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誰しも同一結果 そのため定番的なメッシュパターンを利用します

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簡単ポン 誰しも同一結果 定量評価技術として この2つは譲れないところ。

ですが相手が3次元立体。それをメッシュで刻み、条件設定した上、2つを守るのはなかなか大変です。
手法は到って鈍臭く定番的な形に分解し、そこに図のようなメッシュを当てはめます。
常時一番良いメッシュが形成されるよう、スクリプトを組みます。大変面白いところでもあります。

当てはまらない形状もあります。例えば先月紹介の歯車は、シャフト部は円ですが、刃先とか変な形です。
その場合はどうするか、いいますと、必死こいて考えて、フィットするメッシュパターンを決めます。
そして(歯数など)数値入力でメッシュ可変になるよう設定します

メッシュを使わない方法も最近はあります。解析のシビア差を要求される接合部は、うまく処理できない思われます。
逆に言えば接合がない問題はOK。 接合がない問題は、FEMでも割合雑なメッシュでOK。
緩い課題と言えます。フリーで束縛するものがないため、緩いのですが。



使いこなす必要のない 電卓感覚のCAE作成に必須なもの2つ

電卓感覚のCAE作成には

1】 簡単入力で作成される可変自在なメッシュモデル
2】 節点・要素・要素面番号の選択抽出&条件設定を 形状変化に追従して自動で行える機能

この2つがあればOKです    逆にこの2つが揃わない場合、煩雑な手作業を伴うCAEとなります。

CADをフロントにすると 2】がかなり苦しくなります。
構造計算ですと接触問題などに事例偏在なのはそのためです。
流体などは、入口・出口さえ設定すれば何とかなる問題も多く、事例が多いのでないでしょうか。

スクリプトによるメッシュ作成ですが  2】が抜群に得意  1】はケース次第です
アセンブリモデルなどには抜群に強いですが、ややこしい成型形状などは絶望。

結局 2】が効いてきまして・・・簡単入力・誰がやっても同一解。
電卓感覚CAE構築は、スクリプトしか手がない思います

抽出をもう少しくどく 下らないことに手間と時間がかかるのがCAEの実態で・・。

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下らん作業に時間要し、低効率なのがCAEの実態です
キーボードとマウスでは手に負えないのが実は三次元の立体データ。図はボタン操作での選択例
数行の命令を記述登録してボタン操作化させています。 命令の羅列をスクリプトと呼びます。

CAEで、選択は大変重要です。抽出選択いいましても、節点選択か要素なのか、要素全体か表面か
色々ですが何かと必要になります。それをマウス操作でガサゴソやってると時間食って疲労と供に一日終了。
ですがスクリプトを使うと簡単。 聞いた話で、スクリプトを使うのはCAE技術者の一割程度らしいですが