使いこなさない、使えるCAEのブログ -197ページ目

馬鹿でも優秀設計。日本式の海外輸出が面白い思うですが・・。欧米の転職社会では無理か

機械系ですと

優秀な設計者 = レイアウトのイマジネーションが多彩・先を読む知力・粘り
優秀な設計者 = 基本理論知識あまりなし 少々程度です

理論知識は役立たんこともないのですが
難解で間違いの元でもあり、補足で少しいう感じ。
理論あまり使わず、馬鹿でも上手に設計 それが日本式高品質の元と思います

設計標準みて、「アレっ おっかしいなー この設計 変えた方が性能出るんじゃないの?」
いうことで工作室でオリジナル自作ガリガリ。
結果は全く性能出ず。 設計は甘くなく、考えると大抵失敗です。
「他社品真似ると性能出て、自分でやったら性能出ない」 そんな話もよくあります。

設計者が、その技量に頼り、設計すると
フランス車・イタリア車みたいに、担当者次第 っちゅう感じにならんですかね

CAEの敵は・・・CAEに染まること

CAEの敵は 「CAE実施者が、CAEに染まってしまうこと」  かも知れません
設計者感覚を喪失し、コンピュータ馬鹿・計算馬鹿とか揶揄されます。
CAE知らなかった頃の方が、技術者として実は優秀だったりして・・。^^)

CAEに限ったことでないですが。
ベテランが素人感覚喪失。一般人の感覚がわからなくなる。コミュニケーション取れなくなる。
ニーズ把握できなくなる。 潰れる定番原因だそうです。


私なんてフニャフニャ会社やってますが、一番大事なのは素人感覚 かも知れません
お客様は、( CAE知らない )設計者さんが多いですし。

適合格子で自在可変、それに似たコンセプトがない不思議 そのうち真似されるかな

「似たコンセプトはないかな」 時々探すのですが、 見つからんですね。

これはステントと呼ばれる 血管を拡張する医療器具のメッシュ。
MaProMeshではないのですが、スクリプトで作成されたもの、欧州の名門大の医学部で手がけてるものです。
調べるとステント専用いう感じ。意外と融通性なく、事例が他は後2つ3つしかなかったです。$使いこなさない、使えるCAEのブログ