ここは譲れません | 声が出なくなって見えたもの

声が出なくなって見えたもの

甲状腺腫瘍の手術をしたら声出なくなったおじさんの回復過程とその後の再発記録です。

朝から青空広がるお天気でした。

今日の最高気温マイナス1℃。寒い・・・

 

今後の治療をどうするか?再度、腫瘍内科医と話しをしてきました。

 

※12月の血液・CT検査後の診察

①腫瘍内科医との話

https://ameblo.jp/jlpy/entry-12831794163.html
②耳鼻科医との話

 

念のため、腫瘍内科から耳鼻科へ右頸部リンパ節転移の手術をお願いする可能性があるか?

を訪ねてみましたが、ありませんでした。腫瘍は静脈を圧迫しているものの癒着はしていません。

 

そうすると薬物療法の話に戻ります。まずは分子標的薬「レンビマ」です。

 

私から「レンビマ」を避けたい理由を話ました。副作用がきついと言われていますが、吐き気や下痢などQOLを下げるもののみならず、「注意が必要な副作用」の中に私の身体で気になる項目があるのです。CT画像を診ながらも確認しましたが、その副作用が出るか出ないかはわからない(あたりまえです)、ただリスクは理解してもらえたようです。1人暮らしですからこれらの副作用が出ると絶望的?となります。命の危険につながるリスクがあることは避けたいのです。それがあるだけでもメンタルに良くありません。

 

色々なblogを読むと別な病気ですが、同じ分子標的薬を使用している患者の副作用を確認できますが、それがどの程度なのか?は人それぞれですし、私には許容範囲なのかは解りません。それらは治療の参考になる話です。

 

この数日間、ネットで論文や製薬メーカの説明書きを読み、専門書を立ち読みしたりしました。ただ、生物と化学が苦手だった私には、難しい話ばかり、数学も必要そうです。

担当医が言う話の根拠がどこにあるのか?の理解が深まりました。論破するために勉強したのではありません。

 

さて、意見が違うときにはどうするのか?

「どっちが、どこまで譲るか」

譲らないと平行線のままです。

なので、今回は譲りたくないラインは決めておきました。

 

「レンビマ」を回避すると、私に有効と思われる薬物療法は、

①BRAF遺伝子阻害薬「メラフトビ+メクトビ」

甲状腺癌はまだ認可になっていないため使えません。

②BRAF遺伝子阻害薬「タフィンラー+メキニスト」

甲状腺未分化癌で認可

 

これらの薬には「レンビマ」が効かなくなった後にというルールがつくようですが、運用方法も色々あるようです。

 

ということで・・・

 

BRAF遺伝子阻害薬の認可動向を注視し、いつから使用可能かを慎重に見極め、あらゆる選択肢を排除せず、検討を加速

することにしました。

 

自分が希望する治療が受けれる環境が整うのを待つという事です。但し、待てる時間にも限りがあります。病気は進行していきます。

 

次の血液・CT検査の予定日を決め、会計を済ませて帰宅しました。

 

★★★★

 

帰宅後はスポーツクラブへ行き、掃除を済ませてから街へでかけました。

 

 

病人と思えないくらいアクティブな1日となりました。