日吉ではたらく大学院生社長のアメブロ -92ページ目

マーケティングの市場細分化とターゲッティング

マーケティングをかんがえるにあたって

市場を分けてから、どこの消費者層に具体的にアタックするのか考えます。

これをセグメンテーション、ターゲッティングっていいます。



コーラは全く絞ってないわけじゃないけど

基本的に細かい市場細分化を行ってないというのは有名です。

こういうのは無差別マーケティングっていいます。

プロモーションの手段もでっかい広告でバン!と打つような感じですよね。


逆にたとえば

ロレックスなんかは

超高級腕時計市場で

経営者層などの富裕層

っていう風に絞りに絞ってます。

これを一般に集中(ターゲット)マーケティングっていって、


オーダーメイドカスタマイズやワントゥーワンマーケティング

なんかはこれの究極形なんだろう。


小さいベンチャーみたいに経営資源がないとき

も基本集中マーケティングだとおもう。


友達でNPOで社会人とプロジェクトしてるやつがいるんだが

非営利も金がないからやっぱりターゲットに効果的にやって

広告費をいかに安くして市場にアクセスするか考えている。



分割するときのポイントは

測定可能性・・・市場規模、顧客の購買力がわかる

到達可能性・・・活動がちゃんとできて商品は消費者に届くのか

維持可能性・・・規模と利益はどうか

実行可能性・・・効果的に引き付けることができるのか

を見ます。


今うちの会社がやろうとしてるビジネスも

僕は全部これをかんがえてます。



市場を細かく分割して考えると

その層に対して集中して敏感に変化を察知できるし、

マーケティング資源が少ない分有効活用しないとね。


ただ、やっぱり細かくするとどうしても小さくなるから

基本的には一種類の特定のターゲットに向けるんだけど

付随的にどんな人が使いうるのかも(サブターゲット)

おれはちょっと考慮にしてます。



ちょっとびっくりしたのがこのターゲッティングをしっかりやってるベンチャーがあって、

ザッパラスっていうITコンテンツベンチャーのセミナーにおじゃましたときに

ペルソナモデルっていって


ユーザーのターゲットを何人かなり任意抽出したシミュレーションをしていて

その人のライフスタイル・行動特性、習慣まできっちり考えて


その中でサービスがどういうシチュエーションで

どういう量で使われてくかまで推定してたんだよね。

(そのあとフェルミ推定などなどで利益を概算してた)


そりゃ

iモードの占いのシェアも一位だろうし、

山手線の占いもできちゃいますよね。

http://www.zappallas.com/



今後も素人として皆さんと共有できればと思います。

では。




新人社員の本音


日吉ではたらく大学院生社長のアメブロ


写真相変わらず

ぶれぶれでセンスないんですが、



ついさっきNICC国際塾

(日本経団連国際センターといういかつい組織がやってる大学生を対象にした勉強合宿)

http://www.nicc.or.jp/sem_20091202.html

で仲良くなったメンバーと飲んできました!



新社会人は大変だなぁって思った。


一人は

すっごいビジョンが高くて素敵な夢を持ってるんだけど

ちょっと実はのんびりした中小企業に入っちゃって

新橋の疲れたお父さんたちに現実を見て

少しだけ迷ってて、



もう一人は

某会社(ちょっと言えない)

がすごい宗教的で洗脳されそうで

とても悩んでて


もうすでに会社に内緒で転職活動をしていました。



特に二人目は

上司も全然信用できなくて

そんな洗脳されるくらい宗教的なのも

就活の時には全然わからなかったらしくて

ほんとだましあいみたいだって言って嘆いてた。



今は新卒が3年で3割辞めるみたいだけど、

会社側もさ、もうちょっとしっかり情報開示してくれよ。


ちょっと取り繕って入れても

これじゃどっちにも徳じゃないよね。パンチ!



対称的に

おれはほんとに幸せだと思う。



大学院で自分のやりたいことを研究して

こころから一緒に仕事やりたいなって人と

自分のやりたいビジネスを

自分の権限の中で

自由にできる。



人生で今が一番楽しいって


胸を張って言える。


だから、もっと人を幸せにして

人の心に火をつけるような人間でありたい。




NICCの合宿で彼らがデキるやつなのがわかってるからこそ、

なんか疲れてるのを見て


社会は厳しいなと思ったけど、


でもその中でずっと夢を追える人間でありたいし

それが許されるほどの能力を自分に担保させないと。



でもちょっとだけ思うのは、


今年も、去年も就職が厳しいから


思い通りに行けなかった人が

何年か後にいっぱい転職市場に出て


そっちが活性化して


日本の新卒優位すぎな社会が


変わってくれるとありがたい。

もう終身雇用の時代は終わったわけだしさ。


世界が国際化してく今だから

日本もグローバルスタンダードな人事制度や

キャリア意識を持つべきだとおもうし。



新社会人のみなさん、ささやかながら応援しています。

財務分析の指標

ここでは最近勉強してる財務分析の定量指標について

ちょっとマイナーな話題だけど


いくつかとりあえず紹介して

飲み会のまえにアウトプットしようと思う。



就職するにしても起業にしてもなんでも



社員・メンバーとして会社の経営状況がどうなっているかくらい必要だと思うし、


自分の会社だったら


各決算期ごとに算出して時系列で評価したり、

これを似たビジネスモデルの会社の官報取り寄せて比べたりして、


今後の財務戦略で考えていかないといけない留意点洗い出したりして


事業戦略全体のビジョンのひとつとして提示して


メンバーと共有したいメラメラ


まず、6月の決算期に使ってみようと思う。メモ





1.当座比率


=(現金預金+売上債権)/流動負債  ×100 (%)


流動負債は手形とか、短期的に借りてるお金とか、買掛金、その他未払いの費用

のことで


今預けてるお金と貸してる売り上げの余剰分と比をとって

会社の支払い能力を考えます。

100%以上ならまぁOKで、


逆に100%未満なら

この会社は

できるだけ早く払うべきな流動負債の請求がもしいっぺんにきたら

たりないからすぐに全部払えないよってことです。





2.ROE(自己資本利益率)


=当期純利益/自己資本 ×100(%)

利益は前期と当期の間で生まれたから

自己資本を前期と当期の平均値で出します。


それで利益が今の会社の資本の

どれくらいの割合であるかだします。


うちの大学院の授業でアントレプレナー育成講座ってのがあるんですが、


その先生のベンチャーキャピタリストの人が言ってましたが

投資の際の指標でもあるようです。




3.売上高経常利益率

=経常利益/売上 ×100(%)

経常利益ってのは売上から原価と営業費とかさらに営業外の費用や利益をたしひきしたやつです。


出した売上に対して企業活動全般の利益率がどんくらいか出ます。

これはわかりやすいですね。





4.固定比率

=固定資産/自己資本 ×100(%)

貸借対照表の資本金など自己資本の中でどれくらい

固定資産分をカバーしてるのか考える指標で

この指標は小さいほどいいんですが、

逆にあんまり建物とか備品とか固定資産がない会社は小さくなりやすい気がする。

安全性の分析で使います。

これが100を超えたら外部の誰かがお金出していることがわかる。




5.流動比率

=流動資産/流動負債

流動的な資産と負債の比を取って支払能力を考えます。

200%以上がいいんですが、

100%が少なくとも必要だとのこと。


参考文献:

最短合格のためのスピード問題集(2 2010年度版)
¥1,470
楽天

※モバイル非対応