベルではなく、あまたの監督が「イチヱンポッポフィルム」の名の下に映画を撮ってくれたことは有り難い限りだ。中には現在劇場映画やドラマ世界で活躍されている方もいる。また、地元でも認知して頂いて、“老舗団体”との称号を頂くこともある。幸い昨年『Aki AgentAngel』を制作・公開できて、“名前だけの団体”にならなかったのは良かった。しかしこれからの活動如何では“名前だけの団体”になる可能性は十分ある。そのためにも、昨年に引き続き、何が何でも新作映画を撮りたい。既に企画はあるが、早くシナリオにして企画を動かさなければ、設定は冬から春なんで、衣裳の関係もあり、年度内のクランクインは必至だ。内容は“ヒロインアクション”だが、今までに無いダークな物語を考えている。

 

 作品と共に,“結成40周年記念上映会”も絶対実施したい。それは40年間のイチヱンポッポフィルムの歴史をたどるイベントもいいかもしれない。例えば2021年に実施した8ミリ映画フィルム上映会のような。なんならそこで、イチヱンポッポフィルム第一作にして習作だった『いつも見ていたヒロシマ』を上映してもいい。そして、新作のことを考えて「広島発ヒロインアクションまつり2026」を“イチヱンポッポフィルムの結成40周年記念イベント”の冠で実施してもいい。この機会に“幻の作品”である1987年撮影の『スケバン刑事広島版~狙われた生徒会長~』を何とか完パケにこしらえて、限定上映するってこともいいかもしれない。

 

 どれもこれも、“絶対今年中に実現するんだ”との固い意志を持たなければ、実現は難しいだろう。今はその「意志」をしっかり持って、夢を実現していきたい。だから今は「意志の勝利」を目指すと言うことで……

 

 

 

パワーストーン持ってる?

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