ヒーロー及びヒロインの存在意義である「正義」。今ほどその「正義」が揺らいでいる時代もないであろう。
実は、アメリカを代表するスーパーヒーロー・スーパーヒロインである「スーパーマン」も「スーパーガール」も「ワンダーウーマン」も「キャプテンアメリカ」も、皆「アメリカの正義」のために今も闘っている。そのアメリカは先の大戦で、ナチスドイツを打倒したため東ヨーロッパの共産化を結果的に手助けしたし、世界で唯一核兵器で一般市民を殺傷した、そして人類に“核の恐怖”をもたらした国でもある。翻って、日本のヒーロー・ヒロインは、その主題歌に「守るぞ平和を~ニッポンのォ~♪」や「日本の平和を守るためェ~♪」なんてある「仮面ライダーストロンガー」や「快傑ライオン丸」以外は、一応世界平和を目指している。しかし、実際の所、「世界平和」という概念自体、今の世では不可能だ。何故なら、その前提である「正義」の定義が世界共通では成立しないからだ。
ここ最近は、世界の至る所で紛争が絶えない。それでもウクライナにはウクライナの正義があり、ロシアにもロシアなりの正義がある。イランにも正義はあるし、アメリカにも、イスラエルにも、自分たちのアイデンティティーに根ざした正義がある。日本に至っては、国内だけでもその定義自体揺れ動いている……まさに「人の数だけ“正義”はあれど」となる。この「正義」と「平和」との共存は、「自由」と「平等」が共存できないように、不可能に近い。イスラエルの「国防」という正義は、明らかにガザの、イランの非戦闘員の平和を奪っている。
そんなことを考えているうちに、なにもそんなに定義づけが困難な正義という概念を守らないヒーロー・ヒロインがいてもいいじゃないか。ヒロインが守るのは飽くまで平和である。そこで「人の数だけ正義はあれど、平和はこの世にただ一つ! 護ってみせます、愛ある限り!!」 なんて啖呵を切るヒロインの物語をいろいろ構想している。主人公の肩書きは「平和の使徒」なんだがその名はポワトリンやパンシャーヌのようなカタカナ表記にしたいと考えている。極めてSFチックな名前にしたい
ところで今日は憲法記念日。とかく俎上に上がる第9条だが、これのお陰で、日本の軍隊は未だ自軍を「自衛隊」って名乗れるし、いくら兵器を揃えても、「彼らの憲法には9条があるから、あれでも飽くまで先守防衛」と思ってもらえる、実に都合のいい憲法だと、逆転の発想でそのように思えないのかね?
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