使いこなさない、使えるCAEのブログ -198ページ目

契約書精査を商談の最初に行うと ビビッて来ることでしょう

知人「一体どのソフトがええん?」
私 「いやー、ソフトそのものより、契約内容ですよ。 良し悪しは契約書次第です」

保守費用を別紙に記載する
別紙は差替え可能とする
プロテクトは機種縛り(永久使用権ではない)

契約書は商談の最後に出して来ますかね。
この3点セットあたりで、ユーザーを締上げて行きます。

それがない製品は良い製品。
私はNISASOFTWAREやNEiNASTRANなどを利用しています。

良心的な会社は、収益基盤が弱く、結構潰れてしまいますので注意。
潰れる前に真の永久使用権を確保。
(USBキーよりパラレルポートの方が頑丈でしょうか?)

契約書に細工を仕込んでおくような、がめつい所が生き残ります
いうか最近は契約書を発行せず、インストール時の表示で済ませるようで、益々注意。
ほいで、ペンシルベニア州やメリーランド州の法律適応云々かんぬん、精査しようにどうしようもないか・・。

万事適当、現物合わせが、ものづくりの真髄

欧州や米国を見て「アチラはものづくりを全然判ってない」
なんてエラそうに断罪するのはアホでしょうか。
船舶とか航空とか工業圧力容器とか、規格は全て海外。
先方からすれば日本の方がクレージーみたいです。


「仕事を定義する」 そういった概念は日本人に殆どないのですが、
その概念形成支援みたいなCAEは、チンプンカンプンです。

頼めば適当にやってくれる
そういう人が机を向合わせて仕事してる環境では、
適当モサモサすり合わせ。  それでOKです。

「ちょーこんなん作って欲しいねんけど」

「面倒っ臭いなぁー ほいでもコレ。うまい事行ったら行けっかも知れんナー」

こんな感じでやってたりして、
最近は成果主義で足の引張合いで殺伐。日本企業も仕事定義が・・。

ナカナカうまくいかない  ×ρ×)

打合わせ後、ものづくりのための計算工学 研究会に出てきました
CAE=技術計算は幅広く、情報収集は欠かせません。
私の場合は、トレンド・世間動向・流行的なもの、一切無視ですが。
私は弱小超零細 明確でないと客が来ません
使える定量評価術・スキル依存なし・馬鹿でも使える・組織共有・企業資産となるCAE

そんなキーワードでやってます。研究会はそれと別世界の異空間でした


海外は、現象全貌を絶対把握できる、しなきゃならない。
執念みたいなものを感じます。
現コンピュータ能力+ソフト技術を結集すれば、結構できますからね。

日本的感覚は、コンピューターで頑張りゃあ何とかなるんだろうが
難儀だし面倒だし、現象は厄介で複雑 人も金も必要 (だけどない)
出来る所からボチボチ。 1つ2つでも現象把握できて、設計応用できればOK。
そんな感じでしょうか。
ある面淡白でしょうか。  CAEに淡白でも、モノを作込む執念は日本が上かも知れません。


執念は重要。 淡白だと、何の成果もでなかったりします。   とはいえ・・。

「こんなの何が成果なんだろう?」 不思議不思議な技術計算が海外に沢山あります。
影響されるのが吉か?されないのが吉か? ウーム

CAEは基本異文化で注意でしょうか
発表して海外で大反響。 調子にのって研究進め 結果クビクビ or 配置転換=定番コースです